「HiGH&LOW」最新作で男女比に変化 広がるファン層…“アクション映画”としても支持<興収&動員数>
2017.08.21 19:04
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8月19日に公開されたEXILE HIROが企画プロデュースを務める総合エンタテインメント「HiGH&LOW」の新作映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」が、20日までの累計(※先行上映分込み)動員29万6,471人、興収4億1,231万3,400円だったことが発表された。男女比は4:6と、劇場版第1弾「HiGH&LOW THE MOVIE」(2016年7月16日公開)の2:8と比べ、大きく変化している。(※一部最新作のネタバレあり)
「HiGH&LOW」とは
リアルとファンタジーがコラボした世界観で、映画、ドラマ、動画配信、コミック、SNS、アルバム、LIVEなど、あらゆるメディアを巻き込み展開する「HiGH&LOW」。“SWORD地区”(S=山王連合会、W=White Rascals、O=鬼邪高校、R=RUDE BOYS、D=達磨一家)に存在するチームのプライドをかけた闘いと、その裏のリアリティのある大人の世界・生き様を描いている。すでに「THE MOVIE」のほか、「HiGH&LOW THE RED RAIN」(2016年10月8日公開)も公開されており、最新作「END OF SKY」は劇場版3作目となる。
出演者には、お馴染みのAKIRA、青柳翔、TAKAHIRO、登坂広臣、岩田剛典、黒木啓司、山田裕貴、窪田正孝、林遣都ら実力派俳優はもちろん、新キャラクターとして、中村蒼、NAOTOと小林直己、関口メンディー、さらには津川雅彦、岸谷五朗、加藤雅也、笹野高史、髙嶋政宏、木下ほうかという日本映画のレジェンドたちも加わり、総勢100人。
「END OF SKY」では、SWORD排除を目指す闇の勢力「九龍グループ」の全貌が明らかになるほか、とある事件で監獄に収監されていた蘭丸(中村)率いる悪名高いスカウト集団「DOUBT」と、SWORDの一角でROCKY(黒木)率いる「White Rascals」の因縁が描かれる。
男女比に変化
映画だけでなく、ドラマ「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」<Season1><Season2>など映像作品をはじめ、2016年にはドームツアー「HiGH&LOW THE LIVE」も行われた「HiGH&LOW」。「山王連合会」ら“SWORD地区”、「DOUBT」「MIGHTY WARRIORS」「プリズンギャング」「雨宮兄弟」「ムゲン」、そして最大の敵として立ちはだかる「九龍グループ」と個性豊かなチームが登場し、ファンの中では“推しチーム”が存在するなど、シリーズを通してその世界観で魅了している。特に、「HiGH&LOW THE LIVE」には、「雨宮兄弟」ファンなら革ジャン、「達磨⼀家」ファンなら赤の法被と、そのチームの格好などを真似して参加するファンが多く見られ、キャストのみでなく、演じる役に対し強い思い入れを持っていることが分かる。
「HiGH&LOW」のプロジェクトが各方面で展開していく中、「END OF SKY」で目立った男性客の増加。これまでのシリーズ作よりも、若い中高生を中心に男性客の来場比率が一段と高くなり、新規男性客の取り込みに成功。シリーズ作をまったく見ていない、初見の観客も多くみられたといい、ファン層の広がりを証明している。
アクション好きも多く来場
また、「END OF SKY」では、特大スケールのカーアクション・バイクアクションが描かれており、多くのアクション映画好きの一般客も来場。「ムゲン」(AKIRA、青柳)・「雨宮兄弟」(TAKAHIRO・登坂)らが、九龍グループ「黒崎会」の若頭・九鬼源治(直己)らと対決するシーンは圧巻で、そのカーアクション・バイクアクションに釘付けになるはず。
さらに、「HiGH&LOW」シリーズならでは、各チームが集結するクライマックスシーンは大迫力。テーマ曲に乗せて各チームが登場するシーンや、「RUDE BOYS」なら臨場感溢れるアクロバット、と各チームの特色にあわせたアクションシーンは、ファンにとっては興奮モノ。スケールアップしている一方で、シリーズ当初から変わらぬ世界観を貫いている点も、ファン心を掴んで離さない理由かもしれない。
11月には「FINAL MISSION」も公開
未来をかけた最大の戦いが描かれる最新作。それに続く物語として、11月11日には「HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION」の公開も決定している。(modelpress編集部)
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