柄本佑、黒木華(C)モデルプレス

黒木華、不倫夫役の柄本佑はチャーミング「右往左往している姿がかわいらしい」<先生、私の隣に座っていただけませんか?>

2021.08.25 20:32

女優の黒木華が25日、都内で行われた映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」(9月10日公開)の完成報告会に、W主演の柄本佑、共演の金子大地、奈緒、メガホンをとった堀江貴大監督と登壇した。

  

黒木華&柄本佑「先生、私の隣に座っていただけませんか?」

奈緒、柄本佑、黒木華、金子大地、堀江貴大監督(C)モデルプレス
『嘘を愛する女』(18)や『哀愁しんでれら』(21)などクオリティの高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM」(2018)の準グランプリ作品に輝いた『先生、私の隣に座っていただけませんか?』を映画化した本作。

物語は、漫画家の佐和子(黒木)がある日突然、「不倫」を題材に新作漫画を描くと言い出すところから動き出す。そこにはそっくりそのまま自分たち夫婦が描かれ、佐和子の担当編集者(奈緒)と不倫をしていた俊夫(柄本)は、佐和子にバレたかもしれないと精神的に追い詰められていく。さらに漫画は、佐和子と自動車教習所の先生(金子)との淡い恋へと急展開。俊夫は恐怖と嫉妬に震えながら漫画を読み進めていくが…。「現実と漫画の世界、ウソとホンネが交錯する漫画家夫婦の心理戦」に加え、誰しもが身に覚えのある男女感のズレがユーモラスに描かれ、「結婚5年目夫婦」の“あるある”も、大きな見どころのひとつとなっている。

黒木華、不倫夫役の柄本佑はチャーミング

柄本佑、黒木華(C)モデルプレス
最初に脚本を読んだ際の感想を求められた黒木は「単純にストーリーが面白いと思って、登場人物全員が魅力的ですし、佐和子さんと俊夫さんの関係性というのが気になって、ゾクッとしながら読みましたね」と回顧し、「漫画と現実の行き来をどういう風に映像でやっていくんだろうって気になりました」とコメント。“現実の世界”と“漫画の世界”をどう演じ分けていたのか追求されると「(漫画の世界は、現実世界の)俊夫さんといるときより感情が出やすくなるという相談を監督にさせていただきました」と明かし、堀江監督は「黒木さんに繊細に2面性を演じていただきました」と感謝した。

黒木華(C)モデルプレス
また、奈緒演じる編集者の桜田千佳と不倫をしている夫の俊夫が、漫画を読んであたふたしている姿をどう見ていたのか聞かれた黒木は「チャーミングだなって思っちゃいましたけどね(笑)。本当に(不倫に)向いていないじゃないですか。右往左往している姿がかわいらしいと思いました」と語り、俊夫を演じる柄本から「憎めないだろ?」と声をかけられると、黒木は「憎めない(笑)。“もう…。だからー!”って思いました」と笑顔を見せた。

金子大地、黒木華とのシーンで緊張

黒木華、金子大地(C)モデルプレス
漫画の世界で佐和子と淡い恋へと急展開する自動車教習所の先生・新谷歩役を演じる金子は、黒木と車内での撮影が多かったそうで、現場でのエピソードを聞かれると「教習所の先生の役なので、ガチガチになった佐和子を優しくリードする役だったんですけど、実際は逆で、ガチガチになった僕に優しく声をかけてくれる黒木さんがいて、『先生』って呼びたくなるくらいで、もっとリードできたらなと思いました。緊張していた僕をほぐすような、優しい雰囲気を作ってくださいました」と感謝すると、黒木は「そんな(緊張している)イメージはなかったんですけど、そうだったんですね」と返し、これに金子は「このコメントすら優しいなあって思いますね」と吐露した。

奈緒(C)モデルプレス
さらに、桜田千佳役を演じる上で心がけたことを尋ねられた奈緒は「最初に監督ともお話をしたんですけど、不倫相手という設定ではあるんですけど、人間として竹を割ったような不倫をしている人だなと思って、千佳さんの愛は、もちろん俊夫先生も好きだけど、佐和子先生のことも好きで、もっと言うと漫画が1番好きという作品愛に溢れた人だったので、そこだけ握りしめて、あとは現場で楽しもうって思っていました」と打ち明け、「ただ、俊夫さんは不倫常習犯の方ではないので、最初に選んだ不倫相手がちょっと珍味すぎるんじゃないかなと思って、奥さんの担当編集ですし、千佳さんもすごいなと思っていましたけど、俊夫さんも憎めない人だなと思いました」と語った。

黒木華ら“この夏に経験した爽快だったこと”明かす

黒木華(C)モデルプレス
イベントでは、柄本がプロモーション中に『本作をひと言でいうとどんな映画?』と聞かれ、その答えが本作のキャッチコピーにもなった“爽快・快活・健康的・不倫ムービー”にちなみ、“この夏に経験した爽快だったこと”を質問されると、黒木は“舞台でフライングをしていること”と書き「私は今、舞台をやっていて、空を飛んでいるんですけど、それがけっこう爽快ですね。高いところが好きみたいで爽快ですね」と声を弾ませ、“オリンピック”を挙げた金子は「朝起きてニューとか、ネットニュースと見て“○○がメダルを取った”とか、気持ちよく過ごせたました。いろいろ見させていただいたんですけど、頑張っている人を見ると、すごくポジティブになれるというか元気になれて爽快でした」とニッコリ。

金子大地(C)モデルプレス
“VRダンス”と答えた奈緒は「VRを買いまして1人でやっているんですけど、ジムとかに通っていないのでVRでダンスをするエクササイズがあるんです。その舞台がクラブで、いっぱい人がいて、クラブにも行ったことがないので、VRを見て“クラブってこういうところなんだって”って思って、向こうから『踊ろう』って誘われて、うまく踊れると『あなた最高!連絡先交換しよう』って言われるんです(笑)。すごく爽快で、部屋で1人踊っています」と打ち明けて笑いを誘い、ちゃんと踊れているのか追求されると「この間、初めてVIPルームみたいなところに行きました!レディー・ガガを流しながら踊っています」と胸を張った。(modelpress編集部)

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