間宮祥太朗が待ちわびた男・藤原季節襲来 壇上でバナナ食す&突然の痙攣でカオス状態
2017.12.01 02:15
俳優の間宮祥太朗が11月30日、都内で行われた初主演映画『全員死刑』の大ヒット舞台挨拶に登壇。この日は間宮が共に舞台挨拶に立つことを熱望していた“スペシャルゲスト”が登場。その男の“自由すぎる”言動により、舞台挨拶は終始カオスの様相を呈した。
藤原季節、襲来
2004年に福岡・大牟田で発生し、被告である家族4人全員に死刑判決が下った異例の事件「大牟田4人殺害事件」をモチーフにしたR15+指定の“狂悪エンターテイメント”。この日は殺人一家の次男・タカノリ役で主演をつとめる間宮に加え、共演の藤原季節と毎熊克哉、小林勇貴監督の登壇が急きょ決定。中でも映画『ライチ☆光クラブ』(2015)での共演をはじめ親密な間柄である藤原に対し、間宮は「(今作で)初めて一緒に(舞台挨拶に)立てて嬉しい。季節とのエピソードが多いのに季節がいないところでしゃべるのは寂しかったので、本当に嬉しいです」と歓喜した。その藤原は劇中で演じるYouTuberをイメージしたヘルメットやゴーグルを装備したうえ、手に持ったビニール傘でスナイパーかのごとく観客に狙いを定めながら“襲来”するという異色の登場で場内をいきなりざわつかせる。間宮はその様子を静かに見守りつつ「季節はすごくピュアで集中力が高いぶん、視野が狭くなる」と現場での性質を語り、藤原がトランクから飛び出してくるシーンで「スタッフさんから『気をつけて』と散々言われてたのに、気持ち高ぶりすぎて頭ガーンってぶつけてた。『だから言ったじゃないですか』って怒られてた」と暴露。
藤原はそのトランクに閉じ込められそうになり「開けて!」と助けを求めた際、間宮だけが気づいてくれたことから「(間宮のことを)好きになった。お茶とチョコを僕に渡して『ゆっくり休めよ』と言ってくれたから、そのチョコを絶対なくさないで持っておこうと思った」というが、すぐに「2日くらいでなくしました(笑)」とぶっちゃけ、間宮から「なんの話?」と冷静なツッコミを受けた。
藤原季節、痙攣
その後も藤原は進行台本を無視して小林監督との“痙攣ショー”に持ち込んだり、ポケットからおもむろにバナナを取り出して食べ始めるなど自由奔放に振る舞い続けた。現場での間宮について「異常だった。休憩時間、一言もしゃべらずに寝るんだけど、『タカノリ、本番!』って言われたらバッて起きて、カットかかったらまた寝る。それを朝から晩までずっと(繰り返してた)」と主張する藤原だったが、すぐさま「みんなは全員季節がおかしいと思ってた」(間宮)、「自分がおかしいんでしょ」(毎熊)と返され「いいっす!自分おかしくていいんで」とヤケクソに。最後のあいさつで「まだまだ祭りは終わらねぇぜ~」と謎の一言を放ち、間宮から「え~、こわ」とドン引きされたが、10代の頃から親交のある間宮に対して「この男の主演映画に参加できて俺は幸せです!」と熱い想いをぶつける一幕もあった。
ゆちむ監督、エゴサの鬼
観客の口コミが広まり、好評を受けて台湾での公開も決定した同作。一部のファンから“ゆちむ”の愛称で親しまれる小林監督はTwitterでつぶやかれた感想を全てチェックしており、この日の観客からも「(感想をつぶやくと)RTといいねが秒で来るけど、いつ寝てるんですか」との質問があった。監督は「RTしなくなったってことは寝ているということ。(検索避けのために)スペース開けたりスラッシュとか点とか入れたツイートも発見することが可能であります」と“エゴサの鬼”であることを認めながら「徹底的にエゴサーチして絶対に見つけだすけど、批判があっても力になる。観てくださったことがすごく嬉しい」と感謝を伝えていた。(modelpress編集部)
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