前田敦子「今までで1番怖かった」2年ぶりの再会で告白
2016.07.07 23:22
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女優の前田敦子が7日、都内で行われた映画「クリーピー 偽りの隣人」(公開中)のトークショーに、黒沢清監督とともに出席。映画『Seventh Code』(2014年公開)で共演した縁でイベントに参加した前田は、約2年ぶりに再会を果たした黒沢監督の印象を尋ねられ、「つい最近まで新井浩文さんとドラマを一緒にやっていたんですけど、新井さんと私が今まで一番怖かった監督が黒沢監督だった」と告白した。
その理由については「優しいのにすごく厳しい。その印象がすごくあるんです。(怒鳴るわけでもなく)本当に紳士で素敵な感じで言ってくださるのに、すごく厳しいって思いました」と紹介。前田の言葉に「心外ですよね」と冗談めかしく話した黒沢監督は、「自分じゃ分からないなあ…」と困惑していた。
「幸せになりたいだとザックリすぎるなと思って、何が幸せかなって絞ったときに、今食べることが一番幸せって思って…」と弁明した。
加えて「その中で中国などが絡んでいる大きな企画がありまして、それが上手く行かなくなってしまったんですが、ヒロインが前田さんで、そのとき初めてお会いしました」と振り返ると、前田は「私も『その作品が夢で終わりませんように』に変えます(笑)」と訂正し、観客から拍手をもらった。
感想を求められると、「やっぱり香川(照之)さんが頭から離れないです。中にすっかり自分が入り込んで抜け出せないっていう感じの恐怖を初めて味わいました」と興奮気味にコメント。さらに、劇中の香川を含め「怖い人(の役)」に憧れるといい、「作品の中だったら何をやってもOKだったりするじゃないですか。いつか、これでもかっていうくらい、人を振り回してみたいなって思いますね(笑)」と願望を明かした。(modelpress編集部)
前田敦子の願いは?
また、七夕にちなみ、短冊に書きたい願いを聞かれた前田は、「ふと、何が今一番幸せかなと考えたんですけど、やっぱり私は食べることがすごく好きなので、食べ続けたいなと思ったので、いくら食べても太らない体になりますようにって書きたいなと、今さっき思っていました」と答えるも、「すみません、子どもみたいな答えで」と照れ笑い。「幸せになりたいだとザックリすぎるなと思って、何が幸せかなって絞ったときに、今食べることが一番幸せって思って…」と弁明した。
願いを訂正
一方、黒沢監督は、次の作品を撮り終えると今まで溜めていた企画がすべて終わるようで、「小さな企画でもいいので、年に1本ペースくらいで今後も地道に撮り続けることができたらなあ」と願望を告白。加えて「その中で中国などが絡んでいる大きな企画がありまして、それが上手く行かなくなってしまったんですが、ヒロインが前田さんで、そのとき初めてお会いしました」と振り返ると、前田は「私も『その作品が夢で終わりませんように』に変えます(笑)」と訂正し、観客から拍手をもらった。
前田敦子は「プロのアイドル」
対して、黒沢監督も「前田こそ凄かった」と打ち明け、「前田さんが『Seventh Code』という曲を歌うシーンがあって、ハードな撮影が続いて、夜中1時くらいに歌うシーンがあって、どうするんだろうと思っていきなり曲を流したら、アイドルになるんですよねえ。プロのアイドルってこうなんだって」と回顧。前田は「ありがとうございます」と恐縮していた。西島秀俊・竹内結子らが紡ぐサスペンススリラー
同映画は「展開の予想できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛を受けた前川裕の小説が原作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑念と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描く。感想を求められると、「やっぱり香川(照之)さんが頭から離れないです。中にすっかり自分が入り込んで抜け出せないっていう感じの恐怖を初めて味わいました」と興奮気味にコメント。さらに、劇中の香川を含め「怖い人(の役)」に憧れるといい、「作品の中だったら何をやってもOKだったりするじゃないですか。いつか、これでもかっていうくらい、人を振り回してみたいなって思いますね(笑)」と願望を明かした。(modelpress編集部)
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