主題歌を担当する高畑充希(C)2017 ひるね姫製作委員会

高畑充希に熱烈オファー 初挑戦で不安も「最高にカッコイイ」傑作完成

2016.11.24 08:00

女優の高畑充希が、声優をつとめるアニメーション映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(2017年3月18日公開)で、主題歌も担当することがわかった。

  
今作は「東のエデン」「精霊の守り人」「攻殻機動隊S.A.C.」など、重厚な世界設定を駆使して人間ドラマを描いてきた神山健治監督が描く感動アニメーション映画。

物語の主人公・森川ココネはいたって平凡な女子高生で、特技といえばどこでも眠れることくらい。そんな彼女が、大きな冒険の末に小さな真実を見つけ、今より少し先の未来を舞台に、夢とリアルをスリリングに行き来するロードムービーとなっている。

“森川ココネ”として歌唱「不安な気持ちはありました」

高畑が担当する映画の主題歌は、1967年に発表されたモンキーズのオリジナルを、日本の伝説的ロックスター、故・忌野清志郎さんによく似たZERRY率いるタイマーズがカバーした名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」。「夢」と「去った人への想い」を歌ったこの曲は、映画のテーマとも共鳴している。

“映画のエンディングで流れる主題歌もストーリーの一部”と考える神山監督は、まるで映画のストーリーをなぞらえて、主人公の気持ちを代弁するような歌だからこそ「デイ・ドリーム・ビリーバー」は主人公に歌ってほしいと高畑に熱烈オファー。高畑が、自身の名義ではなく森川ココネとして歌い上げた。

アニメーション映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(C)2017 ひるね姫製作委員会
高畑が声優をつとめた作品で、主題歌も担当するのは初の試みで、同楽曲についても「凄く好きな曲」と公言。「やはり私の中では清志郎さんの素敵なイメージが未だに鮮やかで、カバーするには勇気が必要だと思いましたし、私で大丈夫かなという不安な気持ちはありました」と率直な心境を明かすも、「役がそのまま唄うようにエンドロールに入っていきたいと監督がおっしゃったので、それだったら面白いのではないかと思い、チャレンジさせていただく事になりました。清志郎さんとはまた違った、ココネからの目線で楽曲を見られたらいいなと思い、この最高にカッコイイ曲を全力で楽しむことに集中しました」とコメントを寄せている。

高畑充希の吹き替え、歌声がそろった予告編解禁

そして今回、予告編も解禁。ココネと満島真之介演じる幼なじみの大学生・モリオとのやりとりなど、ごく普通の日常が映し出される前半から一変、江口洋介演じる父親・モモタローが突然警察に逮捕され、東京に連行されてしまうなど、次々と起こる現実世界の出来事が、何度も見ていた夢とつながっていることに気づくココネ。


すべてを知るため、そして父親を助けるために、ココネは眠る。さらに、最後に何かを発見して驚き、彼女が流す涙の意味とは…。高畑が歌う主題歌が流れる予告編は必見だ。(modelpress編集部)

高畑充希コメント

自分が声優をつとめた作品で、主題歌も担当するのは初めての挑戦です。しかも凄く好きな曲を。やはり私の中では清志郎さんの素敵なイメージが未だに鮮やかで、カバーするには勇気が必要だと思いましたし、私で大丈夫かなという不安な気持ちはありました。ですが、役がそのまま唄うようにエンドロールに入っていきたいと監督がおっしゃったので、それだったら面白いのではないかと思い、チャレンジさせていただく事になりました。清志郎さんとはまた違った、ココネからの目線で楽曲を見られたらいいなと思い、この最高にカッコイイ曲を全力で楽しむことに集中しました。

神山健治監督コメント

高畑さんは歌い手としても優れていることは分かっていましたが、「デイ・ドリーム・ビリーバー」を最初に聞いた時、思わずニヤニヤしてしまうくらい嬉しかったです。音楽としても素晴らしい。この楽曲は高畑さんでなければ意味がありません。“高畑さんが演じる森川ココネ”に歌ってもらうことで作品が完成すると言っても良いくらいです。主題歌を引き受けて頂き、非常に嬉しく思います。
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