GACKTが沖縄凱旋「全国に沖縄の良さを届けたい」<モデルプレスインタビュー>
2017.04.23 18:28
アーティストで沖縄出身のGACKTが23日、「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」に出品された主演映画「カーラヌカン」(2017年公開予定)の舞台挨拶に登場。また、沖縄・国際通りで行われたレッドカーペットにも出席し、モデルプレスのインタビューに応じた。
GACKT「最高の作品を皆様に」
同作は、沖縄・八重山地方の大自然を舞台にしたカメラマンと少女の愛の物語で、あらゆる自然生物に感謝して共生する、喜びに満ちた愛と平和を訴えるストーリー。GACKTは仕事にも女性にも自信家で、類い稀な美しい身体と美貌を持つ40歳前後の男性の役を演じる。
映画に出演した感想についてGACKTは「沖縄に何か貢献できることをずっとやりたいと思っていたから、こういう形で沖縄に縁がある映画に参加することが嬉しいのと、ぐっとくるものがある」としみじみ。監督からのオファーについても「考えさせてくださいといったのに、監督はすぐOKと(笑)思い込みが半端じゃない。すごい」と振り返っていた。
オーディションで選ばれた新人のヒロイン・木村涼香について「僕はあまり壁がない方。彼女ともすぐ仲良くなれたと思うんですけど。まあ多分思い込みかもしれないですけど…」と控え目。作品については「沖縄の美しさが伝わる作品になっています。全国に沖縄の良さを届けたい伝わったらいいかなと思う」とメッセージを送った。
キム兄、ガッくんに“食われる?”
また、共演の木村祐一もモデルプレスのインタビューに応じGACKTと沖縄に来たことに「ガッくんと一緒ということで地元との人の声援と、何回も来ているホーム感があってすごく居心地がよかった」と話し、映画については「映画はちょっとしか出ていなくて今回ガッくんに“食われた形”になってしまったけど…(笑)今度またがんばります!」と冗談を言いつつも改めて役者としてのGACKTを認識したようだった。映画「カーラヌカン」ストーリー
世界を舞台に活躍する写真家の大山光(GACKT)は、沖縄八重山諸島地域の自然を背景に、美しい姿態の美少女、石垣真海の写真集を撮影していた。西表島の美しい滝の下での撮影中、突然、滝上から強い太陽光線が大山を突き刺し、目の前が真っ白になる。気がつくと、真海が忽然と消えてしまっていた…それから4年間、大山は理由がわからないまま、八重山の奥深くで消えた少女を探し続けてしまう。八重山諸島に通い、真海を探す道すがら、沖縄の圧倒的な自然や芸術に触れていく。同時に、今まで誰も描くことの出来なかった沖縄の美しい光景も写真に収めていく。
一方、消えた真海も、沖縄の文化芸術を身につけようとしていた。そして、次第に真海の影を捕えていく。大山は想念の中で成長する女への強い愛に気付きはじめる。少女は、なぜ忽然と姿を消したのだろうか。もしかしたら、夢だったのか、それとも、川の神様「カーラヌカン」だったのか…(modelpress編集部)
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