福士蒼汰(中央)主演で「ちょっと今から仕事やめてくる」を実写映画化(C)2017『ちょっと今から仕事やめてくる』製作委員会

福士蒼汰「ちょっと今から仕事やめてくる」で主演抜てき 工藤阿須加・黒木華らと共演<コメント到着>

2016.07.29 11:14

北川恵海氏が第21回電撃小説大賞「メディアワークス文庫賞」を受賞した小説「ちょっと今から仕事やめてくる」を実写映画化することが発表された。主演の福士蒼汰は、爽やかな笑顔で社会に疲弊する若者の人生を絶望から希望へと導く謎の青年・ヤマモト役。ほか、精神的に追い詰められていたものの、ヤマモト(福士)と出会ってから本来の明るさを取り戻し、仕事の成績も次第に上がってゆく青年・青山隆を工藤阿須加、隆の職場での先輩・五十嵐美紀を黒木華、ヤマモトの過去を知る大場玲子を小池栄子、隆にパワハラ発言を繰り返す部長・山上守を吉田鋼太郎が演じる。

  

福士蒼汰×工藤阿須加が初共演

子供のように無邪気によく笑い、常にテンションが高めで明るく、ニッと歯を出した「歯磨き粉スマイル」を見せるヤマモトについて福士は、「幽霊のような、また神のような謎の存在でとても魅力的です」と紹介。同作で初めて大阪弁に挑戦するため、「人を惹きつける“何か”を出せればと思いますが、難易度が高いのは大阪弁です。監督にお勧めして頂いたやすしきよしさんのDVDや、テレビで関西の芸人さんを注意して見るようにして、ひたすら染み着くように頑張ります」と日々研究を重ねていることを明かした。

一方、「福士さんとの芝居の掛け合いを楽しみながら、日々集中して現場に挑みたいと思っています」と意気込みを語った工藤は、「自分自身どこか近いもの」を感じる隆役に起用され、「この役を頂けた事にプレッシャーを感じますが、同時にとても嬉しく思います」と歓喜。「仕事に忙殺され社会の中で生き抜く難しさを感じた青山は、死と向き合った瞬間にヤマモトと出逢ったことで、希望を探しながら前に進んでいきます。その中での喜怒哀楽をしっかり表現できたらと思っています」と意気込みを語った。

映画「ちょっと今から仕事やめてくる」相関図(C)2017『ちょっと今から仕事やめてくる』製作委員会

成島出監督「『ちょっと今から仕事やめてくる』って言われそう」

監督・脚本は、『八日目の蝉』で第38回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀作品賞を受賞した成島出氏。8月から始まる撮影に向けて、3月から福士・工藤とリハーサルを行っているようで、「福士くんは、とにかく明るい生粋の大阪人にしか見えません!工藤くんは、会社勤めをするサラリーマンにしか見えません!と、クランクイン直前に2人にプレッシャーを与えておきます(笑)。でもあまり言いすぎると、本当に2人から撮影中に『ちょっと今から仕事やめてくる』と言われそうなので、ここまでにしておきます」とユーモラスにコメント。

「社会に出て働くことによって、充実した日々を実感できるときもあれば、行き詰って希望を持てなくなってしまうときもあると思います。そんな行き詰ったときにこそ、この映画をご覧頂くことが“新たな一歩を踏み出す一助”になるような作品にしたいと思います」と作品への思いを打ち明けた。

福士蒼汰&工藤阿須加の「代表作」に…

また、原作の北川氏は映画化にあたり「主演が今をときめく福士蒼汰さんに決まったと聞いたときは『ヤマモト、お前も出世したなあ』と驚きました」と回顧。「工藤阿須加さんは、意志の強いまっすぐな瞳が非常に印象的な方だと思っていました。後にこの作品がお2人の『代表作』と言えるようになることを、心から願っています」と語った。

なお、映画「ちょっと今から仕事やめてくる」は2017年初夏公開。(modelpress編集部)

「ちょっと今から仕事やめてくる」ストーリー

仕事のノルマが厳しく、精神的に追い詰められていた青山隆(工藤阿須加)。疲労のあまり隆が駅で意識を失い倒れるところに、電車が来てはねられそうになってしまう。すんでのところで隆を救ったのは幼馴染みと名乗る男だったが、隆には彼の記憶がまったく無い。大阪弁でいつでも爽やかな笑顔をみせる謎の男、ヤマモト(福士蒼汰)と出会ってからというもの、隆は本来の明るさを取り戻し仕事の成績も次第に上がってゆく。そんなある日、隆はヤマモトが深刻な表情で墓地行きのバスに乗車するところを見かける。

不審に思った隆がヤマモトについて調べてゆくと、何とヤマモトは3年前に自殺していたことが分かる。それではヤマモトと名乗る、あの男は一体何者なのか?

福士蒼汰コメント

今回演じるヤマモトは、幽霊のような、また神のような謎の存在でとても魅力的です。人を惹きつける“何か”を出せればと思いますが、難易度が高いのは大阪弁です。監督にお勧めして頂いたやすしきよしさんのDVDや、テレビで関西の芸人さんを注意して見るようにして、ひたすら染み着くように頑張ります。

原作は現代の社会を映していると思いました。自分は会社員ではないので似た環境ではありませんが、忙しく大変だと思うときもあります。そんな時にヤマモトのような人がいたら救われるんだろうなと感じました。初の成島組ですが、登場人物をリアリティー溢れる魅力的なキャラクターに引っ張ってくださるので、安心して成島監督ワールドに浸かりたいと思います。

工藤さんとは初めての共演ですが、とても真面目で前向きな方だなという印象があります。工藤さんとのシーンがほとんどなので、2人で作品の空気を作れたらと思います。そして黒木華さん、小池栄子さん、吉田鋼太郎さんと豪華なキャストの方々との共演も楽しみにしています。

工藤阿須加コメント

今回この役を頂けた事にプレッシャーを感じますが、同時にとても嬉しく思います。福士さんとの芝居の掛け合いを楽しみながら、日々集中して成島監督の現場に挑みたいと思っています。

青山という役には、自分自身どこか近いものを感じています。仕事に忙殺され社会の中で生き抜く難しさを感じた青山は、死と向き合った瞬間にヤマモトと出逢ったことで、希望を探しながら前に進んでいきます。その中での喜怒哀楽をしっかり表現できたらと思っています。そして、青山という役と向き合いながら自分らしさを出せたらと思います

黒木華コメント

私が演じる五十嵐美紀は、自分の存在する意味を仕事に見出して、縋って生きているような女性です。成島監督は、いつも丁寧に細かく演出して下さるので、助けて頂きながら、美紀の心の痛みや、もどかしさを丁寧に演じられたらと思います。

小池栄子コメント

成島作品にまた呼んで頂けて大変嬉しく思っております。監督の丁寧で細やかな演出を受けられることが楽しみでなりません。自分の生き方を今一度見つめ直すキッカケとなる、優しい作品になると思います。皆さんお楽しみに!

吉田鋼太郎コメント

初の成島組に参加出来るという事で、どんなふうにこの作品が出来上がっていくのか撮影前から本当に楽しみにしております。

近年ニュースなどでもよく耳にする言葉“パワハラ”。私が演じさせて頂く山上部長はこれぞ“パワハラ” と知らしめるような役になっておりますので、工藤阿須加さんの上司としてびしびし指導していきたいと思っております(笑)。
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