「テラスハウス」春花・柾木玲弥、W主演でラブストーリー 映画「失顔」製作決定
2020.01.07 07:00
人気リアリティショー「テラスハウス」の新シーズン 「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」に出演していた女優の春花と、日本テレビ系ドラマ「今日から俺は!!」などに出演していた俳優の柾木玲弥主演で、短編映画『失顔』を製作することが決定した。
春花&柾木玲弥、W主演でラブストーリー
本作は「失顔症(しつがんしょう)」という、人の顔が認識できない障害をにスポットを当てた短編映画。失顔症とは、目、鼻、口、耳など顔のパーツは認識できるもの、それらが合わさって構成される“顔”の全体像が認識出来ない特殊な障害。重度になると家族や恋人すら顔が分からなくもなる。もし顔が分からない人に恋をしたら?この障害の怖さと、それを克服する女性を描いたラブストーリー。春花出演の「テラスハウス」は、米「タイム」誌が選ぶ「2018年の番組ベスト10」で、堂々の6位に選ばれた程の、世界的に注目されているリアリティーショー。そして柾木は、「今日から俺は!!」や「みんな!エスパーだよ!」などに出演し、様々なキャラクターを演じ分けられるカメレオン俳優として話題の今注目の演技派俳優。その他、お笑い芸人のゆってぃ、女優やモデルで活躍中の奏羽茜、土井康平などが脇を固める。
監督は1月31日からテアトル新宿で公開される「Last Lover ラストラバー」の岡元雄作氏。(modelpress編集部)
ストーリー
雑誌モデルをしている美空は、顔が良くなければ男として見なさないというくらいイケメン好きで、人は顔が全てだと思っていた。ある時、仕事中の事故で頭部を強打して入院してしまう。病院で美空が目を覚ますと、目の前には女性がいた。しかしその人の顔はよく分からなかった。目や口、鼻などは見えるけど、一つの顔として全体像を捕えることが出来ない。声を掛けられてようやく気付いたが、その人は母親だった。どうやら事故で脳の記憶を司る部分を損傷したことで、「失顔症」という顔を認識出来ない障害を抱えてしまったらしい。皮肉にも顔で判断していた美空は、人の顔が分からなくなってしまったのだった。春花コメント
今回この映画のお仕事をいただいた時、久しぶりの映画のお仕事で少し緊張しました。台本に目を通してみると顔がわからなくなる病気があるのも初めて知って、今の社会のストレスやSNSへの依存とかそういうのも何か含まれてるんじゃないかなと思いました。撮影も楽しみなので丁寧に作っていけたらと思います。
柾木玲弥コメント
田中晃役を演じさせていただくことになりました、柾木玲弥です。失顔症に焦点を当てた作品になりますが、私自身、失顔症というものを知りませんでしたし、聞いたこともありませんでした。この作品を通してその症状を知り、そして人にとって顔とは何なのか、外見でその人を判断していいのか、本来、人の見るべき姿はどこにあるのか、そんなことを考えさせられるような映画でした。 色々な方に見ていただいて、考えていただいて、何か感じて頂けるように頑張ります。よろしくお願いいたします。
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