伊原剛志、横山剣のフレッシュな演技に「僕らも基本に立ち返ろうと…」
2017.06.15 15:21
俳優の伊原剛志が15日、都内で行われた映画「イイネ!イイネ!イイネ!」(6月24日公開)のフライングスペシャル上映会に、クレイジーケンバンド(以下、CKB)、中野英雄、山口智充、脚本の一雫ライオン氏、門馬直人監督とともに出席した。
横山剣の“フレッシュ演技”に感嘆
同作には、横浜で生まれ育った男・横山剣を中心に結成されたCKBのメンバー全員が揃って本人役で出演。彼らが生まれ育った横浜の街を舞台に、ケン(横山)、ドブオ(伊原)、トニー(中野)という幼馴染3人の友情物語をCKBの名曲とともに描く。横山と共演した感想を聞かれた伊原は「歌手としては長いんですけど、役者としては本当にフレッシュでしたね。新鮮でした」と吐露して笑いを誘い、「ビックリするくらいフレッシュで、リハーサルのときからフレッシュで、剣さんはフレッシュという言葉は似合わないですけどフレッシュでした」とフレッシュを連呼。
さらに、「ブドウのようなフレッシュさでした」と表現し、フレッシュだと思ったエピソードを尋ねられると「芝居じゃない、本当の役なので、その境目があまりわからない、演技しようとかそういうのじゃないところが、僕らも基本に立ち返ってフレッシュにと思いました」と語った。
また、中野は「割とそばについていることが多かったんですけど、セリフを言い終わったあとに僕を見るんですよ」と明かし、「すごく不安げな顔で…。カットがかかるまで前を向いていてくださいと言っているんですけど、セリフを言い終わったら(中野を見る)」とエピソードを回顧して会場を沸かせ、「伊原さんの言う通りフレッシュで、剣さんのいいところが出ているんじゃないかと思います」とアピールした。
横浜での撮影エピソードについて聞かれると、伊原は「僕がやっているシーンで、昔クレイジーケンバンドがデビューしたてのころによくやっていたライブハウスがあったり、妖艶で怪しい場所もありました」とMCを見ながら話し、前のカメラを見て喋るように促されると「僕も何か新人のフレッシュマンみたい」と照れ笑いを浮かべた。さらに「横浜は雰囲気のある妖艶な場所や、都会、埋め立てしたばかりの空き地などがあって、絵になる街ですね」と横浜の印象を語った。
今回、同作で脚本を担当した一雫氏は「幼い頃に、よく親父に休日になると『オシャレなところに連れていってやる』と元町を歩かされてホットドッグを食べたり、そういう思い出があって、そういう話を脚本家として剣さんとお話させていただいたら、とにかく横浜にまつわる小道具とか、結構メールでやり取りさせていただいて、個人的にファンだったので、メールのやり取りをさせていただいて、得をした気分で嬉しかったです」と笑顔を見せた。
CKBが40分のライブ披露
このほか、同イベントでCKBは、シークレットライブ、観客リクエストライブ、山口智充スペシャルセッションと計40分にもわたるライブを披露。同作にDJ役で出演している山口は、横山との共演シーンはなかったそうだが「剣さんが現場にお越しいただいて、すごく幸せな環境で芝居をさせていただきました」と話し、普段の横山はどんな感じか尋ねられると「僕が語るのは非常におこがましいのですが、やっぱり気さくで、どこがスパーンと合ったかというと、下ネタが合うということですかね」と打ち明けて笑いを誘い、横山と2人で謎のポーズをして盛り上がっていた。(modelpress編集部)
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