杉咲花、劇場アニメ「ぼくらのよあけ」主人公の声優に抜擢「演じることの難しさを改めて感じました」
2022.07.05 06:00
views
女優の杉咲花が、10月公開の劇場アニメ「ぼくらのよあけ」で主人公の声優を務めることが決定した。
劇場アニメ「ぼくらのよあけ」ティザービジュアル第2弾解禁
本作は、2049年・夏の団地を舞台に、未知なる存在を宇宙に帰す壮大な子どもたちの極秘ミッションが繰り広げられる。ティザービジュアル第2弾は、団地を背に空を見つめる少年・悠真と人工知能搭載家庭用ロボットのナナコ、そして「団地発、宇宙行き」というキャッチコピーと共に、団地の屋上には夕暮れの空に波紋を広げる謎の光が描かれている。
劇場アニメ「ぼくらのよあけ」特報第2弾公開
杉咲花、劇場アニメ「ぼくらのよあけ」主人公の声優に抜擢
本作の主人公で、阿佐ヶ谷団地に住み宇宙とロボットが大好きな小学4年生の沢渡悠真役には、『湯を沸かすほどの熱い愛』、NHK連続テレビ小説「おちょやん」、ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」など話題作に数多く出演、若手随一の確かな表現力で高い評価を受ける俳優・杉咲。『思い出のマーニー』(14)、『メアリと魔女の花』(17)、『サイダーのように言葉が湧き上がる』(21)にて声優としても確かな実績を重ねている杉咲が、前代未聞の極秘ミッションに挑む少年を演じた。沢渡家の人工知能搭載家庭用ロボットのナナコを演じるのは、人気と実力を兼ね備えた悠木碧。アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目まどか役、アニメ「ポケットモンスター ベストウイッシュ」アイリス役、『君の名は。』名取早耶香役など、目覚ましい活躍を続ける悠木が空中を浮遊し悠真の世話を焼くロボット役に。
監督を務めるのは黒川智之監督(「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ(15~)演出、「龍の歯医者」(17)総演出)、脚本を佐藤大氏(劇場アニメ『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』(21)、「交響詩篇エウレカセブン」シリーズ(05~))、アニメーションキャラクター原案・コンセプトデザインはpomodorosa氏(「LISTENERS リスナーズ」(20)キャラクター原案、「デカダンス」(20)キャラクターコンセプトデザイン)、アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督を吉田隆彦氏(「はたらく細胞」(18)キャラクターデザイン・総作画監督、「弱虫ペダル」(13)キャラクターデザイン・総作画監督)、音楽を横山克氏(「フルーツバスケット」(19~)、映画『ちはやふる -結び-』(18)、連続テレビ小説「わろてんか」(17))、そしてアニメーション制作はゼロジー(Netflix「天空侵犯」(21)、「さんかく窓の外側は夜」(21))が担当する。
杉咲花、主人公を演じた感想振り返る
杉咲は「自分が価値を感じるものを信じ、守り、願い続ける悠真という人物を大切に演じなければと思うと緊張感がありました」と今回のオファーの心境を明かし、「アフレコスタジオという極めて静かな空間のなかで、気持ちの変化を感じとりながら演じることの難しさを改めて感じました」と主人公を演じた感想をコメント。ナナコ役を演じる悠木は「原作ファンの方も、今から知っていただく方も、きっと楽しんで頂ける作品になっています!人じゃないもの達が描かれるからこそ、人の人らしさが、いいところも悪いところもひっくるめて、描かれているので、劇場で、体温を感じてもらえたら嬉しいです」と本作の思いを語った。(modelpress編集部)
沢渡悠真役:杉咲花コメント
― 今回の出演オファーを受けた際の感想を教えてください。自分が価値を感じるものを信じ、守り、願い続ける悠真という人物を大切に演じなければと思うと緊張感がありました。
― 実際に演じてみた感想を教えてください。
アフレコスタジオという極めて静かな空間のなかで、気持ちの変化を感じとりながら演じることの難しさを改めて感じました。ですが、素晴らしい声優陣のみなさまと同じ時間を共にさせていただけたことで、たくさんの発見と感動をいただいた特別な時間になりました。
― 本作を楽しみに待って頂いている皆さまへ一言お願い致します。
こどもとおとなの狭間で地団駄を踏む悠真たちにとっての大きな冒険、小さな一歩を見届けられる物語だと思います。儚い出会いや鮮やかなひとときに触れられたとき、きっとあなたも、大切なものを抱きしめたくなるはずです。
ナナコ役:悠木碧コメント
― 今回のオファーを受けた際の感想を教えてください。人ならざるものと人の織り成すお話が大好きなので、オーディションを受けた時からワクワクしていました。ナナコで合格したと連絡を受けた時は本当に嬉しかったです!とにかくお話が素敵なので、収録の日がとっても楽しみでした!
― 実際に演じてみた感想を教えてください。
いわゆるロボット系の子を演じる時って、その子がどのくらい高度な文明で作られているかによって、ロボ度が変わるので、さじ加減を調節していきました。こんな未来があったらいいなぁと思ってもらえる雰囲気に仕上がったんじゃないかと思います!
― 本作を楽しみに待って頂いている皆さまへ一言お願い致します。
原作ファンの方も、今から知っていただく方も、きっと楽しんで頂ける作品になっています!
人じゃないもの達が描かれるからこそ、人の人らしさが、いいところも悪いところもひっくるめて、描かれているので、劇場で、体温を感じてもらえたら嬉しいです。
ストーリー
「頼みがある。私が宇宙に帰るのを手伝ってもらえないだろうか?」西暦2049年、夏。阿佐ヶ谷団地に住んでいる小学4年生の沢渡悠真は、間もなく地球に大接近するという“SHlll・アールヴィル彗星”に夢中になっていた。
そんな時、沢渡家の人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコが未知の存在にハッキングされた。
「二月の黎明号」と名乗る宇宙から来たその存在は、2022年に地球に降下した際、大気圏突入時のトラブルで故障、悠真たちが住む団地の1棟に擬態して休眠していたという。
その夏、子どもたちの極秘ミッションが始まった―
【Not Sponsored 記事】