貫地谷しほり、突然のキス披露で共演者驚き「返す言葉がない」

2013.04.18 19:37

映画「くちづけ」の完成披露会見が18日、都内で開催され、主演の女優・貫地谷しほり、出演の竹中直人、宅間孝行、橋本愛、堤幸彦監督が出席した。

  
同作は、2012年に惜しまれながらも解散した劇団・東京セレソンデラックスの舞台の中で、とりわけ反響が高かった作品を映画化したもの。父と娘の優しく、切ない絆を描く。

春らしいレモンイエローのミニドレスで登場した貫地谷。映画初主演について、「不思議」と実感を語った。「でも、みんなと作りあげてきた映画で、本当に色々な人に助けられながら、今この場にいるので、とても感謝しています」と挨拶を続けた。

知的障害を持つヒロインという役柄については、「知的障害というものをわからないという所からスタート」したことを明かした。脚本を読み終え、「すばらしい」と感動すると共に、「ひとつ覚悟しなければいけないなと思いました」と初主演に挑んだ心境を語った。

ヒロインたちが暮らすグループホーム「ひまわり荘」のキーパーソンを演じた橋本は、台本一冊を全部覚えて撮影に臨んだという。「泣ける映画と言われていますけど、ちゃんと語れる映画になったのだなと思いました」と完成版を見た感想を紹介した。

橋本はマイクを持つと、独特の暗いトーンでコメントをしていった。橋本の独特のしゃべり方は、クールビューティと呼ばれるゆえんのひとつでもあるが、作品を一緒に作り上げてきた登壇者たちは、自然と笑みがこぼれていた。すると、橋本は「私、怒ってないですよ。でも、怒ってるってよく言われるんです」と告白。貫地谷から「最年少にして、一番クールでした」と撮影現場での様子を暴露される一幕もあった。

会見では、貫地谷が役作りの方法に触れ「作品の根底にあるのは親子の愛なので、お父さんの愛を感じて、演じていればよい」と考えたことを明かした。深く愛されて育ったという自身の家庭を紹介し、「父みたいな方と結婚したいとずっと思っている」と、結婚相手の理想のタイプも語った。

貫地谷しほり、竹中直人、橋本愛
また、ステージでは、19日から「くちづけ」公式HPで公開される、親子愛の深さを診断できるアプリを実演する企画が行われた。貫地谷と、貫地谷の父親役を演じた竹中は共演経験が豊富な2人。竹中が「80%」と予想すると、貫地谷が「低いんじゃないですか。120%」と予想値を上方修正。結果は、「95%」で、「恋人みたいな親子」と診断された。

会見を締めくくることになった貫地谷は、涙声で、登壇者たちへ感謝の言葉を掛けた。そして最後に、竹中のほほへサプライズでくちづけ。竹中は、「もう、返す言葉がありません」と感激していた。

映画「くちづけ」は、5月25日からロードショー。(モデルプレス)

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