北村匠海からの手紙に涙する永野芽郁(C)モデルプレス

永野芽郁、北村匠海からの手紙サプライズに号泣「本当に泣ける」<君は月夜に光り輝く>

2019.03.15 19:14

女優の永野芽郁と俳優でダンスロックバンド・DISH//のメンバーとしても活動する北村匠海が15日、都内にて行われたW主演映画『君は月夜に光り輝く』の公開初日舞台挨拶に登壇した。

  
トークを繰り広げるなか、北村が「僕今日、あなたに手紙を書いて来ました」と告げ、昨晩書いたという手紙をサプライズで取り出すと、まったく聞かされていなかった永野は「え!どうしようどうしよう、え、台本に書いてあった?」と驚き、「泣いちゃう…あ、もう泣いちゃう」と早くも涙目に。北村は「ちゃんとすっごい長々と書いて来たんだから」と胸を張った。

北村匠海から永野芽郁へ手紙サプライズ

永野芽郁(右)に手紙を読む北村匠海(左)/(C)モデルプレス
慌てふためく永野を前に、向かい合った北村は「永野芽郁さんへ。今回共演させていただきまして、とてもビックリしました。ハツラツとして見えるけど、俯瞰で自分を見れているし、悩むし、考えるし、それでいてすごい決断力で、前に突き進んでいく。純粋に『この人はすごいな』と思いました。そしてハードなスケジュールが続いてボロボロな僕を見て、何も言わず大量のエナジードリンクをくれたり、僕の気持ちをサラッと代弁してくれたり、男気あるよね、本当に。とにかく相手の気持ちを考えて汲み取ったり感じ取ったりして、自分のことは二の次で生きている芽郁ちゃんにとっての心の拠り所が、この作品であったり現場の空気感、監督、僕を含めた君月チームであってくれたら嬉しいなと思います。あなたを、尊敬しています。常にどっしり構えて、そしていつも変わらない芽郁ちゃんにいろんなことを学んでいます。こんなこときっと言われても、芽郁ちゃんは普通な顔で『はいはい、ありがとう』って聞いてるだろうし、あまりつまらないのはやめます。君は月夜に光り輝くの現場では、本当に太陽のようでした。そして僕が月で、芽郁ちゃんがいれば空気が変わるし、笑顔があふれたり、涙があふれたり、全部を感じさせてくれたのは他でもないあなたです。カメラマンの柳田さんが泣きながらカメラを回しているのも、監督が泣きながらカットをかけるのも、スタイリストの望月さん、ヘアメイクの百瀬さん、キャスト周りを担当してくださった花本さんや、他スタッフさん全員、永野芽郁の表現力に脱帽していました。もちろん、僕も。ありがとうと思っています。本当にありがとう。至極大人な考え方と人間性を持っているのに、まだ19歳。さらにさらに人を魅了する女優になっていくのが、楽しみで仕方ありません。また映画やろうね。それでは、北村匠海でした」と手紙を読み上げると、永野は時折笑みを浮かべながらも、次第に手で顔を覆い隠して涙。

北村匠海(左)の手紙に涙して顔を隠す永野芽郁(右)/(C)モデルプレス
北村匠海からの手紙に涙する永野芽郁(C)モデルプレス
大量のフラッシュを浴びるなか「やだやだ!泣いてる顔撮られるの嫌なの~!ちょっと本当に嫌だ、誰かティッシュ~」と永野が涙ながらに叫ぶと、北村がすぐさまハンカチを手渡す。続けて菜の花の花束を渡し、「花言葉は『小さな幸せ』。まみずにピッタリだな、とスタッフさん全員で考えて贈ったものです。小さな幸せを大事にしてください」と声をかけると、永野は「本当にヤバイ!本当に泣ける」と大粒の涙を流していた。

北村匠海(左)からハンカチを受け取る永野芽郁(右)/(C)モデルプレス
さらには観客が協力し、黄色いペンライトを振って、月に照らされたように輝かせる演出もあり、永野は「ちょっと!本当に聞いてない!泣くってわかってるんだから言ってよ~もうむかつく(笑)」と言いつつ、「キレイ!すごい!この光景はずっと忘れない」と感激しきりだった。

北村匠海、永野芽郁(C)モデルプレス
同作は、第23回電撃小説大賞(KADOKAWA)にて大賞を受賞した佐野徹夜氏のデビュー作「君は月夜に光り輝く」を実写映画化。不治の病のヒロイン・渡良瀬まみず(永野)と、病院から出られない彼女の代わりに代行体験で願いを叶えていく同級生・岡田卓也(北村)の純愛物語を描く。(modelpress編集部)

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