鶴嶋乃愛、1年ぶり「仮面ライダーゼロワン」イズ姿に喜び<ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー>
2021.08.12 20:34
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「ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー」(8月27日公開)の完成披露舞台挨拶が12日に都内で行われ、岡田龍太郎、井桁弘恵、鶴嶋乃愛、桜木那智、中川大輔、砂川脩弥、山口大地、中山咲月、筧昌也監督が来場した。
鶴嶋乃愛、約1年ぶりのイズ衣装
本作は、特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」シリーズのその後を描いた「ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷」の続編。仮面ライダーバルカン/不破諫と仮面ライダーバルキリー/刃唯阿の最終決戦が描かれる。井桁の申し出によって役衣装で登場した一同。井桁が「みんな、この衣装がしっくりくるので、来てくださったみなさんも喜んでくださると思ったのですが、いかがでしょうか」と客席に向かって問いかけると、観客は盛大な拍手でレスポンス。秘書・イズ役の鶴嶋は、「去年の秋にVシネの撮影が終わってからは着ていないので、うれしいというか楽しいです」と喜ぶと、「耳とかもつけているので、ちゃんとAIっぽくしないと!となります」と背筋が伸びる思いがあることも明かした。
「仮面ライダーゼロワン」の劇場版から1年後のイズを演じたことについては、「イズちゃんは新しくなったので、そこから1年というと或人との関係性も徐々に出来上がってきている状態なのかなと思いました。なので、或人にいろんなことを教えられつつ、諫と関わったんだろうな…と思いながら演じました」と思い返した。
岡田龍太郎、バイクに乗るシーンを提案「不破諫は最後まで不破諫」
スーツ姿で登壇した仮面ライダーバルカン/不破諫役の岡田は、「やっと届いたか…という感じです。撮影したのが1年近く前で、それからずっと温めて、みなさんに届くことを待ち望んでいたので、無事に出せたことが本当にうれしいです」と感無量の面持ち。撮影においては、岡田から提案した演出があったそうで、「バイクに乗るシーンは、衣装合わせの時に提案させていただきました。というのも、不破諫はいつも、なぜか車より先に走って来たり、森から走って出て来たり、そういうことしかしていませんでした。でも、今回は王道な作品という印象があったので、『仮面ライダーなのでライドさせてください』とお願いしたところ、追加していただきました」と説明した。
筧監督は、「衣装合わせの時は(出演者から)役やセリフの相談が多いので、岡田くんはこだわりがあると聞いていたから、すごい構えていたけど、開口一番『バイクに乗りたいです』と言われて、『えっ!?』とびっくりしました。でも、(仮面ライダーバルカンは)一人でいる時間が多いキャラクターだったから、バイクはめちゃくちゃアリだなと思いました。むしろ、脚本づくりの中で入れられなくてすいません…という思いにもなったので、撮らせていただきました」と当時の様子を語った。
充実した撮影を振り返る岡田は、最後に「不破諫は最後まで不破諫だと思います。今、カオスな時代ですけど、こういうときに励ましてくれるのが、みんなの中にいるヒーロー像だと思います。そういう状況に少しでも力添えできる作品になっていたらと思います」と呼びかけた。(modelpress編集部)
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