“悪カワ”ハーレイ・クインが女子を魅了する秘密とは　ブーム再燃の予感に「ハロウィンが楽しみ」＜映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」＞

“悪カワ”ハーレイ・クインが主人公

全米3週連続No.1を獲得した「スーサイド・スクワッド」（16）で、強烈な個性を発揮し世界中の女性から熱狂的な支持を得たハーレイ・クイン（マーゴット・ロビー）。昨年、社会現象を巻き起こした映画「ジョーカー」の彼女でもあるハーレイだが、今作ではジョーカーと破局したところから物語は始まる。


ファッションと髪型を一新し、すべての束縛から開放された新生ハーレイ。一足先に本作を鑑賞した岡本莉音さん（おかもと・りおん／18）、木内舞留さん（きうち・まる／19）、杉本愛莉鈴さん（すぎもと・まりり／19）の3人に本作の魅力を語ってもらった。

ハーレイ・クインに女性がハマる理由

― 皆さんはハーレイ・クインをご存知でしたか？

木内：私は「スーサイド・スクワッド」も観ました！どんなに振り回されてもハーレイはジョーカーに一途だったのに、破局するところから始まったのは衝撃でした。

岡本：「スーサイド・スクワッド」は観たことないけど、ハーレイ・クインは知っていました。

杉本：毎年ハロウィンで話題になるよね。

岡本：そう！有名な方もハーレイ・クインのコスプレしている人がたくさんいて。悪役なのに可愛いよね。

― “悪カワ”ハーレイ・クインが主役の映画を観ていかがでしたか？

杉本：すごく面白かったです！映画の冒頭でハーレイの経歴を教えてくれるし、ジョーカーのことは知っていたので分かりやすかったです。難しく考えずに観られたよね。

岡本：うん。DC作品は他の作品と繋がっていて、ストーリーが難しそうだなと思っていたんです。やっぱり他の作品もチェックするとなると、どうしてもキッカケがなくて。でもストーリーはちゃんと完結しているし、DC作品の入り口としてぴったりの映画でした。

木内：逆に「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」を観てから、ハーレイ・クインが出る他の作品を観るのも面白いかもね。普段アクション映画を観ない女の子にこそ観てほしい。音楽もすごく良いからハマると思う。

― 今作は監督をはじめ、多くのスタッフが女性だそうです。それも女性がハマる理由かもしれないですね。

全員：そうなんだ！

杉本：スタッフの方は男性に恨みがあるんですか（笑）？

全員：（笑）。

杉本：今まで恨みがある男性をボコボコにしたかったのかな？

木内：そう観るのも面白いね（笑）。

クレイジーで爽快なハーレイ・クイン

― 特に好きなシーンを教えて頂けますか？

杉本：廃墟の遊園地で戦うシーンがあるんですけど、すごくポップで可愛いんです。あの遊園地が本当にあったら行ってみたいなって思いました。

岡本：私はハーレイとカサンドラ・ケイン（※1）がオープンカーに颯爽と乗るシーンが好き。ファッションも映像もオシャレで、すごく好きなシーンです。

木内：確かにあのシーンはオシャレだしカッコよかったよね。

岡本：あとハーレイが警察署に突入して、スプリンクラーから水が出る中で戦うシーンも好きだなぁ。

杉本：登場する女性は全員強くて憧れるよね。みんな辛い過去を抱えてるからこそ、強いのかなって思った。

岡本：でもみんな暗い顔ばかりしているんじゃなくてハッピーなのがいいよね。観終わった後すごくスッキリした。

木内：うん、スカッとした！

（※1）謎のダイヤを盗みマフィアに狙われる少女。ひょんなことからハーレイと行動を共にすることになる。

― 観ていて特にスカッとしたシーンは？

岡本：個人的には酔っ払ったハーレイが連れて行かれそうな時に、ブラック・キャナリー（※2）が助けてくれたシーンがすごく好き。

木内：ハーレイもかっこいいけど、キャナリーもかっこいいよね！

岡本：うん。弱音を吐いたハーレイを見ていたからこそ助けてくれたのかなって思う。女性が女性を助けるっていうのが友情を感じて好き。

杉本：映画全体を通して、男性に立ち向かっていく女性の強さが良いよね。もちろんだ男性も楽しめると思うけど、女性が見るとよりスカッとすると思う。

（※2）マフィアに囚われている歌姫。超高音波の歌声を持つ。

意外？ハーレイ・クインに共感殺到

― モラルゼロで暴れまわるハーレイ・クインですが、共感できる部分はありましたか？

杉本：暴れまわったりはしないけど、楽観的な性格は似てるかもしれないです。あまり深く考えないで感覚で動くのはハーレイと近いのかな。

岡本：私も昔は考えて考えてネガティブになっていたけど、最近はハーレイ寄りかも。

木内：逆に私は昔がハーレイっぽい感じだったけど、今は結構考えちゃう。ハーレイってめちゃくちゃだけど共感できる部分も多かったよね。

杉本：ね！女の子の一面もたまに見えて可愛いし。

岡本：ジョーカーと別れてペットを飼ったりするところは女の子っぽいよね。

木内：確かにペットで寂しさを埋めている感じがした。飼ってるのハイエナだけど（笑）。

杉本：あと、ジョーカーとの思い出のネックレスは投げ捨てるのに、宝箱に入っている洋服は捨てずに残してて。

木内：あの衣装は「スーサイド・スクワッド」の時に着てた服なんだよ。

杉本：そうなんだ！

木内：思い出の物を捨てられずに残しちゃうのは女の子なら共感できるよね。

岡本：私も小学校4年生の時に好きな子にチョコレートをあげて、お返しでもらったタオルは未だに大切に持ってる。

杉本：まだジョーカーが好きな気持ちも残っているのかな。

木内：そうなのかも。ジョーカーの似顔絵にナイフを突き立てていたけど、結局似顔絵を部屋に飾っているようなものだよね。

岡本：ぶっ飛んでるけど、普通の女の子と変わらないところも結構あったね。

木内：思い返してみればみるほど、ハーレイに共感できるかも。

― 意外とハーレイ・クインに共感する部分は多かったんですね。

木内：そうですね。カサンドラを守ろうと、時折見せる優しさにもグッときました。

杉本：モラルはゼロだけど、根は優しんだろうね。

岡本：ハーレイとカサンドラって先輩後輩みたいな関係性もあるよね。あんな先輩は憧れるし、なりたいなって。

木内：身を挺して守るシーンはハーレイのイメージとはギャップがあるけど、だからこそカッコよかったよね。

岡本：そういう関係性があるから、登場人物の気持ちも理解できて面白かった！

ハーレイ・クインのコスプレが再燃の予感

― 一新されたハーレイ・クインの衣装はいかがでしたか？

木内：「スーサイド・スクワッド」はジョーカーに気に入られようとセクシーなファッションだったけど、今回は自分が好きなファッションをしているって感じがしました。髪も切って「スーサイド・スクワッド」とは違う可愛さがありました。

岡本：好きなシーンでも話したオープンカーに乗るシーンの服は、本当にオシャレで好きです。

木内：男性ウケを狙わずに、自分が好きな服を着ている感じがかっこよくて良いよね。

杉本：うん、かっこいいけど可愛さもあって。

木内：色使いとか可愛かったよね。

― 今年のハロウィンは新しいハーレイ・クインの衣装も流行りそうですね。

杉本：ハロウィンが楽しみです！去年やろうと思って断念したので、今年こそはチャレンジしてみようと思います。今はジョーカーがすごく流行っているから、カップルでやる人も多そう。

木内：私は去年のハロウィン、ジョーカーやったよ（笑）。

杉本：そうなんだ！女の子同士でジョーカーとハーレイやるのもいいかもね。

木内：DC作品のキャラクターってハロウィンとすごく相性がいいし、今年は新しいハーレイがきっと流行るよね。

杉本：でもハーレイの仮装するなら2ヶ月前くらいから体を作り込まないと（笑）。

ハーレイ・クインは「背中を押してくれる」

― 「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」をご覧になって、どんな方におすすめの映画だと感じましたか？

木内：ハーレイみたいに失恋して悩んでいる人は元気づけられると思います。男性に依存しなくても大丈夫なんだって感じるんじゃないかな。

岡本：そうだね。ネガティブなことばかり考えている人も「これでいいんだ」って元気づけられると思う。

杉本：すごい背中押してくれるよね。私も何かチャレンジしてみようかなって思ったし。今年は10代最後の年だから、やり残したことがないように少しくらいわがまま言ってもいいのかなって。

木内：これくらいならいいかなってね。

岡本：考え方が変わる人もいそうじゃない？

杉本：日常に刺激が少ないと感じている人とかね。

木内：スカッとする映画だから、息抜きとして観るのも絶対に楽しめると思うな。

― どんな方と観に行くのがおすすめですか？

岡本：やっぱり女の子同士で観に行って、私たちみたいにアレコレ話すのは楽しいと思います。

木内：そうだね。カップルで観に行くと気まずくなりそうじゃない（笑）？

杉本：逆にカップルで観に行けば、「女性ってこんなに強いんだぞ」って彼に伝えられるんじゃない？

全員：すごい（笑）。

杉本：「私もハーレイみたいになるかもよ」って（笑）。

木内：ありかもね（笑）。シンプルにスカッとしたい人なら一人でも楽しめると思います。

― ありがとうございました。

（modelpress編集部）［PR］提供元：ワーナー・ブラザース

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悪のカリスマ＝ジョーカーと別れ、すべての束縛から放たれたハーレイ・クイン。モラルのない天真爛漫な暴れぶりが街中の悪党たちの恨みを買うなか、謎のダイヤを盗んだ少女を守るため、悪を牛耳る残忍で最古な的ブラックマスクと全面対決へ！

悪VS悪のカオスな戦いを前に、ハーレイはとっておきの切り札、クセ者だらけの最凶チームを新結成。ヴィランたちの世界で、予想不能のクレイジー・バトルが始まる！