「銀魂」橋本環奈、被災地訪問 “ゆかりの地”で地元民へメッセージ
2017.07.12 14:29
女優の橋本環奈が11日、熊本県内で行われた映画『銀魂』(7月14日公開)の舞台挨拶に出席した。
福岡出身の橋本環奈が熊本訪問
今回の舞台挨拶は、2016年4月に起きた熊本地震以降営業を停止し、今年4月20日、約1年後に全館営業再開をしたショッピングセンター"ゆめタウンはません"内のTOHOシネマズはませんにて実施。大きな拍手で迎えられた橋本は久々の熊本訪問に「熊本に来られて、すごく嬉しいです!初めて映画に出演させていただいた時に撮影した場所が熊本だったので、また来たいなとずっと思っていました」と喜びを露わにした。
地元民へメッセージ
また、福岡出身で、ゆめタウンのイメージキャラクターを務める橋本は「私がこの『ゆめタウン』さんのイメージキャラクターをさせていただいてることもあって、最初の損壊の報を聞いた時は驚きましたし心を痛めました。熊本地震で甚大な被害を受けられて、この劇場のある『ゆめタウンはません』さん、そしてこの『TOHOシネマズはません』さん、ご不自由な生活をされた方も今日のお客様の中にはたくさんいらっしゃると思いますが、みなさんに心よりお見舞いを申し上げます。関係各位の皆さんのお力で約1年かけてこのように復旧されて。今日来てみて、この復旧は本当に皆さんの努力の賜物なんだなと思いました」とメッセージ。映画については「私は銀魂の中でも元々この『神楽』というキャラクターが好きだったので、出演のお話をいただいた時すごく嬉しかったです」とオファーを受けた際の心境を明かし、続けて「誰もが知っている人気作で、しかも人気が高い『神楽』だったので、原作のイメージを崩れないようにしたいなと思いました」と撮影を回顧。「豪華キャストで、撮影中も和気あいあいとしていたんですが、この現場の良い雰囲気がそのまま作品にも出てると思います」と笑顔を見せた。
最後には「今日はこの震災のご苦労を一時でも忘れていただき、映画『銀魂』を楽しんでいただけたらと思います。今日は本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちを精一杯に伝え、会場全体が温かな空気に包まれた。
映画『銀魂』
空知英秋氏の人気漫画を実写化した同作は、宇宙からやってきた“天人(あまんと)”によって開国されたパラレルワールドの江戸末期を舞台に、便利屋“万事屋銀ちゃん”を営む坂田銀時(小栗旬)とその仲間の志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本)らの身に起きる様々な事件を描く、笑いあり感動ありのアクションエンターテイメント。勇者ヨシヒコなどの福田雄一監督がメガホンをとる。(modelpress編集部)
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