TAO、世界的大作“日本人唯一”の抜擢を回顧「感激しています」
2016.03.23 20:04
ハリウッドを中心に活躍する女優のTAOが23日、都内にて開催された映画『バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生』(3月25日公開)のジャパンプレミアムイベントにスキージャンププロプレーヤーの高梨沙羅選手と共に登壇。唯一登場する日本人女優として同作に出演したことを振り返った。
セレブリティ集結、ニューヨークプレミアを振り返る
大勢の観客が集まった晴れの舞台を迎え、TAOは「こんなに豪華なキャストがいるので私しかこれなくて申し訳ございません」と恐縮しながら挨拶。現地時間20日にニューヨークプレミアが開催され、その足で帰国したばかりのTAO。「2年前に撮った作品で、ようやく形になったことに感激しています」と明かすと、会場からは驚きの声が上がった。豪華俳優が集結したニューヨークプレミアには、ウィル・スミスもサプライズで駆けつけたことなどが話題に。TAOはその時の様子を「1500人のファンが集まっていて、雪だったんですけど熱気で寒さを感じないくらいのアツいファンの方がいらして下さって改めて超大作に関わったんだなあと緊張感が生まれた感じでした」と振り返った。
“日本人唯一”の抜擢
同作は誰もが知る2大ヒーローによる世紀の対決を描く、エンターテイメント大作。TAOはバットマンとスーパーマンの影で不穏な動きを見せる謎の男、レックス・ルーサーの秘書という役どころ。役作りのトレーニングとしては「日本人なので、アクセントを間違えないように英語のレッスンに行ったりしました」とエピソードを回顧。「バットマンとスーパーマンどちらを応援しているか?」という質問には「実は私はスーパーマン派」と明かし、「自分とは違う人たちの中に住んでいて、葛藤だったりジレンマがあるところに同じ思いを持ってしまう。惹かれますね」と異星人のスーパーマンに思いを馳せていた。
世界で活躍するファッションモデル
TAOは14歳の時に日本でモデルデビューし、その後パリコレをはじめミラノ、ロンドン、ニューヨークとファッションモデルとして世界中で活躍。2009年にはアジア人では異例となるラルフローレンの広告モデルにも選ばれた。そして、2013年の映画「ウルヴァリン:SAMURAI」のヒロイン・マリコ役に抜擢され、ハリウッド映画デビュー。その後もテレビシリーズ等へ出演してきた。イベントでは、世界と戦う高梨と初対面。「こんなに小さい体であんなに素晴らしい成績を残していらして本当に感銘を受けています」と対面に感動していた。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」
同作は、誕生以来70年を超えて愛されてきたヒーローの“元祖”バットマンとスーパーマンが作品の垣根を超えてスクリーン史上、初競演を果たす。バットマンは、世界的大企業の取締役ブルース・ウェインとして、普段は様々な美女と遊びまわるプレイボーイ。幼い頃に両親を目の前で殺されたことで犯罪を非常に強く憎み、その財力と鍛え上げた肉体・頭脳を武器に、犯罪者を“恐怖”で支配する闇のヒーローとしての活動に命をかけている。一方で、“地球最強の男”スーパーマンは普段クラーク・ケントを名乗り、新聞記者として事件の情報が集まる最前線で働きながら、愛する人と家族のために人々を危険から守る正統派の“正義の象徴”のはずだった。劇中では、強大過ぎる力を持つスーパーマンが人類の脅威として恐れられ、バットマンが人類の希望を背負って立ち上がるというストーリー。
公開まで1ヶ月を切った現在、YouTubeの関連動画再生回数は1億5千万回を超えるなど、世界中で期待が高まっている作品で、同イベントには鑑賞ゲストとして叶美香、川谷修士(2丁拳銃)、けみお、椎木里佳、伊東大輝、島袋聖南、菅谷哲也、SUPER☆GiRLS、竹若元博(バッファロー吾郎)、千葉ットマン、なだぎ武、益若つばさ、chay、矢口真里、ユージが登場した。(modelpress編集部)
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