「テラスハウス」初の“奥さん”に直撃　フランキー、結婚の決め手＆番組の影響を語る　モデルプレスインタビュー

フランキーが結婚したお相手は、番組出演時から交際を公言していたアンドリュー・ケイン。放送時は、アンドリューもフランキーの恋人として出演しており、仕事が忙しくてなかなか2人の時間が取れないフランキーへの不満を口にしつつも、「僕は100年でも待つよ」と優しい言葉を投げかける姿などが、「素敵すぎる」と話題になっていた。

入籍日である“5月15日2015年”は「シンメトリーが好きなので数字的に 5．15．15 にしたかったんです。しかも大安だったので！」と嬉しそうなフランキー。結婚式は同19日（大安）、東京・明治神宮で挙げ、「5月19日は私の大好きな祖母の誕生日であり、今後も祖母の誕生日を祝い続けられるためにもこの日を選びました」と明かした。

明治神宮で結婚式を挙げた理由

― 明治神宮では和装姿で結婚式を挙げていましたが、その理由についてお聞かせください。

フランキー：Because Japanese weddings are classy and cool！ 実は私の祖父母が明治神宮で結婚式を挙げたんです。日本の文化をより深く知るチャンスだと思い明治神宮を迷いなく選びました。また主人のアンドリューも、14歳の時 初めて来日した際に、明治神宮をお参りしたそうで、思い出の場所だと言っています。和装姿については、ウェディングドレスよりも着物の方がしっくりきたからです。むしろウェディングドレスを着た自分の姿が全く想像つきません。なぜでしょうか、日本とアメリカのハーフだからこそ自分のルーツに触れたいのか、ただ日本が好きな外国人だからなのか、おそらく私はダブルで日本が好きなんだと思います。一番オーソドックスな白無垢・赤い着物・綿帽子スタイルでいきました」。

結婚を決意「色んな未来が可能に見えた」

― フランキーといえば仕事へのこだわり、情熱が人一倍、強いイメージがありましたが、なぜこのタイミングで結婚を決意したのですか？

フランキー：もともと幼い頃から結婚というものに憧れていませんでした。親の離婚を6才の時に経験し、結婚というものを子供ながら信じていませんでした。そんなある時、アンドリューに出会い、初めて2人で食事に行った時、私は彼に「勘違いしないで、私は彼氏なんて欲しくないし結婚もしたくない、ただ東京を案内したいだけ！』と言って、それに対して彼は「僕も、彼女なんてもううんざり！」と言い、あ、ひょっとしたらこの人となら気が合うと思いました。その後、彼のことを知れば知るほど、この人だったらいい父親になる、いい夫になる、いいおじいちゃんになるって思えてきて、ちょっとずつ結婚や老後へ対しての不安がなくなっていきました。In one sentence, I saw many possible futures with him. 一言でまとめると、彼となら色んな未来が可能に見えたのです。

「テラスハウス」が2人に与えた影響

― 「テラスハウス」に2人とも出演していましたが、それは2人の結婚に何かきっかけを与えていますか？

フランキー：テラスハウスは私たちにとって結婚への試練でした。だって、初めは反対されたんですもの。彼はてっきり私が独身のふりをして、注目を集めるためドラマを巻き起こして彼を見捨てるとでも思っていたらしく、もし本当にテラスハウスでそういうことをしていたのなら別れるつもりだったと最近教えてくれました。私はテラスハウスで共同生活をしながらも絵を描いて、画家としてもっと大きな夢を叶えたかったんです。しかし、彼氏がいることをオーディションで言ってしまったら100％受からないと思ってました。でも、オーディションで嘘をついたら、番組でも嘘をつき続けることになると思って、そのやり方では恋愛も仕事も一生成功できないなと思いました。だから、ダメもとでオーディションに挑み真実をプロデューサーやディレクターに告げたんです。そうしたら奇跡的に受かっちゃったんです。やがて、アンドリューの信頼を取り戻す決め手となったのは、私が初めて入居して他のメンバーに自己紹介した時です。「私は彼氏がいるから恋愛とか全く興味ないんです」って最初からダイレクトに言えたのが彼的に嬉しかったと。

子どもは「5年以内に欲しい」

― 子どもの予定はありますか？

フランキー：今まで赤ちゃんに興味はなかったんですが、最近、他人の子供が可愛くて可愛くてしょうがないんです。エレベーターや電車の中でも赤ちゃんがいればベイビーフェイスにロックオンしちゃうんです。今のところ子どもの予定はないですが、5年以内には欲しいです。

テラハ初めての“奥さん”

― 図らずもテラスハウス出演後に結婚をした第1号となりました。ファンにメッセージをお願いします。

フランキー：ファンの皆様、番組が終わっても、いつもTwitterやInstagramで応援してくださりありがとうございます。結婚について投稿した際は、たくさんの祝福のメッセージが寄せられ、とても嬉しかったです！手紙も書いてくださった方々もいらして、言葉にできないくらいハッピーな気持ちになりました。街中でも「おめでとうございます、お幸せに」と言ってくださり、番組を通して皆様と出会えて光栄です。

今後の活動

現在も画家として活躍中のフランキー。番組出演時と比べ、活動の幅が広がっていると話し、「ハナサカスという女性専用のシェアハウスの外壁と内壁に絵を描いたり、MINIの車に絵を描いたり。とても楽しく画家としてお仕事をさせていただいています。先日は湘南T-SITEでライブペイントした時に、今井洋介さんが取材しに来てくれて、それはそれは嬉しかったです」と笑顔を見せる。

7月10日～7月25日は東京・中目黒のMDPギャラリーにて個展も開催。フランキーは「ズバリ『結婚』がテーマになっておりますので、実際に明治神宮での挙式の映像なども反映したいと計画しております。7月10日の夜はオープニングパーティーを開催いたしますので、どなた様もお気軽に遊びにいらしてください！ちなみに入場料は無料です」と熱く語るとともに、ファンにアピールしていた。（modelpress編集部）

フランセス スィーヒ（フランキー） プロフィール

1988年生まれ東京出身。日本とアメリカのハーフ。2010年にニューヨークのSchool of Visual Arts （スクール・オブ・ビジュアル・アーツ）を卒業し、現在は東京を拠点としアート活動を行う。2014年4月から7月までテラスハウスに入居していた。