自分じゃ気が付かない?!女子の“オヤジ臭”
2017.01.16 15:00
あなたは自分の体臭が気になったことはありますか?特に疲れているときに、「体からおじさんみたいな臭いがする」いう女性が増えているようです。毎日ちゃんとお風呂に入っているのに体臭が気になる人は、“疲労臭”かもしれません。では、疲労臭とは一体何故起こってしまうのか、そしてどんな対策をすればいいのか是非チェックしてみてください。
疲労臭はアンモニアが原因
体に疲労が蓄積すると、内蔵の機能低下に繋がります。特に、肝臓は体に入った毒素を分解してくれる箇所です。
肝臓が上手く機能しなくなると、アンモニアを分解できなくなり、そのまま血液に流れ出してしまうのです。
それが汗や皮脂となって外側に分泌されたときに、体からアンモニア臭が発せられてしまいます。
同じように、腎臓の機能低下もアンモニア臭の原因となります。
これは、本来尿に含まれて排出されていくはずのアンモニアが体内に残ってしまうためです。
疲労臭が起こりやすいのは
では、疲労臭が起こりやすい人と起こりにくい人では何が違うのでしょうか。体力がない人
体力がない人は、体が疲れやすく同時に内蔵も疲れやすいと言えます。
疲れた内蔵は正常に機能しなくなるため、体力のない人は疲労臭が起こりやすいと言えます。
ストレスが溜まっている人
どんな人にもストレスはありますが、強いストレスが続いていて、発散できていない人は注意が必要です。
ストレスはあまりにひどい場合、自律神経の乱れに繋がります。
自律神経が乱れると内臓もうまく機能しなくなり、食欲不振や不眠症などを」引き起こして疲れが溜まりやすくなります。
それが疲労臭へと変化していってしまいます。
肥満予備軍の人
太っている人は、内臓の周りに脂肪がついていることが多く、これが内臓機能の低下を引き起こしてしまいます。
その結果、疲労臭として外に発散されてしまうのです。
便秘がちな人
便が排出されないと、腸内にアンモニアと便が一緒に溜まってしまいます。
それがしばらくすると血液に流れ出すため、アンモニア臭となって体外に出てきてしまうのです。
疲労臭の予防
疲労臭は、汗を拭ったり、制汗剤をつけたりするだけでは改善しません。体の中から改善することが大切です。
まずは規則正しい生活を心がけ、疲れを溜めない生活を送りましょう。
具体的には「睡眠不足の解消」「お風呂にゆっくり浸かる」「バランスの良い食事」が基本。
遠回りなようで、健康の一番の近道は規則正しい生活なんですね。
いかがでしたか?
体から臭いが出るということは疲れのサインかもしれません。
異変を感じたら少し早めに寝てみたり食事で栄養のあるものを摂取したりするなど、早めの対策をしてくださいね。(modelpress編集部)
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