Cocomi(C)モデルプレス

Cocomi、工藤静香&Koki,らと涙 声優担当映画鑑賞で「見たあとに目が充血して…」<漁港の肉子ちゃん>

2021.05.26 21:30

劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(6月11日公開)の完成報告会が26日、都内で行われ、お笑いタレントの明石家さんま、女優の大竹しのぶ、モデルで音楽家のCocomi、声優の花江夏樹、子役の稲垣来泉、メガホンをとった渡辺歩監督が出席した。

  
明石家さんまが、直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』は、漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃん(CV:大竹)とキクコ(CV:Cocomi)の秘密がむすぶ感動のハートフルコメディ。



明石家さんま、大竹しのぶとイベント共演で「再婚したほうがいいんですかね?」

明石家さんま、大竹しのぶ(C)モデルプレス
ステージに登壇したさんまは「久々の記者会見のような席で、隣に大竹さんがいらっしゃって…再婚したほうがいいんですかね?」とコメントして会場を沸かせ、「2年前から同じマンションでした。しーちゃんって呼んでいます。こっちはさんちゃんです」と告白。「5年越しに『漁港の肉子ちゃん』が完成しまして、自分の口で言うのはおかしいんですが、たぶん100点をいただいてもいい作品になりましたので、みなさんに見ていただきたいと思います」とアピールした。

明石家さんま、大竹しのぶ(C)モデルプレス
続いて、大竹は「本当にいい映画です。(肉子役が)なんで私なんだろうって最初は思ったんですけど、原作も読んですごく素敵だったし、出来上がった映画も本当に良くて、こんないい映画を作る人だったんだってびっくりしました(笑)」とプロデューサーのさんまを絶賛し、「こういう時期ですけど、映画館が開いて安心な状況で映画を見ていただけることを、強く強く希望しております」と力を込めた。

Cocomi、人生初の舞台挨拶

Cocomi(C)モデルプレス
本作で声優初挑戦となったCocomiは、緊張した面持ちでマイクを握り「神秘的な美しさで、心に触れるハートウォーミングな作品です。(世間的に)落ち込んでいる今、見てほしいです」とコメントすると、さんまは「こういう場でコメントするのは人生初めてなので、今みたいな形になりましたけど、(本来は)もうちょっと力のある声です」とフォローして笑いに変えた。

また、さんまは、西氏の『サラバ!』を本屋で見た際に『エジプトの人はおはよう、ありがとう、明石家さんまという言葉を使い分けている』という一行が目に入り、そこから西氏の作品を読んで『漁港の肉子ちゃん』にたどり着き、大阪弁の使い方に感銘を受けて、吉本興業の社長に頼んで権利をとってもらったことを明かし「さあ、どうしようって言ってから5年が経つんですけど、アニメ化にするというのは2年前に決まって、こういう夢のようなキャスティングになりました」と経緯を説明。

明石家さんま(C)モデルプレス
そんな本作を見た感想を求められたさんまは「見たら見るだけ『あーしたらよかった』って出てくるんですけど、それでも100点満点中120点を差し上げています。こうなると150点にしたくなる欲が出てしまうので、人の欲って嫌ですね…」と吐露し、大竹は「本当に絵が美しいのと、ストーリーとか、ちょっとした会話とかで心が温かくなる作品で、絶対にこれは家族で楽しむ作品だなと思いました」とにっこり。これにさんまは「俺の前で家族っていう言葉を…(笑)」と大笑いし、大竹は「ごめん、ごめん。家族いないのにね」と突っ込んで報道陣を笑わせた。

Cocomi、世渡り上手な一面チラリ

Cocomi(C)モデルプレス
同じ質問に、Cocomiは「いろんなところにフラグがあって、それを見つけるのも楽しく、絵もきれいですし、(元から)STUDIO4℃の作品が好きなので…」と打ち明けると、さんまは「君、世渡りも上手いね。親(木村拓哉&工藤静香)の顔が見たい」と投げかけて笑わせ、Cocomiは「(試写を)家族で見に行ったんですけど、隣にいた妹(Koki,)もおばあちゃんも母親も、見たあとに目が充血して泣いていて、私も普段は泣かないんですけど、涙を流してしまいました(笑)」と照れ笑い。さんまは「おばあちゃんに喜んでいただいたのが非常に嬉しかったです。終わってから『まだ涙が止まりません』って言ってくださって、私たちとは違う思いもあるんでしょうけど、おばあちゃんの泣き顔を見て本当に感動しました」と嬉しそうな表情を浮かべた。

Cocomi(C)モデルプレス
そんなCocomiは、劇中で標準語や大阪弁を使い分けているそうで「すごく難しかったんですけど、アフレコのときに、さんまさんに細かく丁寧に指導していただきました」と感謝すると、さんまは「役的にはとんでもなく大変で、よくクリアしたなと思うんですけど、彼女はフルートとか音楽がすごいので、関西弁を音符で覚えるんです。それですぐ録音してOKで」と感嘆。続けて、「1番驚いたのは、(セリフを)『堪忍な』に(変更)してって言ったら、『堪忍ってなあに?』って言われて驚いて…。それでセリフに『堪忍ってなあに?』って入れていただきました」と打ち明けた。

明石家さんま、大竹しのぶを起用した理由明かす

大竹しのぶ(C)モデルプレス
さらに、肉子ちゃん役に大竹を起用した理由を聞かれたさんまは、スタッフからの強い勧めがあったそうで「俺は嫌やなあと思っていたんです。大竹になったら気を使いながらやらなあかんし…と思いながら」と打ち明けたが、大竹は「さんまさんが『どうしても大竹さんで』って言ってらっしゃるのでって言われたので、『わかりました』って言って、その日に確かめたら『(どうしてもとは)言っていない』って言われました」とエピソードを明かした。

渡辺歩監督、稲垣来泉、明石家さんま、大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹(C)モデルプレス
なお、そんな本作が第45回アヌシー国際アニメーション映画祭で上映決定したことが発表されると、さんまは「吉本という大きな力が動いたと思うんですけど」と謙遜し、MCから「それでも無理だと思います。本当にクオリティで選ばれるので」と声が飛ぶと、さんまは「そんなにすごいの?いやいや、何かの力が動いたんじゃないですか?ポンコツ記者会見の社長がお金を出したんじゃないでしょうか」と続けて、会場を沸かせた。(modelpress編集部)

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