新プロジェクトを発足した斎藤工【モデルプレス】

斎藤工、新プロジェクト発足「鳥の様に自由に」

2014.11.30 19:15

俳優の斎藤工がプロデュースする新プロジェクトが始動した。

  
斎藤がプロデューサーをつとめ、移動映画館「cinema bird」プロジェクトが発足。第1回目として11月29日、宮城県・石巻のHANA荘(はなそう)にて実施された。

HANA荘は日本ロレアルによる東日本大震災復興支援活動の一環で建設されたコミュニティカフェで、「映画館がない場所で、同じ空間を共有する大切さを、移動映画館を通じて知ってほしい」という斎藤の思いに同社が賛同し、プロジェクトが実現。観客は地元住民に限定し、開催場所の地域のニーズや要望を踏まえ、斎藤セレクションの映画を上映。斎藤自ら映画の解説、エピソードなどを紹介する。

俳優のほか、“監督・齊藤工”として短編映画「半分ノ世界」「バランサー」などの作品を発表する斎藤は、昨今の日本における映画人口の減少に触れ「映画館で育った私としては、劇場体験をしないまま大人になって行く子供達に、是非とも映画体験をして欲しい。同時に、劇場の無い地域の方々に、空間を他人と共有する娯楽を運びたい。手探りではありますが、一映画人としても、多少なりとも映画産業に貢献出来ればと思い、【cinema bird】と言う本企画を立ち上げた次第です」と経緯を説明。「小さな島々を含め、日本中で映画館の無い町が増えています。そんな場所へ、鳥の様に自由に羽ばたき、毎年(若しくは年2回)映画の出前が出来ればと考えています」と話した。

同社は今後も同プロジェクトを支援し「来年以降は、日本の各地方にて開催していく予定」としている。(modelpress編集部)

斎藤工コメント

昨今の日本における映画人口が減少しています。取り分け、地方都市については上映劇場(主にミニシアター)が減少の一途を辿っています。日本の映画観客数は1958年から1960年に掛けて年間10億人を超えていました。総人口が1億人に満たない時代で、一人が年間に10回以上映画館に足を運んだことになります。映画館数も7000を越え、小さな町にも2~3館はあったものでした。近年の映画観客数は約1億5000万人(現在劇場鑑賞数は平均一人約一作品、映画館数は約3000館)と言われています。

このような状況の中、映画館で育った私としては、劇場体験をしないまま大人になって行く子供達に、是非とも映画体験をして欲しい。同時に、劇場の無い地域の方々に、空間を他人と共有する娯楽を運びたい。手探りではありますが、一映画人としても、多少なりとも映画産業に貢献出来ればと思い、【cinema bird】と言う本企画を立ち上げた次第です。小さな島々を含め、日本中で映画館の無い町が増えています。

そんな場所へ、鳥の様に自由に羽ばたき、毎年(若しくは年2回)映画の出前が出来ればと考えています。

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