「第25回日本映画プロフェッショナル大賞」‪授賞式に花束プレゼンターとして登場した前田敦子(C)モデルプレス

前田敦子は「どう出てくるか分からない」

2016.05.04 00:28

女優の前田敦子が3日、都内で開催された「第25回日本映画プロフェッショナル大賞」‪授賞式に出席。前田は「さよなら歌舞伎町」で、主演男優賞を受賞した俳優の染谷将太の花束プレゼンターとして登場。2人は同作で倦怠期を迎えた同棲中のカップルを演じたが、染谷は初共演だった前田との撮影を振り返り、「とても本気にぶつかってきてくださった」と語った。

  
「第25回日本映画プロフェッショナル大賞」‪授賞式に花束プレゼンターとして登場した前田敦子(C)モデルプレス
主演男優賞を受賞した染谷将太(C)モデルプレス

前田敦子、染谷将太を絶賛「いっつもピカイチ」


染谷は「逆に自分から何が出るか分からないと言いますか、前田さんがどう出てくるか分からないから、自分も予測できないという面白いことが起きてまして、とても現場で意味のあることだなと感じました」とお互いが刺激し合った現場となったことを回顧した。

同賞の22回、23回に2年連続主演女優賞を受賞している前田は、染谷の受賞を祝福すべく、廣木隆一監督を連れ元気いっぱいに登場。「染谷くんはどの作品を見てもいっつもピカイチなので、流石だなと思って。この賞が本当にふさわしいと思います」と最高の賛辞の言葉を送った。

前田敦子(C)モデルプレス

染谷将太“史上初”の快挙

染谷は同作と「ソレダケ/that’s it」の演技で主演男優賞を受賞。花束プレゼンターには石井岳龍監督も姿を現し、司会からは2つの作品の監督がプレゼンターとして駆けつけることは同賞史上初と明かされる一幕も。賑やかなステージの雰囲気に染谷も「皆さんが来てくれてすごく嬉しいです。こんなに一緒に祝ってもらえて幸せです」と目を細めた。

染谷将太(C)モデルプレス
染谷将太(C)モデルプレス
司会者から「染谷さんに憧れている役者さんも多いと思いますが」と振られると、染谷はすぐさま「そんなことないですよ、僕に憧れたら痛い目にあいます」と否定。どういう役者を目指したいか、と聞かれると「雇われ仕事なので、特にない。自分にできることを黙々とやっていけたらなと思っています」と飄々とした持ち前のキャラクターを貫いていた。

廣木隆一監督、前田敦子、染谷将太、石井岳龍監督(C)モデルプレス

「日本映画プロフェッショナル大賞」とは

日本映画プロフェッショナル大賞(通称・日プロ大賞)は、健闘しながらも諸々の理由から過小評価された作品・スタッフ・出演者らにスポットを当てようと意図された、映画ファンのためのイベント。1992年に設立され、今年の開催で25回を迎える。

今回は、国内主要映画賞で既に受賞している作品以外の全作品が対象となっており、映画製作者、監督、脚本家、評論家、配給・宣伝・興行関係者たちがベストテンと個人賞を選出。既成の映画賞とは一線を画しつつ高い評価を得た作品や個人を中心に、選考委員の投票と実行委員会の独自の判断で決定した。

「第25回日本映画プロフェッショナル大賞」‪(後列左から※敬称略)大高宏雄実行委員長、遠藤日登思、川村元気、大根仁、深田誠剛、小野仁史(前列左から)安川有果、染谷将太、多部未華子、川瀬陽太、塚本晋也
授賞式にはこのほか、大根仁監督、川村元気プロデューサー、多部未華子、川瀬陽太らの受賞者が登壇し、花束プレゼンターとして小松菜奈、リリー・フランキー、柳英里紗、朝倉ことみ、森優作、篠原篤、祷キララらが駆けつけた。(modelpress編集部)

第25回日本映画プロフェッショナル大賞結果

【個人賞】
作品賞:「バクマン。」(監督:大根仁)
監督賞:塚本晋也 「野火」
主演女優賞:多部未華子 「ピース オブ ケイク」「映画『深夜食堂』」
主演男優賞:染谷将太 「さよなら歌舞伎町」「ソレダケ/that’s it」
主演男優賞:川瀬陽太 「ローリング」「犯(や)る男」
新人監督賞:安川有果 「Dressing Up」
新進プロデューサー賞:深田誠剛、小野仁史 「恋人たち」
特別功労賞:芦澤明子(「岸辺の旅」及び、長年の映画撮影の功績に対して)

【ベストテン】
1位:「バクマン。」※作品賞
2位:「野火」※監督賞
3位:「ローリング」※主演男優賞
4位:「GONIN サーガ」
5位:「ハッピーアワー」
6位:「岸辺の旅」 ※特別功労賞
7位:「ソレダケ/thatʼs it」※主演男優賞
8位:「トイレのピエタ」
9位:「きみはいい子」
9位:「私たちのハァハァ」 ※9位同位が2作品により10位無し

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