「第90回アカデミー賞」ノミネート発表 日本人2人が快挙
2018.01.24 10:47
「第90回アカデミー賞」の各部門のノミネーションが23日、発表され、日本人2人がノミネートされた。
ノミネートされた日本人は辻一弘&桑畑かほる
メイク・ヘアスタイリング賞には、『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』でチャーチル役の特殊メークを手掛けた京都市出身の辻一弘氏が3度目のノミネートとなり、短編アニメ映画賞では桑畑かほる氏が共同監督を務めた『ネガティブ・スペース』(原題)がノミネートされた。辻氏は「非常に光栄です。特にゲイリー(・オールドマン)さんとともにノミネートされ、この映画が6部門でノミネートされたのは嬉しい限りです」と配給・宣伝会社を通して喜びのコメントを寄せた。
作品賞は9作品がノミネート
毎回注目される作品賞にノミネートされたのは『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』ほか、『君の名前で僕を呼んで』『ダンケルク』『ゲット・アウト』『レディ・バード』『ファントム・スレッド』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『シェイプ・オブ・ウォーター』『スリー・ビルボード』。この9作品の中から、作品賞が選出される。『シェイプ・オブ・ウォーター』が最多ノミネート
また、13部門の最多ノミネート作品は『シェイプ・オブ・ウォーター』。作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、音響編集賞、録音賞、撮影賞、衣装デザイン賞、編集賞、美術賞、作曲賞を獲得した。続いて、8部門ノミネートされたのは『ダンケルク』(作品賞、監督賞、音響編集賞、録音賞、撮影賞、編集賞、美術賞、作曲賞)。6部門ノミネートされたのは『スリー・ビルボード』(作品賞、助演男優賞、主演女優賞、編集賞、作曲賞、脚本賞)、『ファントム・スレッド』(作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、衣装デザイン賞、作曲賞)、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(作品賞、主演男優賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイク・ヘアスタイリング賞)。
なお、授賞式の模様は、日本時間3月5日午前8時30分よりWOWOWにて生放送される。(modelpress編集部)
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