斬新な映像美 森田修平監督作品「九十九」がアカデミー賞ノミネート
2014.02.27 20:38
森田修平監督作品「九十九(つくも)」が第86回米国アカデミー賞の短編アニメーション部門にノミネートされた。
「九十九」は、昨年の紫綬褒章を受章した大友克洋監督の「火要鎮」を含むオムニバス映画「SHORT PEACE」の中の1編で、14分の短編アニメーション。18世紀の日本を舞台に、「ものに魂が宿る」というテーマのもと、モノノケと人間の男の交流を描いた作品だ。日本画のようなタッチと3DCGを融合させた、これまでにない斬新な映像美で表現される。
同作は、2012年アヌシー国際アニメーション映画祭ショートフィルム部門に選出。また、第16回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門の推薦作品に選定されるなど、国内外で高い評価を得ている。
「第86回アカデミー賞授賞式」は、日本時間3月3日(月)午前9:00~WOWOWプライムにて独占生中継、同日よる10:00よりリピート放送。(モデルプレス)
■「九十九(つくも)」 映画「SHORT PEACE」より
(英語タイトル:「POSSESSIONS」/14分)
脚本/監督:森田修平
ストーリー原案/コンセプトデザイン:岸啓介
キャラクターデザイン:桟敷大祐
CGI監督:坂本隆輔
美術:中村豪希
作画:堀内博之
音楽:北里玲二
キャスト:山寺宏一、悠木碧、草尾毅
製作:SHORT PEACE製作委員会
(C)SHORT PEACE COMMITTEE
(C)KATSUHIRO OTOMO/MASH・ROOM/SHORT PEACE COMMITTEE
【ストーリー】
18世紀。嵐の夜、深い山中で男が道に迷っていた。そこで見つけた小さな祠。中に入るとその空間は突然別世界の部屋に変化する。そこに次々と現れたのは捨てられた傘や、着てもらえなくなった着物などのモノノケ達。男はその怨念を秘めた古い道具たちを丁寧に修理し、慰めてやる。
同作は、2012年アヌシー国際アニメーション映画祭ショートフィルム部門に選出。また、第16回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門の推薦作品に選定されるなど、国内外で高い評価を得ている。
森田監督、喜びのコメント
また、日本人監督作品の米国アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネートは、2008年の加藤久仁生監督作品「つみきのいえ」以来の5年ぶりのこと。森田監督は「九十九」について「『自分らしい作品とは何か?』と、ここ数年迷い考えた末、やっと素直に描けたと実感した作品です」と胸を張り、「日本では、このようなショートの作品はなかなか陽の目を見ることが難しく、制作も困難な状況の中、こうしてノミネートされ注目を浴びることができ、一人でも多くの方に見てもらえることを嬉しく思います」とコメントを寄せた。「第86回アカデミー賞授賞式」は、日本時間3月3日(月)午前9:00~WOWOWプライムにて独占生中継、同日よる10:00よりリピート放送。(モデルプレス)
■「九十九(つくも)」 映画「SHORT PEACE」より
(英語タイトル:「POSSESSIONS」/14分)
脚本/監督:森田修平
ストーリー原案/コンセプトデザイン:岸啓介
キャラクターデザイン:桟敷大祐
CGI監督:坂本隆輔
美術:中村豪希
作画:堀内博之
音楽:北里玲二
キャスト:山寺宏一、悠木碧、草尾毅
製作:SHORT PEACE製作委員会
(C)SHORT PEACE COMMITTEE
(C)KATSUHIRO OTOMO/MASH・ROOM/SHORT PEACE COMMITTEE
【ストーリー】
18世紀。嵐の夜、深い山中で男が道に迷っていた。そこで見つけた小さな祠。中に入るとその空間は突然別世界の部屋に変化する。そこに次々と現れたのは捨てられた傘や、着てもらえなくなった着物などのモノノケ達。男はその怨念を秘めた古い道具たちを丁寧に修理し、慰めてやる。
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