間宮祥太朗、初主演映画公開日に初受賞「人生で忘れられない日」 1人の映画少年が“観客を釘付けにする俳優”に<第9回TAMA映画賞>
2017.11.18 20:43
18日、東京・多摩市で開催された映画ファンの祭典「第27回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」にて、「第9回TAMA映画賞」授賞式が行われ、最優秀新進男優賞を受賞した間宮祥太朗が登壇した。
間宮祥太朗、初受賞
本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰する「最優秀新進男優賞」。間宮は今年『トリガール!』『帝一の國』『劇場版 お前はまだグンマを知らない』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』などで多彩な役柄を好演。特に『トリガール!』で演じたヤンキーかぶれの坂場先輩について「真っ直ぐでアグレッシブな役柄を、エネルギッシュ且つ繊細に演じて、観客をスクリーンに釘付けにした」と受賞理由が述べられた。間宮は「今回このような名誉ある賞をいただきまして本当に幸せに思います。ありがとうございます」と感謝し「僕はずっと映画少年でして、映画にいろんなことを教えていただき、映画を観なければこの仕事をすることにはならなかった。映画で初めての賞をいただいて本当に幸せです」と自身初の受賞に感激。またこの日、初主演映画『全員死刑』が公開となり「僕にとって今日はすごく幸せな日。人生で忘れられない日になると思います」と感慨深げに語った。
今回は『トリガール!』で共演した土屋太鳳と高杉真宙も最優秀新進女優(男優)賞を受賞。「土屋太鳳さんと高杉真宙くんとともに受賞できたこと、本当に幸せに思います」と語り、3ショットトークも。
“太鳳”“祥太朗”と下の名前で呼び合うことについて改めてMCから問われると間宮は「役柄的に敬語をやめて、下の名前で呼び合おうと提案しました。(宣伝で)その話をしていたらニュースになって、土屋さんに下の名前で呼ばせることがこんなに問題になるとは思っていませんでした(笑)」と笑いを誘った。
「第9回TAMA映画賞」
国内映画賞のトップバッターとして注目を集める同賞は、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰したもの。最優秀作品賞は『散歩する侵略者』(黒沢清監督、及びスタッフ・キャスト一同)、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』。最優秀男優賞を浅野忠信(この日は欠席)と池松壮亮、最優秀女優賞を満島ひかりと長澤まさみが受賞。最優秀新進女優賞には土屋とともに石橋静河が選ばれた。(modelpress編集部)
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