瀬戸康史、柳楽優弥とW主演作品で初体験「とても楽しみです」
2015.08.12 04:00
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俳優の瀬戸康史が、柳楽優弥とW主演を務めた作品で、初めての体験をする。
2人が主演を務めた映画「合葬」(9月26日公開)は、伝説の漫画雑誌「月刊漫画ガロ」に連載され、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した、杉浦日向子さんの同名マンガを実写化。このたび同作が、8月27日~9月7日(現地時間)に開催される、第39回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に正式出品されることが決定した。今回はじめて海外映画祭に参加する瀬戸と、小林達夫監督が出席する予定となっている。
瀬戸は「小林監督、スタッフ、共演者の方々と共にリハーサルを重ね、短い期間でしたが昨年の暑い夏、妥協せず闘った作品が評価され、個人としては初の海外映画祭コンペの出品となったことを光栄に思います」と感謝。「まるで自身の目で見て、感じた幕末の人間模様や風俗をそのまま描いた、杉浦日向子さん原作の日本の時代劇映画が世界の沢山の方々に観ていただける機会を与えられて嬉しく思いますし、今作は僕ら日本人が観ても、“新しさ”を感じる時代劇で、海外の方々の反応が今からとても楽しみです」と待ち望んだ。
小林監督は「『合葬』のワールド・コンペティション部門ノミネート、嬉しく思います。若者の置かれている状況に対する不安や、仲間同士の羨望や嫉妬といった感情から生まれるストーリーは、時代劇という枠にとらわれず普遍的な青春映画のテーマとして海外の方にも共感していただけることを願っています」と同作に込めた想いをコメントした。(modelpress編集部)
瀬戸は「小林監督、スタッフ、共演者の方々と共にリハーサルを重ね、短い期間でしたが昨年の暑い夏、妥協せず闘った作品が評価され、個人としては初の海外映画祭コンペの出品となったことを光栄に思います」と感謝。「まるで自身の目で見て、感じた幕末の人間模様や風俗をそのまま描いた、杉浦日向子さん原作の日本の時代劇映画が世界の沢山の方々に観ていただける機会を与えられて嬉しく思いますし、今作は僕ら日本人が観ても、“新しさ”を感じる時代劇で、海外の方々の反応が今からとても楽しみです」と待ち望んだ。
時代劇という枠にとらわれない青春映画
柳楽は今回このようなお知らせを聞く事が出来てとても光栄です。僕は舞台の稽古中の為、現地へ伺う事が出来ませんが、『合葬』に込められた想いがモントリオールの方々にどう感じていただけるのか、とても楽しみです」と期待。共演者の岡山天音も「日本の幕末という時代を生きた人間たちの、ありのままの生き様に国境を越えて寄り添ってもらえたら最高です」と胸を膨らませた。小林監督は「『合葬』のワールド・コンペティション部門ノミネート、嬉しく思います。若者の置かれている状況に対する不安や、仲間同士の羨望や嫉妬といった感情から生まれるストーリーは、時代劇という枠にとらわれず普遍的な青春映画のテーマとして海外の方にも共感していただけることを願っています」と同作に込めた想いをコメントした。(modelpress編集部)
映画「合葬」(9月26日公開)
鳥羽・伏見の戦い後、将軍の警護および江戸市中の治安維持を目的として有志により結成された「彰義隊」。高い志をもって結成され、江戸の民衆から慕われながらも、幕府の解体とともに反政府的な立場に追いやられてしまった彰義隊は、「新撰組」や「白虎隊」に比べると、これまであまり語られることがなかった。同作では将軍に熱い忠誠心をも持ち、自らの意思で彰義隊に加わった青年・極(柳楽)と、養子先から追い出され、行くあてもなく赴くままに彰義隊へ入隊した柾之助(瀬戸)、彰義隊の存在に異を唱えながらもそこに加わらざるをえなかった悌二郎(岡山)の、時代に翻弄された数奇な運命が描かれる。
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