『高台家の人々』映画とオリジナルドラマで魅力の異なる2役を好演した間宮祥太朗(C)2016森本梢子/集英社・ 映画「高台家の人々」製作委員会

「高台家の人々」間宮祥太朗、“どちらも愛せる”1人2役に注目

2016.06.15 19:58

俳優の間宮祥太朗が、公開中の映画『高台家の人々』で人の心を読めるテレパシー能力を持つ名門一家“高台家”三きょうだいの次男・和正を演じている。一方、映画と連動したdTVのオリジナルドラマで演じるのは、高台家の父・茂正Jr.(通称:マサオ)の30年前。和正とマサオ、“1人2役”の異なる魅力が見どころだ。

  
原作は「ごくせん」「デカワンコ」などで知られる森本梢子氏の同名人気コミック。平凡なOLながら、頭の中ではとんでもない妄想をさく裂させる木絵(綾瀬はるか)と、そんな彼女の妄想の“王子様”となる高台家の長男・光正(斎藤工)。ふたりが出会い、距離を縮めていく過程がなんとも可愛らしく、笑いあり、涙ありの新感覚ラブコメに仕上がっている。

ひねくれ者だけど…恋に一途なギャップ王子「和正」

獣医の純(夏帆)に10年間も片思いをしていて…(C)2016森本梢子/集英社・ 映画「高台家の人々」製作委員会
光正のほか、彼の妹弟・茂子(水原希子)と和正の“テレパス”ならではの苦悩や恋模様も物語の重要な要素に。間宮演じる和正は、誰にでも優しい兄・光正とは対照的に少々ひねくれ者な性格。しかし恋愛面では姉・茂子の親友で獣医の純(夏帆)に10年間も片思いをしている。

愛猫・ヨシマサも和正になついている(C)2016森本梢子/集英社・ 映画「高台家の人々」製作委員会
実兄の光正に思いを寄せる彼女を一途に想い続けながらも、自分の気持ちに素直になれず、意地悪をしてしまう“ツンデレ”が愛すべきポイント。愛猫・ヨシマサに見せる優しげな表情にも胸キュンのギャップがある。

ストレートな愛情表現、ドジだけど愛される「マサオ」

思いを寄せる由布子(小松菜奈)への告白シーン(C)2016 森本梢子/集英社・映画「高台家の人々」製作委員会・BeeTV
一方、オリジナルドラマではそんな高台家三きょうだいの“父と母”が結ばれるまでの物語が描かれる。父・マサオはテレパシー能力を持たず、人一倍鈍感で、天真爛漫。思った事をすぐ口に出してしまう性格ゆえ、思いを寄せる由布子(小松菜奈)への告白も目を見つめて“ド直球”。

鼻血を出しながら威嚇!?(C)2016 森本梢子/集英社・映画「高台家の人々」製作委員会・BeeTV
また大好きな由布子が襲われる場面を目撃したマサオは全力で助けに走るものの、あえなく段差に躓き転倒。それでも彼女を思う気持ちのあまり、鼻血を出しながら相手を威嚇する姿には、憎めない“マサオらしさ”が現れている。

こんな衝撃シーンも(C)2016 森本梢子/集英社・映画「高台家の人々」製作委員会・BeeTV
映画『ライチ☆光クラブ』や放送中のドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」(フジテレビ系、木曜よる10時)などで人気上昇中の間宮。『高台家の人々』での絶妙な演じ分けも見逃せない。(modelpress編集部)

間宮祥太朗(まみや・しょうたろう)プロフィール

1993年6月11日、神奈川県横浜市生まれ。2008年、「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」(日本テレビ)で役者デビュー。「水球ヤンキース」(フジテレビ)、「学校のカイダン」(日本テレビ)、「ちゃんぽん食べたか」(NHK)などドラマや舞台で活躍。ファースト写真集が新人では異例の販売部数となったほか、その握手会では4千人を動員した。2016年は「ニーチェ先生」(Hulu)でドラマ初主演、映画『ライチ☆光クラブ』、『高台家の人々』(公開中)、『黒い暴動・(・=ハート)』(7月30日)など。現在は「早子先生、結婚するって本当ですか?」(フジテレビ、木曜よる10時)に出演中。
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