池田エライザ、監督から暴露される「この話は全部怖いなあ」<貞子>
2019.05.09 20:54
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モデルで女優の池田エライザが9日、都内で行われた主演映画「貞子」(5月24日公開)完成披露試写会イベントに、共演の塚本高史、清水尋也、姫嶋ひめか、佐藤仁美、メガホンをとった中田秀夫監督とともに登壇した。
見ると1週間後に呪い殺されるという“呪いのビデオ”の恐怖を描いた鈴木光司氏のホラー小説を、中田監督が映画化した『リング』(98)。大ヒットを記録し、のちに続くJホラーブームの火付け役となるとともに、長い黒髪に白いワンピースをまとい、井戸やテレビから這い出る “貞子”のキャラクター像は、全世代に圧倒的な認知を持つほどの存在に。今作は、時代の変化とともに恐怖の形状を変えながら、常に日本のホラー映画界を牽引してきた『リング』シリーズ最新作となる。
続けて「でも、読んでみるとただ怖い映画というわけではなくて、ヒューマンドラマというか、今までの『リング』とはまた一味違う幽霊模様というか、人間模様みたいな部分も描かれているので、すごくそこに触れて見たいなと思って、勇気を出して挑戦してみました」と打ち明けた。
また、茉優役を演じる上で意識したことを聞かれると「例えば爆笑するとか、ビックリするって、どんだけお芝居でやっても難しくないですか?」と共演者らに投げかけ、塚本から「難しいですね」と賛同の声が返ってくると、池田は「怒るとかってじわじわできるんですけど、ビックリって『わっ!』って言われても『うわー!』ってならないじゃないですか。それがすごく難しくて、あまりそういう技術的なことが通用しないので、なるべく自分をそういうメンタルに追い詰めなきゃなと思いました」と回顧。「私も弟がいるんですけど、ちょっと(弟役の)尋也君に似ているので、その弟がもしいなくなったらと思ったら辛かったので、そこは茉優とリンクさせたのかなと思います」と打ち明け、清水に「生まれてきてくれてありがとう」と感謝すると、清水は「姉ちゃん!」と笑顔を見せた。
これに池田は「確かに監督に演出されないように頑張っていました。(ダメだと)10分くらい演出がきちゃうから、なるべく1発でバーっとやるようには心掛けていました」と告白。「この話は全部怖いなあ…。真面目にやらせていただきました」と苦笑した。
同じく、何も思い浮かばなかったという中田監督が“きっとCOOL”と挙げると、塚本が「監督、そこは“貞子”でよかったんじゃないですか?なんですげえ考えちゃったんですか?」とツッコミ。これに池田はお腹を抱えて爆笑していた。(modelpress編集部)
池田エライザ、弟・清水尋也に感謝
心理カウンセラーの主人公・秋川茉優役を演じる池田は、同役のオファーがきた際の心境を尋ねられると「どこまで正直に言っていいかわからないですけど」と前置きをし、「私は本当にホラーが苦手で、それこそ幼少期に『リング』の洗礼を受けて、例えばお仕事で地方のホテルに行ったときは、テレビに布を掛けたりするくらい、本当にテレビが怖かったので、台本をいただいたときは、すぐに読んでお返事しないといけないんですけど、2~3日かかりました(笑)」と告白。続けて「でも、読んでみるとただ怖い映画というわけではなくて、ヒューマンドラマというか、今までの『リング』とはまた一味違う幽霊模様というか、人間模様みたいな部分も描かれているので、すごくそこに触れて見たいなと思って、勇気を出して挑戦してみました」と打ち明けた。
また、茉優役を演じる上で意識したことを聞かれると「例えば爆笑するとか、ビックリするって、どんだけお芝居でやっても難しくないですか?」と共演者らに投げかけ、塚本から「難しいですね」と賛同の声が返ってくると、池田は「怒るとかってじわじわできるんですけど、ビックリって『わっ!』って言われても『うわー!』ってならないじゃないですか。それがすごく難しくて、あまりそういう技術的なことが通用しないので、なるべく自分をそういうメンタルに追い詰めなきゃなと思いました」と回顧。「私も弟がいるんですけど、ちょっと(弟役の)尋也君に似ているので、その弟がもしいなくなったらと思ったら辛かったので、そこは茉優とリンクさせたのかなと思います」と打ち明け、清水に「生まれてきてくれてありがとう」と感謝すると、清水は「姉ちゃん!」と笑顔を見せた。
池田エライザを絶賛
茉優とともに事件に巻き込まれ、解決へと導いていく石田祐介役を演じる塚本は、池田と共演して「かっこいい人だなと思いましたよ。茉優って役も真っ直ぐな女の子で、その真っ直ぐさに触発されて僕も一緒に行動するようになるので、自分を追い込んで茉優になろうとする姿は現場でも伝わってきました」と絶賛。池田は「ありがとうございます。嬉しい」と照れ笑いを浮かべた。中田秀夫監督が暴露
さらに、池田の印象を聞かれた中田監督が「リハーサルとはやっていたときは…」と話し始めると、池田は「それは!シー。語弊があるんですよ」と制止。それでも、中田監督は「リハーサルのときに、『監督、そんなに回数をやったら現場で飽きちゃわない?』とか初日からほぼタメ口で、『明日、私The Coversだから叫べないんだけど』とか言われて、これは強敵が来たなと。リハーサルで突っ込むのが僕のスタイルなのに、こりゃ大変だと」と撮影時のエピソードを明かしたうえで、「ただ、このルックスとフォトジェニックさと、ホラー映画のヒロイン役ってちょっとアグレッシブなキリッとした感じが必要なのでピッタリで、現場では『このゾーンに来てよ』というところにバシッと来てくれました」と褒め称えた。これに池田は「確かに監督に演出されないように頑張っていました。(ダメだと)10分くらい演出がきちゃうから、なるべく1発でバーっとやるようには心掛けていました」と告白。「この話は全部怖いなあ…。真面目にやらせていただきました」と苦笑した。
“きっと来る~”ものは?
イベントでは、同シリーズの主題歌のフレーズにちなみ、『令和時代に“きっと来る~”と思うもの』を登壇者が紹介。池田は“民族楽器”と挙げて、「正直に言いますと、何も浮かばなかったので、趣味を書かせていただきました」と打ち明けてから、「ずっとおかしいなと思っていることがあって、楽器をやるというときにギターとかドラムもかっこいいと思うけど、世界中には本当にいろんな楽器があるんです。その1つひとつも素敵な音がするので、好きな音の楽器を集めてみようということで、最近、民族楽器にハマっています。ぜひ皆さんも好きな音を探して民族楽器をやってほしいなと思いを込めて、民族楽器にしました」と説明した。同じく、何も思い浮かばなかったという中田監督が“きっとCOOL”と挙げると、塚本が「監督、そこは“貞子”でよかったんじゃないですか?なんですげえ考えちゃったんですか?」とツッコミ。これに池田はお腹を抱えて爆笑していた。(modelpress編集部)
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