松井愛莉、映画初主演で癒やしキャラに 劇団EXILE八木将康・ボイメン水野勝ら出演者発表<癒しのこころみ~自分を好きになる方法~>
2019.09.20 06:00
views
モデルで女優の松井愛莉が、2020年夏に公開の映画『癒しのこころみ~自分を好きになる方法~』で主演を務めることがわかった。松井は映画初主演となる。
松井愛莉、セラピスト役に挑戦
演じるのは、ある時カリスマセラピストに惹かれ、セラピストとしての道を歩むことになった主人公・一之瀬里奈。里奈がトラウマを抱えて戦力外通告を受けてしまった元プロ野球選手と出会い、彼を野球選手として再生させるために奔走する物語。“女性にとって仕事とは?”といったテーマや、“自分を愛するヒント”が詰まったストーリーとなっている。監督を務めるのは、『月とキャベツ』『花戦さ』『プリンシパル恋する私はヒロインですか?』や最新作『影踏み』も公開されている篠原哲雄監督。松井が主人公の里奈役に決まると、篠原監督は、それまでのキャラクター像を大幅に変え、“松井愛莉が最も輝く主人公”となるようクランクイン前日まで脚本を書き直すという異例の作品作りを行った。
松井は「監督とお会いしていろんなお話をしてゆく中で、脚本や設定、里奈という主人公の性格もどんどん私と似た人物に作り変えて下さるという、とても有難い脚本作りや演出に感謝の気持ちで一杯です」と語り、「富士山の見える自然に恵まれた環境での撮影もあり、田舎育ちで自然が大好きな私はとてもリラックスして臨めました。この映画で描かれている、『人を癒したいという想いが自身を成長させてゆく物語』を、人生やお仕事で悩んでいる方々にご覧いただいて、自分を好きになる方法のヒントにしていただけたら嬉しいです」と、作品の魅力をアピールした。
劇団EXILE八木将康&ボイメン水野勝ら豪華キャスト集結
そして、里奈が出会う元プロ野球選手・碓氷隼人役には、先日一般女性と入籍し、お相手の妊娠も明らかとなった劇団EXILEの八木将康。実は、田中将大選手(現ニューヨーク・ヤンキース)の1学年先輩で、高校野球の名門である駒大苫小牧高校野球部で甲子園に出場したこともあるという経歴の持ち主。野球シーンでは、説得力あるリアルな演技を披露している。デッドボールによる恐怖心がきっかけで戦力外宣告を受け、復帰に向け奮闘する役どころということで、八木は「私も左頬にボールが直撃するデッドボールで顔面骨折して、それがトラウマになってインコースや、キャッチボールの球ですら怖いという時期があった為、碓氷という役の気持ち、心情が、それこそ痛いほどわかりました」と自身と重ね合わせ、「本物の元プロ野球選手に見えるように体も絞り、野球のトレーニングも改めて行い役作りを行いましたのでご覧いただけるのが楽しみです」と役作りについて明かした。
そんな八木演じる隼人の友人で、元野球選手の上坂浩司役には、名古屋発の男性エンターテイメント集団・BOYS AND MENのリーダー水野勝。トラウマを抱える隼人とバッテリーも組む相方ということで、「僕が普段BOYS AND MENというグループの活動を通して行っていることとの共通点を多く感じています。メンバーが悩んでいたりとか、何かうまくいかないことがある時に課題をどうやって解決していこうか?ということを普段から実践しているので、男のさわやかな友情を楽しんでいただけたらと思います」と、こちらも自身の体験から役に着想を得たことを語った。
このほか、秋沢健太朗、橋本マナミ、藤原紀香ら豪華キャストが出演する。(modelpress編集部)
ストーリー
新卒で広告代理店へ入社し、忙しく働く一之瀬里奈。仕事はうまくいかず、残業続きの毎日。そして、家に帰れば父親の小言を聞かされ、心身ともに疲れ果ててしまい、遂に勢いで会社を辞めてしまった。そんな時、里奈が足を運んだ転職フェアで出会ったのは、カリスマセラピストのカレン。生き生きとしたカレンの姿に惹かれ、セラピストとしての道を歩むことになるが、最初からうまくいくはずもなく、ある男性のお客を怒らせてしまった。
その男性とは、元プロ野球選手の碓氷選手。碓氷は才能溢れるプロ野球選手であったが、デッドボールのトラウマを抱えて戦力外通告を受けていたのだった。彼を野球選手として再生させるため、里奈は奔走するが…。
【Not Sponsored 記事】