前田敦子、ラブホテルで恋人同士「リードして頂いた」
2014.07.13 14:24
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女優の前田敦子が、恋愛映画に挑戦する。
前田敦子がラブホ店長と恋
前田は2015年1月公開予定の映画「さよなら歌舞伎町」に出演。同作は、新宿・歌舞伎町のラブホテルの1日を舞台に、身も心もむき出しになった男女5組が絡み合う大人の恋愛ドラマ。前田はミュージシャンになる夢を叶えようともがく沙耶役として出演。一流のホテルマンになれなかった歌舞伎町ラブホテルの店長・徹を演じる主演の染谷将太と、倦怠期の同棲カップルになる。同作を手がけたのは、官能的な映像で男女の心の機微を描く名匠・廣木隆一監督と、2013年「共喰い」で話題を呼んだ脚本家・荒井晴彦氏。同作で三作目となるタッグを組んだ。
前田敦子「恋人同士のシーン、リードしていただいた」
前田は「脚本はホテルという一つの場所で様々なカップルがいろいろな方向にストーリーが進んでいく展開が面白かったです。個性豊かな作品を撮られてきた廣木監督がこの本を手掛けるとどのような作品になるかが楽しみでした」とコメント。染谷については「同世代の俳優さんの中では抜群に人を引っ張る力があり、恋人同士のシーンをつくっていく中でリードしていただいた。染谷さんは自然についていこうと思える素敵な人でした」と印象を明かした。続けて前田は、「撮影全体は廣木監督がつくりだす空気感が心地よく、楽しかったです。その雰囲気の中で、夢を目指す普通の女の子を、ありのままの感情をぶつけ自然体でお芝居することができました」と撮影を振り返った。
染谷将太が語る前田敦子
一方の染谷は「前田さんとの共演は現場に流れる温度に合わせて何も考えずに向かうことができました」と感想。「僕は群像劇が好きな人間なのですが、ラブホテルというはなから群像劇になっているステージを荒井さんがとてもステキなまでにラブホテルを越えた域までもっていっていた本でした」と同作をアピールした。キャスティング理由
廣木監督は、前田の起用理由について「ミュージシャンの役で、劇中2曲弾き語りをするシーンがあり、歌が歌える女優がよかった。前田さんなら沙耶を等身大で演じられると思った。撮影では、役になりきりリアルに演じてました」と紹介。染谷については「存在がずっと気になっていて、一緒にやりたいと思っていた。実際初めて一緒に仕事をして、とても自然体でシンプルに芝居をやってくれたことが、とても良かった」と演技力を評価した。さらに豪華俳優陣が脇を固める。ベテランのラブホテル清掃人に南果歩、その夫で時効を待つ指名手配犯に松重豊。前田敦子演じる沙耶の音楽プロデューサーに大森南朋、デリヘル嬢にいれあげるサラリーマンに村上淳、風俗嬢のスカウトマンに忍成修吾、デリヘルの店長に田口トモロヲがそれぞれ出演する。(モデルプレス)
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