橋本愛、新人女優賞受賞に歓喜「こんなクソガキを愛してくれた」

2013.02.10 22:08

女優の橋本愛が2012年公開の映画を対象とした「第86回キネマ旬報ベスト・テン＆個人賞」で、映画『桐島、部活やめるってよ』『ツナグ』ほかにて新人女優賞に選ばれ、10日都内で行われた受賞式に出席した。

モデルとしてデビューし、同賞受賞で女優としての弾みをつけた橋本は「こんなクソガキを愛してくれた皆さんのおかげで、生きていて良かったと思える瞬間に巡り合っているので、本当にありがとうございます」と飾らぬ言葉で受賞に喜び。愛する家族の誰に感謝したいか？と聞かれると「大切なもの、大好きなものに順位はつけないので」と、橋本らしくクールに切り返していた。

アメリカのアカデミー賞よりも歴史を持つ同賞。ベストテン、個人賞は日本の映画評論家らの投票によって決定する。この日は橋本のほか、主演女優賞・助演賞の安藤サクラ、主演男優賞の森山未來、助演男優賞の小日向文世、新人男優賞の三浦貴大などが出席した。

橋本は「こんな顔に生まれて、血のりが似合って、そのせいで色々なホラー映画に出させていただき、妖怪の役もやりました。そして次は青春群像劇だと思ったら首の皮膚をゾンビに持っていかれ…。こういう運命だなと思った」と自虐的に昨年を振り返りながら「漕ぎ手のない船に乗って、流されながら2012年は活躍しているふりをしていた」と総括。女優としての意識は昨年中ごろから今年の1月くらいに芽生えたそうで「私自身、やっと地球から出てきたという思いで、産まれて1年も経っていない赤ん坊だなと思う。これからも皆さんに頑張ることを許してもらいながら、頑張りたいです」と更なる飛躍を語った。

なお新人女優賞の次点は、映画「私の奴隷になりなさい」で映画初主演した壇蜜だった。（モデルプレス）

■橋本愛プロフィール

生年月：1996月1月12日
血液型：O型
出身地：熊本県
身長：165cm
趣味：漫画
特技：バドミントン

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