池松壮亮・伊藤沙莉、コロナ禍での映画撮影を振り返る「すごくいい意味で忘れられた瞬間もありました」<第34回東京国際映画祭>
2021.10.30 20:21
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映画「ちょっと思い出しただけ」に出演する、俳優の池松壮亮と伊藤沙莉が30日、東京国際フォーラムにて行われた「第34回東京国際映画祭(TIFF)」のオープニングイベントに松居大悟監督と共に登壇した。
第34回となる今回は、東京国際フォーラムにてレッドカーペットアライバル、オープニングセレモニーが行われた。
撮影現場で印象に残っていることを問われた池松は「本当にこういう時期になんて言うんでしょう、自分の人生、自分の過去、自分の記憶に触れる機会が世界全体で多かったと思うんですね。そういうことについての映画になるように松居さんやスタッフと皆で人生の記憶を持ち寄って。過去に色々あったけど今は大丈夫だっていう映画になればと」と映画を作り上げた日々を回想。
撮影はコロナ禍で行われたというが、そのことについて質問された伊藤は「コロナ禍っていうことをすごくいい意味で忘れられた瞬間もありましたし(劇中の)時間軸が長めで…6年前から今にかけて生活の仕方に変化があるしそういうところも人間関係の変化に繋がっていると思うので、感慨深いと思いながらやってました」と現実と劇中にリンクすることについても語った。
世界がコロナ以前に戻れないように、二度と戻れない愛しい日々を、“ちょっと思い出しただけ”。
1.コロナを越えたその先の映画の在り方を考えていく
2.国際映画祭として「国際」色を高めていく
3.男女平等、環境保全などSDGsへ積極的に取り組んでいく
上記目的をふまえつつ、今年は大きなテーマの1つとして「越境」というコンセプトを掲げる。コロナによるコミュニケーションの断絶、男女差別、経済格差、国際紛争、色々なボーダーが世界にはあると思われるが、そういったものを乗り越えて、さらにその先にある映画の姿を観て頂きたいという思いを持って開催に臨むとしている。(modelpress編集部)
撮影現場で印象に残っていることを問われた池松は「本当にこういう時期になんて言うんでしょう、自分の人生、自分の過去、自分の記憶に触れる機会が世界全体で多かったと思うんですね。そういうことについての映画になるように松居さんやスタッフと皆で人生の記憶を持ち寄って。過去に色々あったけど今は大丈夫だっていう映画になればと」と映画を作り上げた日々を回想。
撮影はコロナ禍で行われたというが、そのことについて質問された伊藤は「コロナ禍っていうことをすごくいい意味で忘れられた瞬間もありましたし(劇中の)時間軸が長めで…6年前から今にかけて生活の仕方に変化があるしそういうところも人間関係の変化に繋がっていると思うので、感慨深いと思いながらやってました」と現実と劇中にリンクすることについても語った。
映画「ちょっと思い出しただけ」
怪我でダンサーの道を諦めた照生てるおとタクシードライバーの彼女・葉よう。めまぐるしく変わっていく東京の中心で流れる、何気ない 7月26日。特別な日だったり、そうではなかったり…でも決して同じ日は来ない。世界がコロナ以前に戻れないように、二度と戻れない愛しい日々を、“ちょっと思い出しただけ”。
「第34回東京国際映画祭」
同映画祭は今年からメイン会場を六本木から日比谷・銀座・有楽町エリアに移転し、プログラマーの交代による部門改変も行い、大きくギヤチェンジ。1年半以上に及ぶ新型コロナウイルス禍は映画業界にも大きな影響を与えているが、今年も以下の目的を掲げ、映画館でのフィジカルな上映を基本として実施していく予定。1.コロナを越えたその先の映画の在り方を考えていく
2.国際映画祭として「国際」色を高めていく
3.男女平等、環境保全などSDGsへ積極的に取り組んでいく
上記目的をふまえつつ、今年は大きなテーマの1つとして「越境」というコンセプトを掲げる。コロナによるコミュニケーションの断絶、男女差別、経済格差、国際紛争、色々なボーダーが世界にはあると思われるが、そういったものを乗り越えて、さらにその先にある映画の姿を観て頂きたいという思いを持って開催に臨むとしている。(modelpress編集部)
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