映画「日本のいちばん長い日」の完成報告会見に出席した本木雅弘【モデルプレス】

本木雅弘、7年ぶり映画復帰作はピンチヒッター?「得をした」

2015.05.20 15:24

俳優の本木雅弘が、7年ぶりの本格的な映画復帰作となる作品への出演について語った。

  
映画「日本のいちばん長い日」の完成報告会見に出席した本木雅弘【モデルプレス】
本木雅弘
20日、都内で行われた映画「日本のいちばん長い日」(8月8日公開)の完成報告会見に出席。戦争を描いた同作で、2008年公開の映画「おくりびと」以来7年ぶりに本格的な映画復帰を果たす本木は、劇中で昭和天皇役を演じる。

同作への出演について、本木は役へのプレッシャーを語りながら「実は別の方にオファーをされていたようで、急遽出演が決まりました」と告白し、「そういったアクシデントだったのですが、得をしました」と出演を歓喜。

出演を躊躇していたと明かしながらも、義母で女優の樹木希林より「『私なりにあなたにこの役がきた意味合いがわかるような気がする。原田(眞人)監督は力がある監督だし、昭和天皇を演じる機会はなかなかないと思うので、受けるべきなんじゃないかしら』と背中を押してもらいました」と出演を決意した経緯を語った。

オファーを受けたときの心境を「逃げ出したいという気持ちと同時に、逃したくないと思いました」と振り返った本木。役作りについては「人間であって同時に神と崇められていた存在。昭和天皇の苦悩は感情的なものではなく宿命として、それを軸にしていました」と紹介。また、戦争以前の資料を参考にしながら、役作りにあたったことを明かした。


監督の期待

一方、原田眞人監督は「昭和天皇役は本木さんにお願いしたかったのですが、恐れ多くオファーできませんでした」とコメント。本木が演じる昭和天皇について「回りまわってピンチヒッターのような形になりましたが、理想の天皇陛下になったと思います」と胸を張った。

同作は、昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクションを映画化。太平洋戦争末期の終戦の裏舞台を描き、日本の未来を信じ、今日の平和の礎を築くため身を挺し、戦った人々の物語に挑む。

(左から)原田眞人監督、松坂桃李、役所広司、本木雅弘、堤真一
会見には、主演で徹底抗戦を主張する陸軍を代表しながらも、天皇の身を案じて苦悩する陸軍大臣・阿南惟幾役の役所広司をはじめ、松坂桃李、堤真一も出席。このほかにも、同作には山崎努が出演し、さらに会見にて特別出演として戸田恵梨香と松山ケンイチが登場することが明かされた。(modelpress編集部)

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