おフェロメイク生みの親、イガリシノブのイチオシ最旬肌とは?「コンプレックスを長所に」(C)モデルプレス/※著書「ハレの日のイガリ的ヘアメイク」(世界文化社)、「イガリ印365日メイク図鑑」(講談社)、「イガリ化粧~大人のためのメイク手帖」(講談社)が好評発売中

おフェロメイク生みの親、イガリシノブのイチオシ“最旬肌”とは?「コンプレックスを長所に」<インタビュー>

2016.10.28 20:30

“おフェロメイク”をはじめ、女子がなりたい顔を次々に叶え、トレンドを生み出し続けるメイクアップアーティスト・イガリシノブさん。雑誌やメディアにも引っ張りだこで、メイクテクが詰まった著書(※)も毎回話題を呼んでいます。そんなイガリメイクの基本となっているのは、透明感あるツヤ肌。潤いたっぷりの美肌を手に入れるにはどうしたらいいのか、スキンケア、メイクのコツについてお話を伺いました。

イガリシノブ的スキンケア 見違える肌になる秘訣とは?

― 素肌を活かしつつ女子たちの魅力を存分に引き出してくれるイガリメイク。イガリさんご自身は、日々どのようなスキンケアをしているのですか?

イガリ:まず化粧水のステップはたっぷり時間をかけています。コットンがひたひたになるくらいに化粧水を含ませて顔の隅々までのせ、水分をたっぷり染み込ませます。乳液は手で温めてから肌の表面をひっぱらずに、しっかり押し込んでいく感じ。手の平の上の方で肌に触れ、手の平の中心で、温かさを守りながら包み込んで押し込んでいくイメージです。

イガリシノブ(C)モデルプレス
この「温もり」って実はメイクでもスキンケアでも大切。温もりは、ココロもほっこりとさせてくれる。女子って感情からハッピーになって、中からキレイが滲み出てくるんです。だからこの「温もり」ってとても大事。ツヤ肌をつくりたいからといって、乳液や美容液はただたくさんつけるのではなく、調度いい量を、ゆっくりと温もりで押し込んで、自分の中の油分を呼び起こすような付け方をしたいですね。自分の油分が中からむくむくっと湧き上がって、乳液と上手くマッチできたら良いなという付け方。化粧水でたっぷり水分を与えて肌をふっくらさせるように、乳液と美容液は、肌と仲良くさせていく感覚です。

― なるほど。とにかく保湿しようと乳液をたっぷりつけてしまいがちですが、それだとボテッとした印象になってしまいますよね。

イガリシノブ(C)モデルプレス
イガリ:そうですね。乳液は適度な量で十分。メイクをして1時間くらい経つと自分の油分が湧き上がってきますが、それと上手く馴染むくらいがベスト。あまりつけすぎるとメイク崩れにもつながってしまいます。乳液はもちろんですが、見逃しがちなアイクリームもすごく重要だと思っています。目の周りって疲れやすくてすぐに皮膚に出る。なのに目の周りの皮膚はすごく弱いんです。だからこそしっかりケアしてあげることで、目元のぷっくり感がすごく変わって、お顔の印象が違って見えますよ。

― やはり乳液や美容液、アイクリームとそれぞれ使い分けてケアしてあげることが大切なんですね。

イガリ:その通りです。メイクもスキンケアもパズルのようなもの。化粧水や乳液をただ重ねてつけていく…という積み木ではなくて、その日の肌の状態や、顔の立体に合わせて必要なものを差し込んでいくパズル。ボディクリームやハンドクリームを顔につけないように、その部分にあったケアアイテムってやっぱりあるんですよね。目の周りは皮膚が薄いし、鼻や口元などのよく動かす部分はシワができやすい。だから、それに合わせたアイテムを素直に使ってあげたほうがお肌のためです。そういったケアは20代から始めておくと、30代になったときに全然違います!

メイク映えする素肌を作るには?「最終的に勝つ」のはスキンケア

「SK-II『R.N.A.パワー シリーズ』は、やさしいバリアで肌もココロも守ってくれる感じ」/イガリシノブ(C)モデルプレス
― ではどんなアイテムを選ぶのがおすすめですか?

イガリ:私が大切にしている“ふっくら感”や“温もり”が感じられるもの、そしてベースメイクが活かせるケアアイテムを使いたい。それを叶えてくれるSK-IIのアイテムはとても優秀だなと思います。特に「R.N.A.パワー シリーズ」は、使ってすぐ手応えを感じました。美容乳液、美容液、アイクリーム、どれもこっくりしたテクスチャーで、まるでやさしいバリアで肌を包んで守ってくれる感じがいいですよね。また、その包まれているという安心感が、ほっこりした温かい感情にしてくれる。内側からむくむくっと厚みがあるようなハリが出てきて、肌を整えてくれるような温もり感がある。だけどベタつかないからメイクとも相性がいいんです。

― 確かに、土台となるスキンケアとメイクとの相性は重要ですよね。

イガリ:本当にそう思います。例えば濃厚な乳液は、ベタっとしてファンデーションをつけた時にムラになってしまったり、白い粉が出てしまったりと相性が悪いものもあるんですが、SK-IIの「R.N.A.パワー ラディカル ニュー エイジ」(美容乳液)は自分の中にある油分を呼び戻してくれてるようなモッチリ感で、肌がふっくらして、ハリが出る感じ。しっかり潤っているのにファンデーションとの分離は生まれないし、メイクが映えるなと感じています。

イガリシノブ(C)モデルプレス
― メイクをより魅力的に見せるためには、スキンケア選びも大切なんですね。

イガリ:メイクというのは肌にプラスして乗せるものであって、スキンケアとメイクのトータルで言えば、やっぱりどんなケアをしたかが最終的には勝つと思っています。メイクに大切な“引き算”も、つまりは素肌感が大切ということ。そして、メイクもスキンケアも含めて、何よりココロの中の「感情」が大事だと思うんですよね。SK-IIは付けた直後の潤い感がずーっと長く続くので、メイクをしていても安心感があるんです。普通はファンデを塗るとスキンケアをしたことを忘れてしまう感じなんですが。つけた後だけでなく、メイクの後もずっとその潤い感が続くから肌を「SK-IIの潤いが守ってくれてる~!」っていう安心感が自信につながって、それが肌にも表れてメイクがキレイに見えるんです。

― 信頼を置けるスキンケアが肌をより美しくしてくれるということですね。

イガリ:そうですね。SK-IIは若いときから憧れのブランドでしたし、大人になったら使いたいなって思っていたんです。30代になって使ったときに、乳液でもクリームでも、塗ったときの中から湧きあがってくるようなハリ感や、触ったときのふっくら感を私自身、すごく実感したんですよね。「ああ、やっぱりSK-IIっていいんだな」というのを。だからSK-IIで私が感じた安心感だったり、感情がアガるという体験は、みなさんにも若いときからちょっと頑張って手を伸ばして経験してほしいなと思います。

旬のベースメイクとは?

イガリシノブ(C)モデルプレス
― では、より素肌を活かしたベースメイクとはどのようなものでしょう?

イガリ:メイクっていろいろなものを加えていくのではなくて引き算が重要で、肌感や凹凸感が大切だと思うんです。素肌そのものがキレイなことや、かつ見た目にキレイな肌をベースでしっかり作れたのなら、後はもともとの顔の凹凸を活かしてあげるポイントごとのベースを引くことが大切だと思います。チークベースやリップベース、ハイライトなどもベースメイクとして考えてほしいです。ベースを整えられたら、後はまつ毛やアイライン、シャドウで色をポンとのせてあげて、チークで締める。そうすれば、例えば腫れぼったい顔が嫌だな、というようなコンプレックスも意外とスッキリ見えたり、素敵に見えたりするものなんですよ。

― コンプレックスも長所に変えてしまう!素敵なメイクですね。では、今イガリさんが注目する肌感とは?

イガリ:旬なのは“セミツヤ肌”。マットな肌も注目されてきていますが、やっぱりスッキリしながらもハイライト部分にツヤが残っているくらいの方が女の子っぽくて可愛いと思います。そして、セミツヤ肌のためには、スキンケアも肌にふっくら厚みをもたせることが大切。くしゃくしゃな画用紙は光をまっすぐはね返さないけれど、ピンとした画用紙は光を反射するように、ふっくらハリのある肌は、光を受けて輝いているように見えるんです。くしゃくしゃだと要らない影ができてしまって、その影を消すのにまた一苦労。ハリのあるピンとした肌をスキンケアで叶えてあげることが重要だと思います。

“イガリメイク”の原点 ハッピーな感情が素肌をキレイに導く

イガリシノブ(C)モデルプレス
― とても勉強になります!何より、「ハッピーな感情が肌を輝かせる」「コンプレックスを自信に変える」といったイガリさんのメイクやスキンケア法にはとても勇気をもらえました。

イガリ:コンプレックスと思っていることって、実は他の人から見たら羨ましい部分だったりすると思うんです。「唇が厚いのが嫌」とか、「髪の毛がクリクリでくせ毛に悩んでる」とか、傍から見たら「超かわいいじゃん!」みたいな(笑)。たとえばハーフ顔になりたいと思っても、いまからハーフになることもできないし、だったら生まれ持ったものをどれだけ輝かせて楽しめるかが鍵だと思うんです。

私も肌質に悩んできたし、コンプレックスもありましたけど、自分が弱いからこそ、その気持ちがわかるし、それを解消してあげたいというのが原点にあるんですよね。女の子って不安な感情がいろいろなことをダメにしてしまう気がして、「今日この服ダメかも」って思ったら、1日ダメな感じしません(笑)?メイクや肌も同じで、「今日はバッチリだ!」という自信を持つだけで不安が消えて、ますますキレイになれる。その感情ってすごく重要なので、べースとなるスキンケアはしっかりやっておいたほうが絶対にいいです。

イガリシノブ(C)モデルプレス
寝る前にしっかりスキンケアしてあげれば、次の日の朝って、肌もハリやツヤが出て気持ちも絶対調子がいいんですよね。ファンデやコンシーラーで隠して昼だけ自信が持てる顔より、朝起きた時から自信が持てる顔の方がのすべてハッピーになれると思いますよ。

― 素敵なお話、ありがとうございました!

パワフルでハッピーオーラに満ちあふれていたイガリさん。女の子の「なりたい!」を叶える“イガリメイク”の根底には、そんなキラキラとした感情と、自分のありのまま=素肌を大切にしてあげるというマインドが隠されていたのだと実感しました。「コンプレックスも長所になる」「若いうちに楽しんだ分だけ、肌を大事にした分だけキレイになれる」という言葉に、「イガリさん的スキンケアを今すぐ実践してキレイになろう!」と編集部一同、イガリマジックにかけられました。みなさんもスキンケアを見直して、自信にあふれる自分に出会ってみませんか?(modelpress編集部)[PR]提供元:SK-II

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