パーソナルカラーリスト 関口まゆみ先生に学ぶ!似合わせメイクのコツとは?
2019.12.16 21:00
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ここ最近よく目にする“パーソナルカラー”という言葉。「実はよくわからない…」「もっと詳しく知りたい!」という方も多いのでは?11月に都内で開催されたオルビスのクリスマスイベントでは、パーソナルカラーリストの関口まゆみ先生が講師として登壇。パーソナルカラーの基本はもちろん、似合わせメイクのコツまでたっぷり教えてくれました。
パーソナルカラーって何?なぜ今流行っている?
一般的に広く知られているのは、2タイプもしくは4タイプで分ける診断方法。黄みのあるカラーが似合う方をイエローベース、青みのあるカラーが似合う方をブルーベースとします。さらにそこから彩度と明度の高さでそれぞれ2タイプにわけ、4種類に分けたものを春・夏・秋・冬と呼びます。
簡単なセルフ診断の方法としては、ゴールドとシルバーの紙に手を添えて肌が明るく見えた方の色。
チークはメイクの“つなぎ?”
>>基本の2タイプ
・イエローベース(イエベ)…黄み寄りの肌
・ブルーベース(ブルベ)…ピンクがかった肌
>>よく聞く4タイプ
・春(スプリング、イエベ春)…明度も彩度も高い、くすみのない明るい色が得意
・夏(サマー、ブルベ夏)…明度が高く彩度が低い、くすみのある淡い色が得意
・秋(オータム、イエベ秋)…明度も彩度も低い、シックで大人な色が得意
・冬(ウィンター、ブルベ冬)…明度が低く彩度が高い、ビビッドな色が得意
パーソナルカラーリストの関口まゆみ先生によると「パーソナルカラーは20年以上前からありましたが、ここ数年でかなり浸透してきた印象」とのこと。
さらにファッションや美容も多様化の時代へ突入。ただ流行を追うだけではなく、自分に本当に似合うもの、自分が最も輝けるものを追い求めるようになったこともパーソナルカラーが浸透した要因のひとつと言えますね。
イエベピンクorブルベピンク
夏タイプのエディターがパーソナルカラーメイクにTRY
ベースメイク
ベースとアイカラーをもっと見る
アイメイク
リップメイク
使用アイテム
・カラースタイリスト/ブルー
・ジューシー アイカラー デュオ/ラズベリーフィズ
・グロスラッシュマスカラ
・ルージュネス/プラムリゾート
色は楽しんだ者勝ち!パーソナルカラー以外の色を上手に使うには?
パーソナルカラーと違うからと言って、好きな色やトレンドカラーを取り入れないのは勿体ない!関口まゆみ先生は私と同じく夏タイプだそうですが、春夏秋冬と全タイプのカラーのアイテムをお持ちなんだそう。
パーソナルカラー以外の色も上手に使いこなす方法を教えていただきました。
極意その1:小面積から攻めるべし!
似合わせやすいアイテムは、リップ>アイメイク>チークとなっており、まずは口元から取り入れるのがおすすめなんだそう。
選ぶリップもできるだけシアーでツヤのあるアイテムを唇の内側にON。リップブラシを使わず、指でトントンと塗るのもおすすめです。
極意その2:アイシャドウの締め色を活用すべし!
パレットの締め色や多色ラメの中の一部など、小さい面積に使用されている色は、パーソナルカラーでなくてもメイクに影響が出にくく、むしろメイク感のある仕上がりになるんだそう。
例えば、一般的にグリーンやカーキは春秋タイプさんにおすすめのカラーですが、夏冬タイプさんが目のキワに使用するとグッとお洒落な印象に!
極意その3:チークは大きめブラシでふわっと!
外出先など大きいブラシが手元に無いときは、ブラシの間に指を入れ、ブラシを広げて使うのもOKです。
気をつけて!ファンデを選ぶ時のNG行動!
― たくさんの受講者の方を見ていて、皆さんがやってしまいがちなNG例や気をつけて欲しいことなどはありますか?
関口まゆみ:そうですね。ファンデーションを“色名”で選んでしまうことですね。オークルやベージュなど、ファンデーションには色名がついていると思うんですが、実はこれってブランドが独自に名付けているものなんです。だから一概にイエベだからこの色、みたいにはならないんです。ファンデーションは絶対にタッチアップしてから購入するようにしてください。
― ありがとうございました!
|関口まゆみ(せきぐち・まゆみ)
パーソナルカラーリスト。18年にわたり、これまで千人以上のパーソナルカラーを診断。似合う色の提案から一人ひとりに合った活用方法まで、丁寧でわかりやすい解説が好評。
(MAKE IT編集部)
【Not Sponsored 記事】