上白石萌音&山崎紘菜、起業に意欲?「タピオカの次はバナナジュース」<スタートアップ・ガールズ>
2019.08.22 23:22
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映画「スタートアップ・ガールズ」(9月6日公開)の完成披露上映会が22日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、W主演の上白石萌音、山崎紘菜、出演の山本耕史、メガホンをとった池田千尋監督、主題歌『スリープ』を担当したASIAN KUNG-FUGENERATION(以下、アジカン)の後藤正文、喜多建介、同主題歌を共作した英ロックバンド・FEEDERのグラント・ニコラスが登壇した。
上白石萌音&山崎紘菜、起業に意欲?
日本初となる“スタートアップ”をテーマにした本作。大学生にしてIT×医療で起業を目指す閃きの自由人・小松光(上白石)と、大企業に勤め起業家への投資をする安定志向の女性・南堀希(山崎)の正反対の2人が、ぶつかり合いながらもビジネスパートナーとして進化していく姿を描く。本作の内容にちなみ、これから何かをスタートさせるなら、どんなことに挑戦してみたいか質問が飛ぶと、山崎は「ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんという素晴らしいバンドさんを前に言うのも、隣に歌手の萌音ちゃんがいるのに言うのも恥ずかしいんですけど、劇中でバンドマンみたいな役をやってみたいと言うか、歌を歌う役をやってみたいので、もしその機会があれば、いろいろと教えていただけたらなと思います」とアジカンと上白石にお願い。
同じ質問に、上白石は「バナナジュース屋さんです。この間テレビを見ていたらタピオカの次はバナナジュースが来るって言っていたので、始めるなら今かなと思って(笑)」と商魂をチラリ。
しかし「私、タピオカもろくに飲んだこともないんですけど…。あっ、喋っていたら恥ずかしくなってきちゃった…。やめます。何かしら探します…」と赤面すると、山崎は「やろうよ!バナナ用意するよ!」と背中を押し、上白石が「私、(バナナを)潰すね」と言うと、山崎は「じゃあ、2人で叶えたいと思います」と声を弾ませた。
上白石萌音&山崎紘菜「魅力的な世界」「未知との遭遇」
本作の企画を聞いた際の心境について上白石は「正直なところ“スタートアップってなんぞや?”ってところから始まってしまって、スタートアップっていうくらいだから何かを始めることなんだろうなというフワフワしたものしかなかったんですが、知っていくに連れてすごく魅力的な世界だなと思って、それを映画にしてたくさんの方に見ていただくことは革新的なことだなと思いました」と語り、「私の大好きな紘菜ちゃんと初めてW主演ができるということで、心の中にとにかくいろんな種類の高揚がありましたね」と笑顔を見せた。山崎も“スタートアップ”という言葉を知らなかったそうで「起業するということが日常に溢れていて、学生さんや若い人でも起業できると知ったときに、未知との遭遇というか、大きな世界の扉の前に立たせてもらったような気持ちで、そこにこれから挑んでいくドキドキワクワク感だったり、その扉を開いて一歩進んでいく不安やプレッシャーも感じたことを覚えています」と当時の心境を回顧した。
上白石萌音&山崎紘菜は自由奔放?堅実?
また、『自分自身は自由奔放な光タイプ?堅実な希タイプ?』との質問に、山崎は「絶対に希ちゃんだなと思っています」といい、「希ちゃんは自分のことを平凡とか普通って思っているタイプなんですけど、私も自分で普通だなと思いますし、石橋を叩きすぎて割れちゃうみたいなタイプな気がします(笑)」と自己分析。上白石も「3週間くらい前だったら迷いなく光って言っていたんですけど、よくよく考えたら私は希でした」と吐露し、「光っぽい部分も自分の中にあるかもしれないんですけど、どちらかというと、私も何をするにも不安を感じちゃうし、一歩が踏み出せないことが多いですし、思っていることも言えないし、校則も1回も破ったことがないですし(笑)。堅実なところが意外とあるなと思います」とコメントした。
これに池田監督は、2人の中に光を見つけたといい「萌音ちゃんはお芝居をするときは完全に光なんですよ。バンって開いてものすごく飛び跳ねるパワーを持っていて、紘菜ちゃんは石橋を叩いているかと思うと、あるとき突然ふと“もういいや”って感性で動くときがあるんですね。その辺が光だなと思いました」と説明すると、2人は顔を見合わせ「やったね」と喜んだ。
上白石萌音&山崎紘菜、アジカンに絶賛される
さらに、アジカンの2人を横に、上白石と山崎が劇中でアジカンの『リライト』を歌っていることが話題に上がると、2人は「本当に申し訳ございませんでした」とアジカンの2人に頭を下げた上白石と山崎。そのシーンを見たという喜多は「最初はびっくりして、嬉しいけど恥ずかしくて体温が上がってくる感じがしました。お酒を飲んだシーンでやさぐれて歌う感じが、うちの感じが出ているなと思いました」と絶賛。これに山崎は「採点すると何点くらいですか?」と問いかけ、「80点くらい」と評価されると、2人は「高め!」と喜び、後藤も「僕もカラオケで歌って80何点しかでないので、相当高いと思いますよ」と評価した。(modelpress編集部)
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