池田エライザ、脱童貞大作戦のターゲットに 過激シーンに挑む<チェリーボーイズ>
2017.11.24 07:00
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モデルで女優の池田エライザが、映画『チェリーボーイズ』(2018年2月17日公開)にヒロイン役で出演する。
映画『チェリーボーイズ』
原作は童貞漫画の金字塔として高い人気を得ている古泉智浩氏の『チェリーボーイズ』。とある地方都市、仕事も恋愛も上手くいかず、何事にも中途半端な3人組。揃いも揃って25歳の童貞で、寝ても覚めても考えることは女性とSEXのこと。そんな負け組認定の冴えない童貞3人組が、自分を変えるためにとった行動とは。
童貞3人組の主人公で通称・クンニこと国森信一には林遣都。共演には、通称・ビーチクこと吉村達也に柳俊太郎(※柳は正式には旧字)。同じく通称・カウパーこと高杉誠には前野朋哉。また、『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』などの監督として独特な世界観のクリエイターとして注目を集めている松居大悟氏の脚本を基に、西海謙一郎監督が長編映画デビューを果たす。
今回解禁となったポスタービジュアルは、覆面を脱ぎ捨て、スカートの中を覗こうとする童貞3人組の姿が。真面目な役柄からコミカルな役柄まで幅広い演技力を持つ林が衝撃的な変顔を披露している。
ヒロインは池田エライザ
そして、ヒロインには池田が決定。童貞3人組のマドンナ的な存在にして、脱童貞大作戦のターゲットにされる釈笛子を演じる。下世話な噂が絶えない大胆キャラに扮し、過激シーンにも果敢に挑むなど、幅広い演技と体を張った熱演で童貞3人組を見事に迎え撃つ。また、童貞3人組を目の敵にする不良・通称:プーチンこと中出英雄に岡山天音、強面な一匹狼の変わり者・通称:ゴキこと五木誠一郎には人気のラッパー・般若。さらに、山谷花純、松本メイ、岸明日香、馬場良馬の若手から、吹越満や立石涼子のベテラン勢まで、バラエティに富んだ個性豊かなキャストが顔を揃えている。
エンディングを飾る主題歌は、斉藤和義と中村達也によるロックユニット・MANNISH BOYSの「GO!GO!Cherry Boy!」に決定。同楽曲は、14年に発表された既成曲ながら、「GO!GO!Cherry Boy!」というフレーズが繰り返し歌われ、本作の主人公たちを応援するような楽曲となっている。(modelpress編集部)
池田エイラザ コメント
悩める男子たちの青春の一ページに参加できて楽しかったです。母性全開でお届けしています。みんないたって真剣です。ぜひ最後まで、最後までお楽しみください。
脚本・松居大悟氏 コメント
『チェリーボーイズ』は2009年から書いていた、僕にとって『アフロ田中』を撮る前の初めての映画の企画です。元々古泉智浩さんの漫画が好きで、中高男子校で女子が怖くて、自分は童貞を肯定することしか生きる道はなく、童貞作品を吐くほど描き続けていたところ、ディレクターの人に声かけてもらってこの企画は始まりました。その人もアイドルオタクで笑顔がブサイクでほんとどうしようもなくて、でも『チェリーボーイズ』への愛情はすごくて、何者でもない僕らは独房みたいな部屋でこの映画についての夢を描いて、あり得ないキャスティング案にゲラゲラ笑って、本を書いていました。そしてプロデューサーの原田さんが入って、もしかしたら動き出すのかと台本を煮詰めていた矢先、そのディレクターの人は連絡が取れなくなりどこかへいってしまい、この企画も止まってしまいました。僕の書いた『チェリーボーイズ』の台本だけを残して。あいつはほんとどうしようもない野郎です。そして去年、原田さんから連絡があり「チェリーボーイズをやりたい」と言っていただき、監督の西海さんももうほんと変態だったのですごく嬉しかったです。それで台本を読み直したのですが、あの頃の童貞丸出しの童貞にしか書けない息苦しさと美しさがあり、今の自分には書き直すことができない、と絶望しました。ここには今の自分が失ったものが全て詰まっている。そう告げるとそのままやりたいと言っていただき、体裁だけ整えて、西海さんに託しました。
この映画が実現したこと、本当に嬉しいし、童貞丸出しのあの頃の自分に伝えてやりたいです。お前の狭い宇宙は、ちょっと時間かかるけど見えるんだよと!男は生まれた時にはみな童貞で、でもいつかそれを失ってしまって、失ったことすら忘れてしまう。でも乙女心より複雑な童貞心は、今もこの世界のどこかでいつも輝いていて。きっとこの映画には童貞の、男の、グチャグチャで繊細でどうしようもない美しさが描かれている。それが感じられなければ、それは映画ではなくて、失ってしまった僕らの責任です。
映画『チェリーボーイズ』、公開楽しみにしております!!
【Not Sponsored 記事】