香取慎吾、“肉体美”を褒められ照れる「絶対見せません!」<凪待ち>
2019.06.05 20:32
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香取慎吾が5日、都内で行われた主演映画『凪待ち』(6月28日公開)の完成披露試写会に、共演の恒松祐里、西田尚美、音尾琢真、リリー・フランキーと、白石和彌監督とともに出席した。
香取慎吾、完全体のカラダを熱望
映画のタイトルにちなみ、「何待ち?」をテーマに、キャスト陣が“待っていること”についてトーク。香取は「映画の公開待ちはもちろんなんですけど、それだけじゃ綺麗すぎますよね。もう一つ何か…」と考えたあと、「完全な体を待っています」と回答した。続けて「僕、一生ダイエットしているので。完全体の体を待ってますね。何回も『今年こそは』って言い続けているんですけど」と“パーフェクト”なカラダを手に入れたいと話すと、リリーは「今すごい良い状態じゃないですか」と香取のスタイルを称賛。さらにリリーが「さっき裏で下に黒のタンクトップを着ていて。惚れ惚れしました」と舞台裏で目撃した香取の肉体美を明かすと、香取は照れ笑いを浮かべつつ、観客からの「見たいー!」のリクエストには「絶対見せない!」と断固拒否して笑わせた。
また、リリーは香取ついて「男が男の色気を感じる経験はあまりないんですけど、映画を観てもらえばわかりますが、慎吾ちゃんが強烈な色気で。それにドキドキしながら過ごしていた撮影期間でしたね」とも語った。
香取慎吾、サプライズで沸かせるも舞台裏で拗ねる?
この日のイベント前には、香取が「完成披露試写会にお越しいただきありがとうございます。まもなく、まもなく、まもなく!始まります」とサプライズで影ナレーションを行い、開幕前から場内を盛り上げていた。そして観客の黄色い歓声と輝くサイリウムに迎えられてキャスト陣が登場。香取の影ナレについてリリーが「みなさん気づいてました?みなさん気づいていなかったみたいで裏では慎吾ちゃんが拗ねてましたよ」と暴露すると、客席からは「気づいてたよー!」の声。それでも香取は「あのナレーション要りましたかね?」と半信半疑で、再び「いるー!」とファンから掛け声が飛ぶと満足げな表情を浮かべていた。
撮影時の思い出を話す場面では、香取が「撮影中も暑くて汗ダクだったんですけど今も汗が止まらなくて…誰かハンカチを持ってきていただいてもいいですか?限界です」とスタッフへリクエストする一幕も。すると音尾が胸ポケットからハンカチを差し出す紳士な振る舞いを見せたが、香取は「それは申し訳ないです。…音尾さんのは嫌です」と丁寧に断り、音尾はいじけ顔。息ぴったりのやり取りで会場を沸かせた。
映画『凪待ち』
同作は、宮城県石巻市を舞台に、人生どん底まで堕ち切った男のバイオレンスと狂気、怒りと裏切り、不条理と悲劇、そして最も切ない暴力を描くヒューマンサスペンス。香取が演じるのは、パートナーの女性とその娘と共に彼女の故郷、石巻市で再出発しようとする男・郁男。平穏に見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう。人生につまづき落ちぶれた男の再生の物語となる。
香取は「素敵な作品に参加できて光栄です。新しい道を歩み始めて1年以上が経ちましたけど、はじめてのひとりの映画でプレッシャーや緊張もあって、気負いすぎいてる部分もあった。だけどいざ完成した作品を見たら、自分の映画というのではなく、ここで出会えた“白石監督の映画『凪待ち』”として、素晴らしい映画になった。一人でも多くの方に観ていただけたら」と作品への熱い想いを伝えた。(modelpress編集部)
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