話題のモデル・モトーラ世理奈、映画主演に抜擢　2000人のオーディション勝ち抜く＜恋恋豆花＞

今関あきよし監督最新作となる同作の舞台は「いま一番、日本人に愛されている海外の地」台湾。主人公・奈央が、父・博一の提案で訪れた台湾旅行での思いがけない出会いを描く。

モトーラ世理奈、2000人のオーディション勝ち抜く

モデルとして脚光を浴び、人気バンド・RADWIMPSのアルバムジャケットに起用されるなど、ファッション・アイコンとして各国のクリエーターから熱い視線を注がれているモトーラが演じるのは、複雑な内面を持つ主人公・奈央。モトーラは同作について、「あたたかい台湾の雰囲気につつまれて奈央を演じるのが楽しみです」と意気込んだ。

また、モトーラは同作のオーディションで、2000人の中から選出。オーディションについて、「『恋恋豆花』というタイトルを見た時、なんて可愛いタイトルの映画だろうと思い、なぜか不思議と自分がその中にいるイメージがついてしまっていて、この役を何とか掴みたいと思ってオーディションに挑みました」と振り返った。

椎名鯛造、真宮葉月らキャストも発表

ほかキャストも発表され、利重剛が奈央の父・博一、大島葉子が博一の3度目の結婚相手で奈央と台湾旅行を共にする綾、椎名鯛造が、奈央が台湾で出会う日本人バックパッカー清太郎、真宮葉月が物語の重要な役割を果たす綾の本当の娘として出演。

利重は、「今関さんとは、知り合ってからそろそろ40年になるんだけど、一緒に仕事するのは初めて。そして、大好きな葉子さん。ずっと気になっていたモトーラちゃん。ああ、本当に楽しみです」と語り、大島は「一緒に旅をする、とてもピュアで魅力的なモトーラ世理奈さんと、どのような心の触れ合いが出来るのか。とても楽しみにしています」とコメント。

そして、椎名は「映画の1人の登場人物として作品をより良いものに出来るよう尽力したいと思います」と話した。

台湾からもキャスト集結

また、台湾側からもキャストが集結。台湾のホテルで出会う女優の卵を演じるのは、台湾映画界を牽引するスター俳優・桂錀鎂（グイ・ルンメイ）や呉慷仁（ウー・カンレン）とも共演した潘之敏（ヴィッキー・パン・ジーミン）。

加えて、日本でも劇場公開された「若葉のころ」「私を月に連れてって」でも知られる、新世代のイケメン俳優・石知田（シー・チーティエン）が本人役で特別出演する。

今関あきよし監督「モトーラには初対面から、電気ビリビリやられ」

そして、今関監督は同作について「『映画はキャスティングで8割が決まる』というけど、今回ほどそう思う映画はない」と紹介。さらにキャスト陣については、「モトーラには初対面から、電気ビリビリやられ、葉子は1年くらい前に、何も決まらないうちから出演オファーしていたし、台湾キャストは偶然と必然が重なり合い、最高のキャストが決まった。これだけのキャストが揃えば、あとは、ひたすら僕は台湾を楽しめばいいだけ」と明かした。（modelpress編集部）

キャスト＆監督コメント

・モトーラ世理奈

「恋恋豆花」というタイトルを見た時、なんて可愛いタイトルの映画だろうと思い、なぜか不思議と自分がその中にいるイメージがついてしまっていて、この役を何とか掴みたいと思ってオーディションに挑みました。今関監督は少年のような好奇心を持ってる方だなと、初めてお会いした時に印象を受けて、これからの撮影が楽しみでワクワクしています。

台湾は、私にとって大切な友達と初めて行った海外旅行の場所なので特別な想いもあり、あたたかい台湾の雰囲気につつまれて奈央を演じるのが楽しみです。

・大島葉子

私にとって台湾は特別な想い出のある場所。その台湾というとても魅力的な街と人達の中で、台湾を愛してやまない（笑）今関監督の作品で参加出来る幸せ。そして、一緒に旅をする、とてもピュアで魅力的なモトーラ世理奈さんと、どのような心の触れ合いが出来るのか。とても楽しみにしています。

・椎名鯛造

この度、清太郎を演じさせていただきます椎名鯛造と申します。今関監督が魅せられた台湾が舞台の映画、僕は一度も行ったことがない土地ですので純粋に楽しみです。どんな料理があるのか、どんな空気でどんな人たちが住んでいるのか。バックパッカーの役という事なので、台湾を楽しみにしたままロケに挑みたいと思います。

普段は舞台のお仕事が多いのですが、映画の1人の登場人物として作品をより良いものに出来るよう尽力したいと思います。公開まで是非楽しみにしていてください。

・利重剛

今関さんとは、知り合ってからそろそろ40年になるんだけど、一緒に仕事するのは初めて。そして、大好きな葉子さん。ずっと気になっていたモトーラちゃん。ああ、本当に楽しみです。

・今関あきよし監督

「映画はキャスティングで8割が決まる」というけど、今回ほどそう思う映画はない。モトーラには初対面から、電気ビリビリやられ、葉子は1年くらい前に、何も決まらないうちから出演オファーしていたし、台湾キャストは偶然と必然が重なり合い、最高のキャストが決まった。これだけのキャストが揃えば、あとは、ひたすら僕は台湾を楽しめばいいだけ。今回、初心に還って8ミリ映画時代の気分で撮るつもり、これで楽しくならないはずがない！

モトーラ世理奈（もとーら・せりな）

生年月日：1998年10月9日
出身地：東京都
身長：167cm
趣味：ダンス（高校でダンス部）・ショッピング
特技：変顔
Instagram：@sereeeenam