渡部秀、“社長”だったら雇いたいキャストは?「1番有能なのは…」<シュウカツ3>
2018.12.09 13:27
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オムニバス映画「シュウカツ3」の公開記念舞台あいさつが9日、都内で行われ、各話で主演を務める渡部秀、荒牧慶彦、溝口琢矢、富田健太郎、正木郁、メガホンをとった千葉誠治監督が登壇した。
渡部秀は「普段からフラストレーションを溜めているタイプ」?
ブラック企業に振り回される若者たちの内定を巡る心理戦を描いた“インテリジェント・サスペンス”の第3弾。全3話のオムニバスとなり、1次面接(第1話)「就職という名のゲーム」で溝口、富田、正木、2次面接(第2話)「遺産」で荒牧、最終面接(第3話)「面接後」で渡部がそれぞれ主演をつとめる。自身が演じた役について渡部は「腹に一癖も二癖も抱えているような嫌なやつを演じさせていただきました」と紹介し、普段の自身と役を比べるとどうか尋ねられると「(自身は)割と普段からフラストレーションを溜めているタイプで、そういうウップンを溜めた状態で後輩に嫌がらせをする一面を持ち合わす部分も出せたのかなと思います…」とコメントしたが、すぐに「冗談ですよ(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑った。
また、就職活動を描いた同作にちなみ、就職活動をしたことがないという荒牧は、オーディションや面接などで心に残っていることを聞かれると「それこそオーディションもそこまで受けたことがないんですけど、1番最初に受けた舞台のオーディションでは、印象を残したいと思ってジュラ刀(アルミ刀)を持っていって、面接されている方の前で剣舞をしたりしました」と告白し、MCから「剣舞を披露して」と無茶振りされると「いやいやいや(笑)」と大焦りをしつつも、富田相手に「えいっ!」とエアーで一振りし、会場を沸かせた。
渡部秀、キャスト陣を雇うなら?
さらに、就活生ではなく会社側の人間を演じた渡部は、もし自分が会社をやっていたらステージ上のメンバーで誰を雇いたいかと問われると「会社はなんでもいいんですか?じゃあ、ビューティーサロン『ビューティービューティー』で」と想定した上で、「やっぱ荒牧さんですかね。美容とかお詳しそうですし、お肌が透き通っていらっしゃるので」といい、「雇うというとおこがましいんですけど、趣向を変えて上司だったら素敵だなって思います。オフの時間に一緒にゲームをして遊んでくれそうじゃないですか。そういうのを合間でやりながら真面目な話も聞いてくれそうなので」と理由を説明。続けて、部下にしたい人を聞かれると「溝口以外ってことですよね」と前置きをして笑いを誘い、「正木君ですね、女子力が高そうで、ティッシュとハンカチとキャンディーとかブレスケアとかポッケに入ってそう。そういうイメージが高いし、単純に後輩として可愛いかなって気がします。程よい距離感で近寄ってくれそうな気もして、流行りのスイーツを教えてもらったりとか」と話すと、正木は「スイーツ大好きで店舗をいっぱい知っているので、今度お連れします」と声を弾ませると、渡部は「僕ちょっと甘いもの苦手なので」と突き放して笑わせた。
そして、くせ毛がコンプレックスと話していた富田について渡部は「やっぱヘアケア(担当)」と即答し、「悩みがあるからこそ、ヘアに対してはストイックだと思うので、親身にくせ毛の方の意見を聞けるのは、すごく大きな窓口になる」と語ったが、富田は「俺は『ビューティービューティー』って会社に入れなそう」と自信なさげ。これに渡部は「全然、だってまつ毛めっちゃ綺麗ですもん。よーく見たら目がすごく綺麗なんです。窓口は好感度も必要なのでピッタリです」と褒めると、富田は「初めて言われた!ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。
そして、残された溝口については「接客担当。待ち時間とか(笑)。そういうのすごく上手そうなので。でも実は1番有能なのは溝口だと思います。盛り上げるのもすごく上手ですし、人としてしっかりしているので、面白くって思うと溝口以外って思うけど、真面目に考えると実は溝口かなって思いもあります」と落として上げると、溝口は「やっぱり根は真面目な人間ですから、真面目に考えると僕も溝口かなって思います」と調子に乗っていた。
映画『シュウカツ3』はユナイテッド・シネマ アクアシティお台場(12月7日~)、大阪シネ・リーブル梅田(12月8日~)、名古屋シネマスコーレ(12月15日~)ほかにて公開。(modelpress編集部)
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