2019年7月、都内にてプチプラコスメブランドによる合同セミナーが開催された。セミナーでは、今注目のヘアメイクアップアーティストが「2019秋冬トレンドメイク」をテーマにメイクデモンストレーションを実施!今回はヘア&メイクアップアーティストの北原果(きたはら このみ)氏がリンメルの新作コスメを使用して秋色ポイントメイクをレクチャーする。
【RIMMEL×北原果】注目ヘアメイクアップアーティストが教える旬の秋顔メイク (C)メイクイット温かみとやわらかさを感じさせる秋顔メイク
リンメル秋の新作コスメ (C)メイクイットリンメルの今秋のテーマは、温かみとやわらかさのあるカラー。シックで洗練された中にも、どこか懐かしさを感じるようなアンニュイな雰囲気を演出できるアイテムが多数登場する。
リンメル/ロイヤルヴィンテージ アイズ/新2色/各1,500円(税抜) (C)メイクイット今回はリンメルの中でも特に人気のアイシャドウ「ロイヤルヴィンテージ アイズ」の秋新色をメインに使った秋顔メイクを北原果氏が伝授する。
使用アイテム
《ベース/ハイライト》 ・クリスタル グロウ ベース&ハイライター
リンメル/クリスタル グロウ ベース&ハイライター /SPF15・PA++/全3色/各1,200円(税抜) (C)メイクイット《アイメイク》 ・ロイヤルヴィンテージ アイズ/015
リンメル/ロイヤルヴィンテージ アイズ/015/1,500円(税抜) (C)メイクイット・エナメルコート カラーマスカラ/004
リンメル/エナメルコート カラーマスカラ/004/1,500円(税抜) (C)メイクイット《リップ》 ・ラスティングフィニッシュ オイルティントリップ/004
リンメル/ラスティングフィニッシュ オイルティントリップ/004/1,500円(税抜) (C)メイクイットアイシャドウ|粘膜のオレンジで深みとみずみずしさを
今回は、ベースメイクとアイブロウを仕上げた状態からポイントメイクスタート。
アイシャドウ右上のオレンジ(B)を指にとり、アイホール全体と下まぶたに塗布。
ロイヤルヴィンテージ アイズ/015 (C)メイクイットオレンジのアイシャドウを指で塗布 (C)メイクイットさらにチップにも同じオレンジ色をとり、目のキワ粘膜ギリギリのところを塗っていく。
目のキワはチップを使用 (C)メイクイット粘膜に赤みのあるカラーをのせることでより深みとみずみずしさが増すのだそう。
次に左下のパープル(C)をチップにとり、二重幅よりもやや広めにON。
パープルを二重幅よりも広めに塗布 (C)メイクイット下まぶたのキワにも同様に重ね、オレンジとパープル2色のグラデーションを作っていく。
リップ|余白を埋めるリップメイク
アイメイクは一旦ここで中断。全体のバランスを確認するためにリップメイクへ移行する。
まずはオイルティントリップをたっぷり直塗り。
ベージュブラウンのリップをたっぷりと直塗り (C)メイクイット口角などの細かい部分はリップブラシで整えながら塗っていく。
ブラシでアウトラインを整える (C)メイクイット「リップはたっぷり塗った方が今っぽくて可愛いですし、今回は特にチークレスのメイクなので顔の余白を埋めるために上唇はオーバー気味に塗っています」と北原氏。
今回使用したオイルティントリップの004は上品で洗練されたベージュブラウン。
リンメル/ラスティングフィニッシュ オイルティントリップ/004 使用 (C)メイクイットディープトーンでありながらもモードになりすぎないため、オフィスメイクにもおすすめとのこと。
オイルティントリップをもっと詳しく ハイライト|ほしいところにだけツヤをON
続いてはハイライト。「クリスタル グロウ ベース&ハイライター」を頬の高いところと目頭、顎に塗布していく。
セミマットに仕上げた肌にハイライトを部分塗り (C)メイクイットこのときのポイントは、ファンデーション自体はあくまでセミマットに仕上げておくこと。肌全体をつやつやにしておくのではなく、マット寄りにしておくことで顔の立体感が際立つのだそう。
新作ハイライトをもっと詳しく アイシャドウ|目を縦にも横にも大きく見せる陰影テク
ここでもう一度アイシャドウへ戻り、アイメイクを仕上げる。
アイシャドウパレット左上のハイライトカラー(A)を目頭の下に塗っていく。
ロイヤルヴィンテージ アイズ/015 (C)メイクイット「少し前は目頭切開ラインを黒で描くのが流行ったんですけど、最近はハイライトカラーを塗るのがおすすめです。ハイライトを塗ってあげると目が横に大きく見えるんです」と北原氏。
目頭ハイライトで目の横幅を大きく見せる (C)メイクイットさらに、「大人になってくるとだんだん目頭にくぼみができて影になるので、そこにハイライト。アイシャドウで縦に大きく、ハイライトで横に大きく見せる…という感じですね」とハイライトカラーの重要性を語った。
続いて、目尻のキワ、涙袋にもハイライトカラーを塗布し、ディープトーンのアイシャドウを使用しながらもやわらかい印象の目元に仕上げていく。
仕上げに下まつ毛のみにパープルのカラーマスカラを使用。
下まつ毛にパープルマスカラを使用 (C)メイクイット黒に近いニュアンスパープルがさりげないお洒落感をプラスしてくれる。
カラーマスカラをもっと詳しく リップ|一本で二度楽しめる“味変”テク
最後にもう一度リップメイクに戻り、メイク全体を仕上げていく。
先ほど塗ったオイルティントリップを軽くティッシュオフ。
ティントリップをティッシュオフ (C)メイクイットこうすることでティントの中に含まれる赤の色素がしっかり出てくるのだそう。
その上からもう一度オイルティントリップを重ね塗りしてメイクが完成。
重ね塗りで発色も色もちも◎ (C)メイクイット「ブラウンを強く出したい時はそのままで、赤みをしっかり出したい時はティッシュオフすることで二通りのリップメイクが楽しめます。まさに一度で二度おいしいリップですね」とオイルティントリップの魅力を語った。
秋メイク完成 (C)メイクイット最後に今回の秋メイクの総括として北原氏は、「ポイントメイクは赤み系のカラー、特にボルドーなんかが人気で、皆さんもよく使われると思うんですけど、秋はもう一段階深みのある色の方が、おすすめです。可愛さの中にも少し“毒っ気”が出て今っぽくなりますよ」述べた。
スモーキーなアイシャドウとディープトーンのリップで作る秋色メイクに、今シーズン視線が集まりそうだ。(MAKE IT編集部)
ヘアメイク・北原果
北原果 (C)メイクイットNAYA氏やイガリシノブ氏に師事後、独立。絶妙な色使いが際立つキャッチーなトレンドメイクが得意。また誰でもマネができ、今っぽいメイクがトレンドセッターから人気を集める。