“トムジェリ”の可愛さに大人も夢中!「最強のタッグ」 「爽快感がすごい!」実写版『トムとジェリー』を試写レポ
2021.03.05 11:30
会えばケンカばかりのネコのトムとネズミのジェリーの追いかけっこがコミカルに描かれ、世界中で愛されてきた『トムとジェリー』。実写とアニメーションの魅力が最大限に詰め込まれた映画が3月19日に公開される。子どもだけでなく大人の心をも掴む、“トムジェリ”の魅力をご紹介!
トムとジェリー、実写の世界で大暴れ!
器用だけどツメが甘くてお調子者のドジなネコのトム。見た目はかわいいけれどずる賢い、ネズミのジェリー。ケンカばかりの“トムジェリ”が、まさかの友情で奇跡を起こす―。一足先に鑑賞した景井ひなさん、福山絢水さん、水瀬紗彩耶さんにインタビュー。小さい頃から『トムとジェリー』が大好き!という3人が作品の魅力をたっぷり語ってくれました。
映画『トムとジェリー』 作品ファンからの感想は?
― 実写版となった映画『トムとジェリー』はいかがでしたか?福山:昔から『トムとジェリー』がすごく好きなので、現実の世界にトムとジェリーがいるのが不思議な感じでした。でも全然違和感はなくて、本当にその場に存在しているように繰り広げられておもしろかったです!
景井:観る前からとても期待していたのですが、それ以上に見ごたえがありました。トムやジェリーはアニメーションで描かれているのに、本当に自然!はちゃめちゃになってシャンデリアが落ちたり、壁に穴が空いたり、ド派手なシーンも盛りだくさんで、どうやって撮ったんだろう?って驚きでしたね。昔からファンでTikTokでも使わせていただいてる私としては、共演できることがうらやましかった(笑)。
水瀬:アニメとは違うおもしろさがありました。オープニングから音楽もYo!Yo!ってノリがよくてかっこよかったです。ワクワクする展開で、アニメ作品が好きな人も新鮮な気持ちで見れるんじゃないかなって思いました。
3人のお気に入りキャラは?
― トムとジェリー、お気に入りはどっち?福山:トムとジェリーだったら、私はトムが好き!何かしら失敗しちゃうドジな部分が自分と似ていて、親近感があるんです(笑)。でも、ジェリーのずる賢さもうらやましいかも。
景井:私もトムかな。器用なのに、なんで失敗しちゃうの?って、ドジっ子感が可愛くて。映画でも、花嫁さんが飼っている白猫(トゥーツ)は、呼び止められなかったら一瞬でジェリーを仕留めてた。それを見たときに、やっぱりトムって狩りの才能ないんだなって愛しく感じました(笑)。
水瀬:私は犬のスパイクがお気に入りです。おじさんっぽいキャラなのに、人間の前だと甘えキャラになるのが可愛いんです。
福山:まさかのスパイク推し(笑)!
水瀬:もちろんトムもジェリーも大好きなんですけど、スパイクの丸いフォルムがたまらなく好きで。毎回スパイクが出てくるたびに「可愛い!」ってキュンとしてます(笑)。
景井:『トムとジェリー』はみんなキャラクターが可愛いんですよね。私も他に好きなキャラクターがいて、野良猫集団の小さなグレーのコはアニメ作品からのファン!いまだに名前はわからないんですが(笑)、映画にも登場していたのが嬉しかったです。トムとジェリーのケンカはアニメで見たことがある展開だったりするので、記憶をたどりながら見るのも楽しいと思います。
永遠のライバル!だけど…?
― いつもケンカばかりしている“トムジェリ”の関係はどう思いましたか?福山:人間と一緒で、ケンカするほど仲がいいんじゃないかな。トムとジェリーはとことん殴り合うんですけど、お互いのことが分かっているから協力したときには最強のタッグになる。そこがすごく魅力的で、映画でもチームプレイを発揮したシーンに「ここを待ってた!」って興奮しました(笑)。
景井:お互い本気でやりあってるから、一致団結するときはピタッとハマる。お互い高め会える仲間って大切なんだなって思います。すごく良いライバルだよね。
水瀬:そうですよね。本気でぶつかるからこそ絆が生まれる。小さいときは、トムが大きいから悪役感があって、ジェリー応援しがちだったんですよ。でもトムが死にかけちゃうと、やっぱり応援したくなる。トムとジェリーは2人そろってこそなんですよね。
福山:ケンカして終わるのじゃなくて、最後は仲直り。私は友達と口喧嘩もできないので、正直に言える関係性に憧れます。
景井:分かる!こう言ったら、相手はこう思っちゃうかな?って考えちゃう。はっきりと言えたら、トムジェリみたいないい関係になるのかな(笑)。
『トムとジェリー』はポジティブになれる映画!
― 映画では、仕事をクビになったケイラ(クロエ・モレッツ)が新人ホテルスタッフに。トムとジェリーに巻き込まれながらも奮闘していく物語ですが、ストーリーはいかがでしたか?福山:初めてやることでも、自分はできるんだってケイラは自信を持っていて、考え方が素敵だなって思いました。自信を持つことで自分自身も高められるし、自分を持って生きる姿に勇気がもらえました。
景井:ホテルの仕事に就く経緯は褒められるものじゃなかったけど(笑)、私もただ待っているんじゃなくて自分から動かないと始まらないと思っています。道を切り開いていく姿はすごくかっこいいなって思ったし、全力で頑張る姿は周りも見ててくれてる。頑張っていればいいことがあるんだなって強く感じましたね。
水瀬:「自分もできるって証明したい」っていう気持ち、すごく共感しました。私はネガティブになりやすいのですが、この映画を見て「自分も頑張れそう!」って思えたし、見終わったあとにポジティブになれる映画だと思います。
景井:ネコもネズミも身近な動物だけれど、トムもジェリーも可愛い顔してやることは桁違いで(笑)、何も説明しなくてもみんなが分かる共通認識のようなものが『トムとジェリー』にはある。きっとそれが世代を問わず世界中で愛されている理由なのかなって思いました。
福山:これはアニメーションでしか表せないよね。スクリーンで見ると迫力があるし、爽快感がすごいし想像以上のおもしろさ!ぜひ劇場で味わってもらいたいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)[PR]提供元:ワーナー・ブラザース映画
(景井ひな)プリントノースリーブトップス/NON TOKYO(¥18,000)、フリル袖トップス/NON TOKYO(¥20,000)、スカート/IKUMI(¥23,000)、サンダル/R&E(¥7,900)、その他スタイリスト私物 ※税抜
3月19日公開 映画『トムとジェリー』
大嫌いだけど、好き ――ケンカばかりのトムジェリが〈まさかの友情〉で奇跡を起こす!
とあるニューヨークの一流ホテルで、世界中が注目するセレブカップルの「世紀のウェディングパーティー」が行われることに。ホテル中が準備に追われる中で、ある事件が起こる――。あのいたずら好きネズミのジェリーがホテルに引っ越してきて大騒ぎ!
新人スタッフのケイラは急遽“ネズミ対策”で猫のトムをボーイとして雇うも、ふたりはでニューヨーク中を巻き込んだ壮絶な追いかけっこを繰り広げ、さらにはある陰謀に巻き込まれウェディングパーティーを台無しにしてしまう。そのせいでクビになったケイラを助けるため、そして新郎新婦のため、ふたりはタッグを組むことになるが――。
はたして、命がけでケンカしてきたトムとジェリーは、最高のウェディングパーティーを開くことができるのか!?