「狐晴明九尾狩」初日舞台挨拶に登壇した吉岡里帆、中村倫也 (C)モデルプレス

中村倫也、“抜け殻状態”の吉岡里帆を目撃「楽しくて好きでした」<狐晴明九尾狩>

2022.06.24 18:43

ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」初日舞台挨拶が24日、都内で行われ、主演の中村倫也、共演の吉岡里帆、向井理が登壇。中村が吉岡の稽古中の様子に触れる場面があった。

  

中村倫也主演「狐晴明九尾狩」

吉岡里帆、中村倫也、向井理(C)モデルプレス
本作は中島かずき描き下ろしによる伝奇時代劇。これまで小説、漫画、ゲームと数多くの作品が生み出されてきた安倍晴明だが、そこは“劇団☆新感線”。晴明伝説にスパイスを加え、新感線らしいアクション、歌、ダンス、笑いを盛り込み、演出のいのうえひでのりが伝奇ファンタジーとして創り上げた。

吉岡里帆「ずっと節々が痛かったです」

吉岡里帆 (C)モデルプレス
吉岡里帆 (C)モデルプレス
今回、“劇団☆新感線”に初参加となった狐霊のタオ役を演じた吉岡は「私はすべてが初めてだったんですけど、劇団員のみなさまもすぐに仲間に入れてくださって、稽古も本当に楽しかったです」とコメント。

「本番を迎えてから“劇団☆新感線”をずっと追いかけてこられたファンのみなさんの反応というか、温かさみたいなものも劇場で感じて、参加できて本当に光栄だなと思いました」と目を輝かせた。

吉岡里帆(C)モデルプレス
一方で「でも本当に節々が痛かったですね。ずっと節々が痛かったです。それがずっと心に残っています」と言及。「終わってから半年くらい“節々が痛いな”みたいな感じだったんですけど、強くなっていくのを実感するようないい痛みで、やりきった感のある痛みでした」と回顧した。

身振り手振りで表現する吉岡里帆 (C)モデルプレス
狐の衣装について吉岡は「想像していた狐とちょっと違いました」といい、「尻尾と耳の重さに殺陣の動きがついていかないときがあって、稽古のときは軽い発泡スチロールみたいな尻尾をつけてやっていたんですけど、本番用のものをつけた瞬間に急に難易度が上がって、励まされながら頑張っていました」と苦労を明かした。

中村倫也、吉岡里帆を絶賛

中村倫也 (C)モデルプレス
また、吉岡について中村は「すごかったですよ。新感線のメインで出る女の人のキャラに求められる要素ってまあ大変なんですよ。コミカルもそうだし、愛嬌もひたむきさもそうだし…。それをやるにはめちゃくちゃ体力を使うし、芝居でも体力を使うし、立ち回りも多いので相当大変なことを新感線は客演の女優さんに求めているんですけど、(吉岡は)最初それをわかっていなかったんです」と笑顔。

吉岡里帆 (C)モデルプレス
「(吉岡は)人に弱いところを見せない人なので、『大丈夫です!』って言って大丈夫じゃない状態になっていくのも見てたし、でも一生懸命やれる人って数少ないだろうなって思ったし、立派な女優さんだなって」と絶賛。これに吉岡は「ありがたきお言葉です」と照れ笑いを浮かべた。

中村倫也、“抜け殻状態”の吉岡里帆を目撃

吉岡里帆、中村倫也(C)モデルプレス
続けて中村は「やることが多いので、頭が追いついていかない、体が追いついていかないみたいな状態の里帆ちゃんを稽古中も本番中も何回も見ましたね。その抜け殻みたいな状態が僕は見ていて楽しくて好きでした(笑)」と打ち明けた。

吉岡里帆 (C)モデルプレス
これに対し、吉岡は「燃え尽きすぎて灰みたいなっている日が何日かあって…。やることが本当に多いんですよ。いのうえ(ひでのり)さんの演出って人間離れしたことを人間ができると信じている感じだから、こっちも『やります!』『プロだし頑張るぞ』って」と当時の心境を回顧。

中村倫也 (C)モデルプレス
吉岡里帆 (C)モデルプレス
中村は「本番中も何回かここで頑張って動いてセリフを言っている里帆ちゃんがいるけど、魂はどこかに出ていっているなっていう瞬間が。幽体離脱ってこうやるんだと思いました(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑った。(modelpress編集部)


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