まだまだ使える!ブームで終わらない“スーパーフード”のスゴイ効果
2017.01.12 10:00
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海外セレブが美容・健康のために取り入れているということで、日本に普及した「スーパーフード」。ひょっとして一過性のブームで終わっていませんか?今回はアサイー、キヌア、チアシードといった最近流行ったスーパーフードを、その栄養価に注目して一挙おさらいしたいと思います!
●アサイー
アサイーはブラジルのアマゾン原産のヤシ科の希少な果実。一粒直径1cmほどの小さな実ですが、その95%は種であり、実際に食べられるのはたった5%に満たないくらいと言われています。
小さな可食部に多くの栄養素を蓄えていることから「奇跡のフルーツ」と呼ばれることも。
アサイーは良質なタンパク質をもつほか、豊富なミネラルやビタミンを含んでいます。
またカルシウムは牛乳の3倍、鉄分はプルーンの10倍、食物繊維はごぼうの3倍、ポリフェノールはなんとブルーベリーの18倍も含まれているのです!
ポリフェノールは抗酸化作用を持っているので美肌やアンチエイジングに期待できそう。
美肌になりたい人は特に注目してほしいスーパーフードです。
●キヌア
キヌアは南米アンデス産で、直径2mm程度の粒状の食材。よく穀物として扱われていますが、生物学上はイネ科ではなくビートやほうれん草の仲間であるヒユ科の植物なのです。
そのため、ソバなどと同じく擬穀物、雑穀の一種と言えるでしょう。
またほのかに甘みがありますが、香りは少々クセがあり。
キヌアは白米と比較すると、より高い栄養価を得ることができる食材で、具体的には2倍のタンパク質、5倍の脂質、6倍のカリウム、7倍のマグネシウムとリン、8倍の食物繊維と鉄分、10倍のカルシウムが含まれています。
豊富な食物繊維による便秘予防のほか、血糖値の急上昇を防ぐはたらきなども持つキヌアは、アレンジしやすい食材なので味に飽きることなく気軽に摂ることができ、ダイエット食材としても注目されているんですよ。
●チアシード
チアシードは、小さな種のようなもので、プチプチとした食感が特徴的。色は白と黒がありますが、白いものの方が栄養価が高く、ホワイトチアシードと呼ばれています。
チアシードに含まれる栄養にはカルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄分などのミネラル、タンパク質、食物繊維や脂質、必須アミノ酸などがあります。
1日の摂取量の目安は大さじ一杯程度と少なめですが、それだけで1日に必要な栄養素のうち半分を摂取できてしまうと言われています。
●過剰摂取は厳禁
ここで注意したいのが過剰摂取です。例えばキヌアは茹でることで体積が約5倍程度まで膨らむために摂食量を減らすことができるというだけで、同じ100gならば白米よりも若干カロリーが高いので、食べ過ぎてはいけません。
アサイーやチアシードも同様に、過剰な摂取は逆効果になってしまうので、摂りすぎには注意しましょう。
いかがでしたか?
あなたの家にもブームの時に買った「スーパーフード」たちが余っていませんか?
それぞれの栄養素を見ると「スーパーフード」と呼ばれている理由が理解できます。
これを機にもう一度ハマってみるのもいいかもしれませんよ。
豊富な栄養価と大きな可能性をもつスーパーフードの性質を理解して、食生活にうまく取り入れることで健康的な身体づくりに取り組んでみましょう。(modelpress編集部)
1枚目画像:https://www.flickr.com/photos/archier/19442412824/
2枚目:https://www.flickr.com/photos/mdscomunicacao/9466056802/
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4枚目画像:https://www.flickr.com/photos/martakat/14468820676/
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