姿勢ブスなだけじゃない!猫背が引き起こす悪影響
2017.01.17 08:00
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電車内で立っている人や、会社でデスクワークをしている人をよく見てみると、背中が丸くなっている人をよく見かけますよね。人は意識せず楽な姿勢を取ってしまい、ついつい猫背になりがちです。しかしこの猫背、実は非常に危険なのです。今回は「猫背が引き起こす悪影響」についてご紹介します。
●新陳代謝が低下
運動をしてるのに前と比べて痩せにくい体質になったと感じる方がいるかと思います。それは、ひょっとしたら猫背が原因かもしれません。
猫背というのは首から背中にかけての筋肉が伸びて筋肉が硬くなってしまう状態のことで、背中側の筋肉が硬直すると、当然それに引っ張られて前側の胸のあたりの筋肉も硬直してしまうのです。
胸周りの筋肉が硬直すると呼吸が浅くなり、体に取り込まれる酸素の量が減少。
結果として新陳代謝が悪くなってしまいます。
新陳代謝が悪くなると、汗をかきにくくなって体温調節が出来にくくなったり、体温が上がらない為に冷え性になったりします。
またエネルギーの消費量が落ちるので痩せにくい体質になるのです。
●肌荒れの原因になる
猫背の状態が続くと脊柱に負担がかかり、同時に自律神経に負担がかかります。自律神経が乱れると、肌から老廃物がうまく排出されなくなってしまい、肌荒れの原因に。
また、自律神経が乱れている状態が長く続くとホルモンバランスにも影響を及ぼし、軽い肌荒れだったものが、さらに悪化していくことも考えられます。
●胃腸がうまく機能しなくなる
猫背は曲がっている背中側に意識がいってしまうものですが、同時にお腹側にも負担がかかっています。背中が曲がることで、内臓が圧迫され、胃の血行が悪くなってしまい消化機能にも影響を及ぼす可能性があります。
また、腸の機能も上手く働くなってしまい、気がついたら便秘になっている、なんてこともあります。
いかがでしたか?
意外にも多くの悪影響があることを知っていただけたのではないでしょうか。
“たかが姿勢”と考えがちですが、代謝を下げるということは消化器や循環器系の病気に発展する可能性も高まります。
また、猫背によって負担がかかる首には太い血管があるので知らず知らずのうちに酷使されているかもしれません。
猫背は、一度習慣化されてしまうと治すのはなかなか大変です。
しかし、これらの悪影響のことを考えれば、今からでも意識しながら常に正しい姿勢でいようと思うことが大切なのではないのでしょうか。
あなたも、今日から姿勢を意識してみませんか?(modelpress編集部)
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