稲垣吾郎、レッドカーペット後に共演者とお酒「すごく楽しい夜」振り返る<半世界>
2018.10.30 21:02
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俳優の稲垣吾郎が30日、都内で行われた主演映画「半世界」(2019年2月公開)の舞台あいさつに、メガホンをとった阪本順治監督とともに出席した。
稲垣吾郎、「新しい世界」としての再スタートが「自分にとっても1つの世界、半世界」
阪本監督の完全オリジナル脚本の同作は、美しい地方都市を舞台に39歳の男3人の視点から「人生半ばに差し掛かった時、残りの人生をどう生きるか」という葛藤、家族や友人との絆、新たな希望を描くヒューマンドラマ。稲垣は炭焼き職人の紘(こう)役を演じ、故郷に帰還する紘のかつての同級生の瑛介役を長谷川博己、紘と瑛介の同級生の光彦役を渋川清彦、紘の妻の初乃役を池脇千鶴が演じる。満員の観客に迎えられた稲垣は「監督をはじめとするスタッフの皆さまと、共演者の皆さまと大切に育て上げた作品が、今こうして皆さんに見ていただけるという日が来ることを嬉しく思っています」と笑顔であいさつ。
また、自身にとっての『半世界』(もう1つの世界)とは何か聞かれると「自分のプライベートも半世界ですし、お仕事の現場でもまた1つの半世界だという気がします」といい、「でも新しい世界という意味では自分自身、環境が変わって、また新しい地図という形で再スタートさせていただいて、そこが今、自分にとっても1つの世界、半世界なのかもしれないですね」と答えた。
レッドカーペット後に共演者とお酒「すごく楽しい夜でした」
長谷川や渋川、池脇と現場でどのように友情や愛情を深めていったのか質問された場面では、「共演させていただいて感激だったというか、僕も映画とかでファンだった俳優さんたちなので、ご一緒させていただいたことが僕の中で宝物です」としみじみと語り、「現場では、土地の力というものが大きくて、三重県の伊勢志摩で撮影していたんですけど、ずっと1つのお家を借りて、合宿みたいな感じで1ヶ月以上その場所にいて、その場所やスタッフの皆さんに引き寄せられて、本当にあれは現実だったのかな、夢だったのかなと思うような、そんな経験でした」と吐露。続けて「この間、レッドカーペットを歩かせていただいたときに、久々に長谷川さんや渋川さん、池脇さんとお会いして、1ヶ月間一緒に暮らしていたというか、映画を作っていた3人とは思えない感じがして、長谷川さんは(連続テレビ小説の)『まんぷく』のお兄さんにしか見えなくて(笑)。今まで映画で見ていた3人がいて、三重県ではそういう感じがしなかったので、不思議な映画の力というか、監督がそういう世界を作ってくださったので、そんな印象ですね」と明かし、「なので現場ではそんなに喋らなかったんですけど、この間レッドカーペットを歩かせていただいたあとに、監督がご飯を連れていってくださって、初めてあの仲間みんなでお酒を飲むことができて、すごく楽しい夜でした」と振り返った。
なお、舞台あいさつ前には、記者会見が行われた。(modelpress編集部)
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