ゲランコスメ誕生の地、フランスの製品工場「ラ リュッシュ」に潜入!
2018.03.29 13:47
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【ゲラン・ラ リュッシュ/メイクイット】1828年以来、美を追求し続けてきたコスメティックブランド【ゲラン】。フレグランス、メイクアップ、スキンケア、全ての製品においてフランスでの製造にこだわってきました。今回、メイクイット編集部はフランス・シャルトルにあるゲラン製品の生産拠点の1つである「ラ リュッシュ」を取材してきました!
【ゲラン】アイテムの製品工場「ラ リュッシュ」に潜入
ゲランはフランスでの製品製造にこだわり、フレグランスを手掛けるオルファン工場と、スキンケアとメイクアップのためのシャルトル工場の2つの製造拠点で独自のノウハウと伝統を守り継いできました。
今回は、フランス・シャルトルにあるスキンケアとメイクアップの製造工場「ラ リュッシュ」にメイクイット編集部が潜入!
職人の技と最先端技術によって生み出されるゲランコスメの誕生の瞬間を取材してきました。
“ラ リュッシュ”とは、フランス語で蜂の巣の意味。ミツバチはゲランを象徴するモチーフでもあります。
この羊達も環境保全活動の一環。放牧された羊が芝を食べることで、除草剤を使用することなく、自然に優しい環境作りを行っています。
工場に務めるスタッフ達の癒やしとして愛されているようですよ。
美しいパッケージは、当時から変わることのない美へこだわりが感じられます。
現在では様々な理由から製造が難しくなったアイテムも、理念やポリシーは現在のゲランの名品達に受け継がれています。
ゲランの名品「メテオリット ビーユ」
普段はブランドの社員でさえも入る事が難しいエリアを特別に取材・撮影させてもらえることに!
工場内は厳重な衛生管理がされており、全身を覆うキャップ・スーツを着用しなければ工場に入ることは許されません。
特に製品製造ラインへの立ち居入りは厳重です。
まさにメテオリット ビーユのパールを製造している真っ只中!室内は、すでにメテオリット ビーユのバイオレットの香りで満たされています。
特別な研修を受けた職人さんが、回転する大きな機械を使用してパールを製造しています。
なんとゲランの工場の中でも、このパールを製造できるのはたったの4人だけなんだそう。
しかも、1種のパールを作るのに約6時間!
厳しい製品基準が設けられており、精密機器を使っての検査も欠かせません。
「メテオリット ビーユ」には色とりどりのパールがミックスされていますが、これだけの繊細な作業と時間をかけて出来上がっていると思うと、感動してしまいます。
新作リップ「ルージュ ジェ」
高発色で長時間美しい仕上がりとツヤを叶えてくれる「ルージュ ジェ」は、唇のためのジュエリーとも言えるリップスティック。
保湿成分が贅沢に配合されており、唇にのせた瞬間からなめらかに伸び広がり、ふっくらとした仕上がりに。
まず驚いたのが、大きな塊!これが成形される前のルージュ ジェなんです。
これを切り分け、機械に入れてリップスティックの形に成形していきます。
機械での作業だけでなく、製品に傷などがないか、目視でもしっかりとチェックが行われます。
紙にルージュを出し、色やテクスチャーに問題がないかチェック。
そして実際に肌にルージュを塗り、自然光に近い光の元で発色を確認します。
こういった目視による厳しいチェックを経て、ルージュ ジェは出来上がっているんです。
原料の配合から2週間以上を経て完成となります。
たかがリップ、されどリップ。ひと塗りで心持ちまで変えてくれる魔法のようなリップスティックは、こうやって厳しい管理体制と幾人もの手を経て生み出されているんですね。
今回特別に公開された製造過程もあり、普段何気なく手にしているコスメのバックグラウンドを知ることのできる貴重な取材記となりました。
皆さんもゲランの伝統と革新、最新の技術によって生み出されている数々のコスメを体感してみてくださいね。(MAKE IT編集部)
パリで行われた「ルージュ ジェ」ローンチパーティのレポはこちら!
【Not Sponsored 記事】