SMAP香取慎吾、「踊る」ファイナル出演決定　本人コメント到着

香取慎吾は犯人役での出演となるものの、通常の犯人役とは違い、極端に台詞が少なく、台本にも彼の感情はほとんど書かれていないという。そのため、香取慎吾の持つ独特な雰囲気とオーラで、“表情を語る”といった難しい役どころに挑戦する。

長年「踊る」シリーズの大ファンでもある香取慎吾は、「ファンのひとりとして『踊る』の世界に入れる夢が叶いました。いつかは出演したいと思っていましたが（メンバーの）稲垣くんが出演した時に自分の出演はないなと思いました」と喜びもひとしお。香取慎吾扮する犯人がクライマックスに「これは正義だ！」というセリフがあるそうで、その真意にも注目が集まる。

香取慎吾「織田さんに負けません」

映画「踊る大捜査線」シリーズは、2作目の「踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ！」（2003年）では観客動員数1260万人、興行収入173、5億という大記録を樹立。今年9月に公開される第4弾「踊る大捜査線 THE FINAL」は、タイトルにもついている通り15年の歳月にわたって邦画界の歴史を作り上げてきたシリーズの完結編となる。

香取慎吾と織田裕二は、テレビドラマ「恋はあせらず」（フジテレビ系、1998年）以来、14年ぶりの共演。出演の嬉しさをかみしめるとともに、織田裕二との久しぶりの共演を楽しんだ香取慎吾は、「自分の持つ力を出しきって、織田さんと勝負したい。織田さんに負けません。お楽しみに」と自信をのぞかせている。

また、香取慎吾についてフジテレビプロデューサー・立松嗣章氏は、「セリフは少ないのに、その迫力ある表情とオーラだけで周りを引き付けてしまう迫真の演技に圧倒されました」とコメント。本広克行監督も「普段あまり見せない狂気の芝居を見せてくれてます。その表情だけでものを語れる役者としての香取さんにすごい魅力を感じました」と絶賛している。

なお、撮影は4月20日にクランクアップしており、8月中旬完成予定。9月7日より全国東宝系にて公開となる。（モデルプレス）