TOKIO長瀬智也は「アイドルに戻らなくていい」監督からの激励に感動<空飛ぶタイヤ>
2018.06.16 13:11
views
16日、都内で映画『空飛ぶタイヤ』の公開記念舞台あいさつが行われ、主演を務めるTOKIOの長瀬智也をはじめ、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、六角精児、本木克英監督が出席した。
長瀬智也へサプライズレター 本木監督「アイドルに戻らなくていい」
イベントでは、座長の長瀬へ、本木監督からサプライズレターが贈られる一幕が。朗読前から「泣いちゃいますよ」と感激の様子の長瀬へ、監督は「一人で主演を背負い、孤独で辛いときもあったと思いますが、メンタルの強さは大したものです。この映画はあなたが引き受けてくれたから出来上がった」と労いの言葉を贈った。
そして、撮影に入る前には「あなたが(長瀬演じる)赤松を俺様キャラでとらえているのなら、監督を断わろうと思っていた」というこも明かし、「だけどそんな先入観は吹き飛ばしてくれた。気負うこと無く脚本を読み込み、率直で優しい感性で意見をおっしゃいました」「現場でも柔軟でぶれない姿勢、相手の演技にも対応し冷静沈着。自分がどう見えるかではなく映画全体のことを考えていた」と真摯に役に向き合う長瀬の姿を称賛。
「最後にあなたは『アイドルに戻ります』と現場を笑わせて去っていったけど、もうアイドルに戻らなくていい。“俳優・長瀬智也”が次にどんな役をやるのかを心から期待しています」と熱い手紙を読み上げた。
感激の表情で手紙を聞き入っていた長瀬は、「心に響くものがありました。思ったものは素直に言ってしまうので失礼もあったかと反省もあるんですが、監督の器の大きさのおかげで僕も思い切りできた。一緒に共演してくれた役者のみなさんのおかげでもある」と監督、キャストへの感謝を伝え、会場は温かな拍手に包まれた。
池井戸潤作品を初映画化 長瀬智也主演「空飛ぶタイヤ」
原作は累計180万部を突破した池井戸潤氏によるベストセラー小説「空飛ぶタイヤ」(講談社文庫、実業之日本社文庫)。ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故で、整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)が、自らの無実を信じ、大企業に対して調査を開始するところから物語は始まる。ディーンはトレーラーの製造元であるホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太、高橋はホープ自動車のグループ企業であるホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮を演じる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】