乃木坂46井上小百合が主演 12年の時を経て「フラガール」舞台化
2019.08.20 12:10
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2006年に日本アカデミー賞を総なめにした映画「フラガール」が、12年の時を超えて『フラガール - dance for smile -』として本格舞台化されることが決定。主演は、乃木坂46の井上小百合が務める。
映画監督の李相日氏は、昭和40年という時代を背景に、エネルギーの石油化の波に飲まれながらも、需要の下がる石炭を堀り続ける福島県いわき市の炭鉱町を描き、滅んでいく産業の中で働く人間が、力強く生きていく姿をみごとに表現し、常磐ハワイアンセンター設立までのエピソードを、フラガールに生まれ変わっていく少女達の笑顔と涙で描ききった。
フラガールたちをとりまく男優陣には、「熱海殺人事件」3年連続主演を務めた味方良介、ボーカルユニットSOLIDEMOのボーカリスト中山優貴ら。炭鉱を支え続ける事が女の生き方と信じ、娘紀美子と対立する母親、谷川千代役に数多くのテレビ、映画、舞台で幅広く活躍する有森也実、炭鉱を閉じ常磐ハワイアンセンターへの計画を進めるも、頼りない企画部長、吉本紀夫役にNHK朝の連続ドラマ小説「朝が来た」で炭鉱夫の主を演じた山崎銀之丞が務める。
そして、羽原大介氏と李相日氏の映画原作を新作舞台化するにあたり、総合演出にはフジテレビのトレンディドラマの産みの親・河毛俊作氏、そしてプロデュースと構成演出として、現代エンタテイメント演劇の巨匠・岡村俊一氏が名前を連ねる。
舞台「フラガール - dance for smile -」は、東京・日本青年館ホールにて2019年10月18日から10月27日、大阪・サンケイホールブリーゼにて11月2日から11月4日に上演される。
人員削減のため毎月リストラが発表され、何千人もの労働者のクビがきられていく。そんな状況の中で、町おこしの新事業として常磐ハワイアンセンター建設の話が持ち上がる。常磐の地の温泉を利用して、ハワイの雰囲気を持ったリゾート施設を作ろうというのだ。
そしてハワイアンダンスのショーで盛り上げたいという計画だ。もちろん労働者たちは反対の声をあげた。「なにがハワイだ!」
この町に生まれ育った早苗は、毎日泥まみれの生活から抜け出すチャンスではないかと考えて友達の紀美子(井上小百合)を誘ってダンサー募集に応募することを決意する。しかし、集まった女の子達は「裸躍りさせるつもりか?」と、ほとんどの者が消えてゆき、残ったのは、紀美子と早苗、そして父親に無理に連れてこられた太った娘の小百合(富田望生)と子連れの事務員(伊藤修子)の4人だけ、本当にフラダンスのチームなど作れるのか不安になる。
炭鉱の組合員の反対運動が激しくなる中で、紀美子は炭鉱で働く母親千代(有森也実)に反対されながらも、家を出てフラガールになることを決意する。
「復興は少女たちの笑顔が作る!」そんなフラガールたちの奮闘を描いた物語である。
(modelpress編集部)
井上小百合、矢島舞美、富田望生らが出演
今回、12年の時を超え舞台化にあたり、フレッシュなキャストが集結。井上はフラガールのリーダー谷川紀美子役を演じる。そのほか、かつて都会のダンサーだったにもかかわらず炭鉱の娘達にフラダンスを指導することになる平山まどか先生役に元℃-uteのリーダー・矢島舞美、父親に勧められフラガールに参加する引きこもりの娘で、映画版では南海キャンディーズの山崎静代が演じた、熊野小百合役に富田望生、また、フラガールのメンバーには、「トクサツガガガ」みやびさんで話題の吉田美佳子、「おっさんずラブ」のまいまい役で個性派女優として注目の伊藤修子などが顔を揃える。フラガールたちをとりまく男優陣には、「熱海殺人事件」3年連続主演を務めた味方良介、ボーカルユニットSOLIDEMOのボーカリスト中山優貴ら。炭鉱を支え続ける事が女の生き方と信じ、娘紀美子と対立する母親、谷川千代役に数多くのテレビ、映画、舞台で幅広く活躍する有森也実、炭鉱を閉じ常磐ハワイアンセンターへの計画を進めるも、頼りない企画部長、吉本紀夫役にNHK朝の連続ドラマ小説「朝が来た」で炭鉱夫の主を演じた山崎銀之丞が務める。
そして、羽原大介氏と李相日氏の映画原作を新作舞台化するにあたり、総合演出にはフジテレビのトレンディドラマの産みの親・河毛俊作氏、そしてプロデュースと構成演出として、現代エンタテイメント演劇の巨匠・岡村俊一氏が名前を連ねる。
舞台「フラガール - dance for smile -」は、東京・日本青年館ホールにて2019年10月18日から10月27日、大阪・サンケイホールブリーゼにて11月2日から11月4日に上演される。
ストーリー
昭和40年、福島県いわき市、かつて炭鉱の町として栄えた石炭の町も、石油という新しい燃料の台頭によって斜陽産業と化していた。
人員削減のため毎月リストラが発表され、何千人もの労働者のクビがきられていく。そんな状況の中で、町おこしの新事業として常磐ハワイアンセンター建設の話が持ち上がる。常磐の地の温泉を利用して、ハワイの雰囲気を持ったリゾート施設を作ろうというのだ。
そしてハワイアンダンスのショーで盛り上げたいという計画だ。もちろん労働者たちは反対の声をあげた。「なにがハワイだ!」
この町に生まれ育った早苗は、毎日泥まみれの生活から抜け出すチャンスではないかと考えて友達の紀美子(井上小百合)を誘ってダンサー募集に応募することを決意する。しかし、集まった女の子達は「裸躍りさせるつもりか?」と、ほとんどの者が消えてゆき、残ったのは、紀美子と早苗、そして父親に無理に連れてこられた太った娘の小百合(富田望生)と子連れの事務員(伊藤修子)の4人だけ、本当にフラダンスのチームなど作れるのか不安になる。
そんな田舎町にハワイアンセンターの企画部長吉本(山崎銀之丞)は元SKDのダンサー平山まどか(矢島舞美)を連れてくる。紀美子たちは、サングラスをかけ田舎者を下に見るまどかに、最初は不信感を持つが、その卓越したダンスの技術とその魅力に、やがて引き込まれていく。
炭鉱の組合員の反対運動が激しくなる中で、紀美子は炭鉱で働く母親千代(有森也実)に反対されながらも、家を出てフラガールになることを決意する。
「復興は少女たちの笑顔が作る!」そんなフラガールたちの奮闘を描いた物語である。
(modelpress編集部)
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