映画「余命10年」ジャパンプレミアに登壇した坂口健太郎 (C)モデルプレス

坂口健太郎、今後10年でしたいことは“断捨離”「手放せる力は必要」<余命10年>

2022.01.24 22:36

俳優の坂口健太郎が24日、都内で行われた映画「余命10年」(3月4日公開)のジャパンプレミアに、小松菜奈、山田裕貴、奈緒、黒木華、原日出子、松重豊、メガホンをとった藤井道人監督とともに出席。坂口が『これから10年間でやっておきたいこと』を明かした。

  

“涙よりも切ない”恋愛小説として発売以来SNSを中心に反響が広がり続けている原作ベストセラーを藤井監督が映画化。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた高林茉莉(小松)と、生きることに迷いながらも茉莉と出会い、恋に落ちていく真部和人(坂口)の人生が交わるとき、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す。茉莉と同じく難病を抱え、小説の文庫化を待たずして亡くなった著者の想いを引き継ぎ、最旬実力派の小松と坂口が全身全霊で演じる、感動作となっている。

坂口健太郎、これから10年でやっておきたいことは?

(左より)藤井道人監督、原日出子、奈緒、坂口健太郎、小松菜奈、山田裕貴、黒木華、松重豊 (C)モデルプレス
「一昨年からこの作品に携わってきて、初めて見ていただいたお客様の前で話すんですけど、撮影しているときはすごく宝物のような時間でした。本当に生き切ったなというか、完成したものを見ても、自分でもここまで感情が溢れることがあるんだなって、そこにも驚きはしたんですけど、この作品で茉莉ちゃんと周りの方々の愛が溢れた作品になったと思います」と仕上がりに自信を覗かせた坂口。

『これから10年間でやっておきたいこと』を発表する坂口健太郎 (C)モデルプレス
『これから10年間でやっておきたいこと』を質問されると、坂口は“断捨離”と回答。「今ちょうど30歳なんですけど、変なメッキとかを付けたくないなと思って、たくさんお仕事をいただいて、人の目に触れたりすることで、勝手に自分の中で変なメッキを自分につけちゃっているんじゃないかって思うときがときどきあるんですよね。それを10年後はちょうど40歳なので、それまでに手放せる力は必要だなと思っています」と説明し、「これからもいろんな仕事をしていく中で、自分についてしまったメッキをいつでも捨てられるような考えでありたいなと思いました」と語った。

山田裕貴、アドリブを炸裂

奈緒、坂口健太郎、小松菜奈、山田裕貴 (C)モデルプレス
小松と坂口に加え、山田と奈緒との4人のシーンも多かったそうで、印象に残っているシーンを聞かれた坂口は「4人のシーンは割と楽しいシーンが多かったですね。海で撮影をしたり、家族のシーンで4人でご飯を食べながらトランプをしたり。4人でお芝居をしているときに時間の経過を感じるんですよね。4人の撮影はにこにこ楽しく撮っていた印象がありましたね」と笑顔を見せ、「僕がトランプで負けまくったんですよ。絶対勝てないババ抜きをしたりしました」と振り返った。

坂口健太郎、小松菜奈、山田裕貴 (C)モデルプレス
これに、小松は「(山田演じる富田)タケルが、お花見のシーンで『桜も満開!俺も満開!』って言っていました。それにすごく笑って、タケルの存在ってこの4人でいるときも大きくて、常に笑わせてくれるというか、アドリブはめちゃくちゃ大変だったと思うんですけど、たくさん使ってほしいなって思いました(笑)」と山田を労うと、山田は「たぶん台本の文字量よりもアドリブの量の方がしゃべっているかもしれないですね」と打ち明けた。

坂口健太郎 (C)モデルプレス
坂口健太郎、小松菜奈 (C)モデルプレス
フォトセッション後には、登壇者へのサプライズ演出として、会場に桜の花びらが舞い降り、観客がピンクのペンライトを灯し、キャスト陣を驚かせた。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 赤楚衛二&坂口健太郎主演「ヒル」鬼気迫るポスタービジュアル解禁 最新予告映像も公開

    モデルプレス

  2. 「おかえりモネ」公式SNSの終了日発表 清原果耶&坂口健太郎2ショットも公開

    モデルプレス

  3. 「ハンオシ」清野菜名&坂口健太郎、“ペアルック”で寄り添うオフショット公開に「美男美女」「ロス再来」の声

    モデルプレス

  4. 坂口健太郎が“愛情の人”と言われる理由 今だから語れる“負の連鎖”の時期と変わった感じ方<インタビュー>

    モデルプレス

  5. 清原果耶「おかえりモネ」坂口健太郎と仲良く寄り添う“菅モネ”2ショット公開「新年早々幸せすぎ」「尊い」とファン歓喜

    モデルプレス

  6. 1月の表紙は坂口健太郎 モデルプレス独自企画「今月のカバーモデル」

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 4月のカバーモデルは「片思い世界」広瀬すず・杉咲花・清原果耶

    特集

  2. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  3. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  4. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  5. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  6. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    SNSで話題「恋に至る病」実写映画化 “未解禁”W主演キャストによるティザー映像公開

    モデルプレス

  2. 02

    吉沢亮&横浜流星、にらみ合い・可憐に舞う姿…「国宝」場面写真公開

    モデルプレス

  3. 03

    Snow Man渡辺翔太、“事故物件”紹介され震え上がる予告映像&ビジュアル解禁【事故物件ゾク 恐い間取り】

    モデルプレス

  4. 04

    鈴木亮平、映画初共演・有村架純はデビュー初期から「存じ上げていました」兄妹役で感じた“相性のよさ”【花まんま】

    モデルプレス

  5. 05

    玉木宏&二宮和也のアフレコ映像解禁 「にゅう」「ぱる」のワンワードでさまざまな感情を表現【シナぷしゅTHE MOVIE】

    モデルプレス